TradingViewの使い方

TradingView(トレーディングビュー)でグリッドを自由配置する方法

TradingViewのプラン=PRO以上対応

対象読者=初級以上


グリッドとは


TradingViewのPRO以上のプランでは1画面に複数のチャートを表示することが可能ですが、水平分割、垂直分割をしてチャートを表示する際のチャートとチャートの境目をグリッドと呼びます。水平分割であれば水平線による境目、垂直分割であれば垂直線による境目ということになります。

またPRO+以上ではチャートの分割を4つまで行うことが出来ますので、「田」の字のように水平と垂直の分割がミックスしたグリッド表示も可能です。今回はこのグリッドが固定ではなく可変であることからどのような使い方が出来るのかを考えてみましょう。


配置例


ドル円のトレードを行う方が、他のプロダクトとしてユーロドル、米国10年債利回り、米国S&P500も参考に見たいという例を考えました。10年債利回り以外はOANDAのレートを表示し、10年債利回りはTradingViewが提供しているレートを表示します。

FXを上段、10年債利回りと株価指数CFDを下段に表示し、上段の縦幅を広め、かつドル円の横表示幅をユーロドルよりも広めに表示するといった例でご覧ください。

グリッドの自由配置の例

グリッドが話の中心ですからテクニカル指標等は重ねていませんが、上述した配置(上段左ドル円、右ユーロドル、下段左10年債利回り、右S&P500)になっていることが確認できると思います。


グリッド操作は簡単


やり方は簡単で4分割チャートでしたら最初に「田」の字レイアウトで均一幅となっているチャートの境目をドラッグ&ドロップすることで自由な幅に設定することが可能になります。

もとの均一幅に戻したい時には、グリッド上でダブルクリックすればデフォルトの幅に戻ります。ちょっと幅を変えるだけで雰囲気もかなり変わりますし、自分が見やすいレイアウトにすることが出来るのではないかと思います。


本記事の監修者・山中康司氏


  • 1982年慶応義塾大学卒業後、アメリカ銀行に入行。トレーディング業務に従事し、1989年バイスプレジデント。
  • 1997年日興証券に移り、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。
  • 2002年金融コンサルティング会社アセンダントを設立、取締役に就任。
  • 2019年よりTradingView日本マーケットの責任者。

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