TradingView(トレーディングビュー)で一目均衡表を設定する方法
TradingView(トレーディングビュー)で一目均衡表を設定する方法を紹介します。
一目均衡表は、波動、時間、値幅の観測を重視したテクニカル指標で、「転換線」「基準線」「遅行線」「先行スパン1」「先行スパン2」という5本のラインで構成されています。
それら5本のラインとローソク足の位置関係から、相場の方向性を読み取れるのが特徴です。
一目均衡表にはどのような設定があるのかを、ここで確認しておきましょう。
一目均衡表をチャートに追加する方法
TradingViewでチャート上に一目均衡表を追加する方法は次の通りです。
TradingViewを立ち上げ、チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック、もしくはチャートのローソク足の上で右クリック→「~でインジケーター/ストラテジーを追加」をクリックします。
インジケーターウィンドウが開くので、「テクニカル」→「インジケーター」から「Ichimoku Cloud(一目均衡表)」をクリックします。
これで、チャートに一目均衡表が表示されます。
また、インジケーターウィンドウ上部にある検索ボックスで表示させたいインジケーターを検索する方法もあります。
例えば、検索ボックスに「一目均衡表」と入力して検索すれば、Ichimoku Cloud(一目均衡表)が簡単に見つかり、素早く表示できます。
一目均衡表の設定画面の使用方法
インジケーターの設定画面は、「表示中のインジケーターをダブルクリック」「チャート左上のインジケーター名をダブルクリック」「インジケーター名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで表示できます。
他にもやり方はいくつかありますが、簡単なのはこの3つです。
一目均衡表の設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えることができます。
全ての設定が完了したら、「OK」をクリックしましょう。
なお、「OK」の左側にある「デフォ…」をクリックすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。
「パラメーター」の設定内容
「パラメーター」では、一目均衡表の各線を算出する期間を設定します。
①Conversion Line Length
転換線を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「9」です。
②Base Line Length
基準線を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「26」です。
③Leading Span B Length
先行スパン2を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「52」です。
④遅行線
遅行線を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「26」です。
「スタイル」の設定内容
「スタイル」では、一目均衡表の各線の色や太さ、種類などを設定します。
①転換線
転換線の表示/非表示を設定します。
また、転換線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
②基準線
基準線の表示/非表示を設定します。
また、基準線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
③遅行線
遅行スパンの表示/非表示を設定します。
また、遅行スパンの色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
④先行スパン1
先行スパン1の表示/非表示を設定します。
また、先行スパン1の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
⑤Leading Span B
先行スパン2の表示/非表示を設定します。
また、先行スパン2の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
⑥Kumo Cloud Upper Line
雲(先行スパン1と先行スパン2に挟まれた領域)の上限ラインの表示/非表示を設定します。
また、雲の上限ラインの色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
⑦Kumo Cloud Lower Line
雲の下限ラインの表示/非表示を設定します。
また、雲の下限ラインの色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
⑧プロットの背景
雲(先行スパン1と先行スパン2に挟まれた領域)の表示/非表示を設定します。
また、雲の色や不透明度を変更できます。
⑨精度
一目均衡表の値を小数点第何位まで表示するかを設定できます。
- ・デフォルト
- ・0
- ・1
- ・2
- ・3
- ・4
- ・5
- ・6
- ・7
- ・8
⑩価格スケールのラベル
価格スケールのラベルの表示/非表示を設定します。
⑪ステータスラインの値
ステータスラインの値の表示/非表示を設定します。
「可視性」の設定内容
「可視性」では、一目均衡表の表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみ一目均衡表が表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。
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