Pivot HLとは?期間HLとは?使い方やTradingView(トレーディングビュー)での表示方法
- TradingViewのプラン=全プラン対応
- 対象読者=初級以上
Pivot HLとは?
Pivot HLとは節目の高値・安値のレートを表示する手法で株価チャートではよく使われる表示方法です。
画面上であればカーソルを合わせれば高値・安値はわかりますが、紙に印刷されているチャートではそうはいかないため節目の高値・安値をレートとして表示するようになったと考えられます。
TradingView(トレーディングビュー)では標準でこの機能がテクニカル指標として実装されています。
Pivots HLという名称でピボット(スイング)ポイントのレートを表示させるというものです。
テクニカルの検索ボックスに”Pivots HL”と入力して日経平均日足(Japan 225)に表示させてみましょう。
節目の高値・安値にレートが表示されていることがわかります。
直近の安値にレートが表示されていない理由は、観察期間(上記チャートでは10本)をまだ経過していないためです。
設定画面を開いて10から5に変えてみましょう。
高値と安値それぞれが左右の本数を個別に設定できますが、通常は4か所とも同じ数字を入れてください。
小さい数字では表示頻度が増え、大きい数字では表示頻度が減ります。
数字を小さくして表示頻度が増えたことで直近安値にもレート表示がされています。
このような感じで好みの表示頻度に合わせて5, 10 , 20といった本数で表示してあげるとよいでしょう。
期間HLとは?
期間HLとは単純に画面に表示されている高値と安値を知るためのツールです。
チャート右に表示されているレートを右クリックし、「ラベル」 →「高値、安値価格ラベル」にチェックを入れると以下のようになります。
Pivots HLのように節目のレートは不要だけれど、単にチャートに表示されている高値と安値を知りたいという際には便利な機能です。
本記事の監修者・山中康司氏
- 1982年慶応義塾大学卒業後、アメリカ銀行に入行。トレーディング業務に従事し、1989年バイスプレジデント。
- 1997年日興証券に移り、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。
- 2002年金融コンサルティング会社アセンダントを設立、取締役に就任。
- 2019年よりTradingView日本マーケットの責任者。
Tradingviewを学びたい方へオススメコンテンツ
OANDAでは、Tradingviewの様々な使い方に関するコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもTradingviewを使いこなせるようになるでしょう。またTradingviewからOANDAの口座にログインすることで、Tradingviewを使い取引が行えます。他社にはないサービスなので、ぜひ口座開設をご検討ください。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。