TradingViewの使い方

TradingView(トレーディングビュー)で米国CPIを表示する方法やROC(レート・オブ・チェンジ)の追加

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米国のインフレ率の動向に注目


米国CPIは2021年5月頃に年率5%に乗せ、そこから2022年7月(6月分)では最大9.1%まで上昇、1982年以来40年ぶりのインフレ率となりました。
ですがその後、FRBの急速な利上げにより、2024年5月現在、インフレ率は3.4%まで落ち着いています。

前回のFRBのバランスシート表示もそうですが、TradingView(トレーディングビュー)では米国経済指標など各種統計データも表示することが可能です。
これは米労働省労働統計局(BLS)が提供しているデータです。

今回は米国CPI算出に用いられる生データを見てみましょう。
要はこの数値の前月比、前年比がCPIとして公表されているわけです。


米国CPIをTradingViewで表示


TradingViewでテクニカル指標を追加する方法は「TradingViewにインジケーターを表示する方法や削除方法」をご参照ください。

米国CPIの生データは以下のように検索欄に「CPI」と入れ、カテゴリーを経済指標とすると出てくるConsumer Price Index For All Urban Consumersというものです。

★image1_Consumer Price Index For All Urban Consumers

月次更新ですからチャートは月足チャートとなりますが、こうしたデータはラインチャートが見やすいと思います。

★image2_月足チャート(米国CPIをTradingViewで表示)

メインチャートがCPIの生データですが、コロナショックでわずかに沈んだ後は急角度で上昇していることがわかります。


ROC(レート・オブ・チェンジ)の追加


このチャートではサブチャートにインフレ率も表示してありますが、前月比、前年比を計算させるのに便利なテクニカル指標がMOM(モメンタム)とROC(レート・オフ・チェンジ)です。

モメンタムは増減を示すテクニカル指標ですから、月足でパラメータを1とすれば前月比(増減)となりますし、ROCは変化率を示すテクニカル指標ですから、月足でパラメータを12とすれば前年比(率)となります。

ここではROCを追加し以下のようなパラメータとしています。

★image3_ROC(レート・オブ・チェンジ)の追加

公式に発表されるCPIには調整も加わっているため0.1%程度の誤差が生じることもありますが、ほぼ正確な数字となっていて、直近では3.36%と公式に発表された3.4%と整合していることがわかります。


本記事の監修者・山中康司氏


  • 1982年慶応義塾大学卒業後、アメリカ銀行に入行。トレーディング業務に従事し、1989年バイスプレジデント。
  • 1997年日興証券に移り、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。
  • 2002年金融コンサルティング会社アセンダントを設立、取締役に就任。
  • 2019年よりTradingView日本マーケットの責任者。

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