TradingViewの使い方

TradingView(トレーディングビュー)で使えるおすすめ人気インジケーター

image1_おすすめ人気インジケーター

OANDA JapanのNYサーバのアカウントではTradingView(トレーディングビュー)から注文ができるようになりました。このTradingViewのチャートではデフォルトで100種類以上のインジケーターが標準装備されています。

これだけ多くのインジケーターがあると、初心者の方はどのインジケーターを使えばよいのかわからなくなってしまうかもしれません。今回はTradingViewのチャートの豊富なインジケーターの中から、FXトレーダーに人気のインジケーターを4つご紹介します。


移動平均線


テクニカル指標の中でも一番歴史が古く、シンプルな移動平均線はFXトレーダーであれば一度は使用したことのあるインジケーターの一つだと思います。TradingViewのチャートでも単純移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)などのメジャーなものから、ハル移動平均線など様々な種類の移動平均線を表示することができます。

また、設定においても、単純な終値だけでなく平均値などのデータを用いた移動平均線が表示できるほか、移動平均線を左右にスライドさせるなどのアレンジを加えることができます。

【期間20で引いた各種移動平均線】

image2_移動平均線

MACD


MACDは短期と長期の指数平滑移動平均線の差を元に算出されるインジケーターです。MACDの数値が0より大きいときは短期の移動平均線が長期の移動平均線の上にいる状態であるため、上昇基調が強まっていることを示し、0の下にいる場合はその逆で下落基調が強まってきていることを示しています。

TradingViewのMACDではデフォルトのMT4では表示することのできないヒストグラム(MACDとシグナルの差を棒グラフで表示)を表示することができます。このヒストグラムの推移と価格の動きのダイバージェンスに注目するFXトレーダーも多く、相場の反転のタイミングを探る場面で重宝します。

【MACDを表示した例】

image3_MACD

DMI


DMIはトレンドの強さを示すADXと上昇トレンドの強さを示す+DIと下降トレンドの強さを示す-DIの3本のラインを使用してトレンドの強弱を探るインジケーターです。ADXが25〜30を上抜けてくるとトレンドが強まってきたと考えられ、トレンド方向へのエントリーを検討したり、ADXがピークアウトするような動きとなった場合はトレンド方向のポジションを手仕舞うなどの使い方をすることができます。

TradingViewのADXは波の荒いADXを任意の数値で平滑化することができ、均したトレンドの強弱を表示することも可能です。

【DMIを表示した例】

image4_DMI

ストキャスティクス


ストキャスティクスは相場の過熱感を探るオシレーター系のインジケーターの代表格です。過去の一定期間の価格のうち、現在どの水準にいるかをチャートの下に示します。その数値(%K)を移動平均化したもの(%D)と比較し、反転のタイミングを掴んでいくインジケーターです。

一般的には80を上回ったところから反落してくる動きとなる(%Dを%Kが下抜ける)と売りサイン、20から反発してくる動きとなる場合(%Dを%Kが上抜ける)には相場の反転のタイミングと捉え、買いサインとされています。市場全体のトレンドが薄く、レンジ推移が続くような相場で効果を発揮するインジケーターです。

【ストキャスティクスを表示した例】

image5_ストキャスティクス

TradingViewのインジケーターに関する便利機能


TradingViewでは、ユーザーがインジケーターをスムーズに使うための細かな便利機能が揃っています。ここでは、ぜひ押さえておきたい便利機能をいくつか紹介します。


インジケーターをテンプレートとして保存可能


TradingViewでは、チャートに適用した複数のインジケーターを、テンプレートとして保存することができます。また、インジケーターと同時に、シンボルや時間足も記憶可能です。すぐに自分好みのインジケーターのセットを呼び出せるので、スムーズにチャート分析を行うことができます。

★image6_インジケーターをテンプレートとして保存可能

チャート上部にある「インジケーターテンプレート」のアイコンを選択し、インジケーターテンプレートの保存を選択します。ポップアップが表示されるので、テンプレート名に名前を入力して保存すれば完了です。


インジケーターをレイアウト内の全てのチャートに一括表示


レイアウトの中でチャートを複数表示している場合、特定のチャートに適用しているインジケーターを、他のチャートにもまとめて適用することができます。チャート毎にインジケーターを適用する手間がなくなるため、マルチチャートでの分析を手軽に実施可能です。

★image7_インジケーターをワークスペースの全てのチャートに一括表示

操作は、コピーしたいチャート上で右クリックを行い、「これらのインジケーターをレイアウト全体に適用」を選択するだけです。以前表示していたインジケーターは削除されるため、その点には注意してください。


まとめ


今回はFXトレーダーに人気のインジケーターの中から代表的な4つのインジケーターをご紹介しました。インジケーターの種類が多すぎてどれを使えばいいかわからないという初心者の方はまず、基本的なこれらのインジケーターを試してみてはいかがでしょうか?これらのインジケーターの内容を理解し、分析を行った上で自分に合わないと感じたら、その他のインジケーターを試してみると良いと思います。

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