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RSI、ストキャスティクス、CCI、サイコロジカルラインの状態を表示する「OANDA_Multi_Osci_meter」のご紹介


RSI、ストキャスティクス、CCI、サイコロジカルラインの状態を表示


MT5、MT4用のインジケーター「OANDA_Multi_Osci_meter」はRSI、ストキャスティクス、CCI、サイコロジカルラインといったオシレーター系のインジケーターの状態をサブチャートで素早くチェックすることができるツールです。

マルチタイムフレーム仕様なので、表示している時間足のデータのみならず、上位足のものを表示することもできるので、大きな流れを把握しながらの分析が可能になります。

また、次の例のように複数の「OANDA_Multi_Osci_meter」を重ねて表示すると、複数の時間足における状態を一度に確認することができます。

【「OANDA_Multi_Osci_meter」を5分足チャートに4つ表示した例】

上から5分足、15分足、1時間足、4時間足の移動平均線のデータを表示


RSIを選択した場合


RSIを選択した場合は、RSIの位置、前の足からのRSIの数値の変化の状況を色で表示します。

色別のRSIの状態は次の通りです。

RSIの状態

バーの色 状態
0
デフォルトはオレンジ
RSIが70以上でRSIの数値が前の足より上昇
1
デフォルトは黄
RSIが70以上でRSIの数値が前の足より低下
2
デフォルトはグレー
RSIの数値が30より大きく70未満
3
デフォルトは水色
RSIが30以下でRSIの数値が前の足より上昇
4
デフォルトは青
RSIが30以下でRSIの数値が前の足より低下
 

【RSIを選択した場合の表示例】

 

ストキャスティクスを選択した場合


ストキャスティクスを選択した場合はストキャスティクスの%Kの数値、前の足からの%Kの数値の変化の状況を色で表示します。

色別のストキャスティクスの状態は次の通りです。

ストキャスティクスの状態

バーの色 状態
0
デフォルトはオレンジ
%Kの数値が80以上、%Kの数値が前の足よりも上昇
1
デフォルトは黄
%Kの数値が80以上、%Kの数値が前の足よりも低下
2
デフォルトはグレー
%Kの数値が20より大きく80未満の状態
3
デフォルトは水色
%Kの数値が20以下、%Kの数値が前の足よりも上昇
4
デフォルトは青
%Kの数値が20以下、%Kの数値が前の足よりも低下
 

【ストキャスティクスを選択した場合の表示例】

 

CCIを選択した場合


CCIを選択した場合はCCIの数値、前の足からの数値の変化の状況を色で表示します。

色別のCCIの状態は次の通りです。

CCIの状態

バーの色 状態
0
デフォルトはオレンジ
CCIの数値が100以上、CCIの数値が前の足よりも上昇
1
デフォルトは黄
CCIの数値が100以上、CCIの数値が前の足よりも低下
2
デフォルトはグレー
CCIの数値が-100より大きく100未満の状態
3
デフォルトは水色
CCIの数値が-100未満、CCIの数値が前の足よりも上昇
4
デフォルトは青
CCIの数値が-100未満、CCIの数値が前の足よりも低下
 

【CCIを選択した場合の表示例】

 

サイコロジカルラインを選択した場合


サイコロジカルラインを選択した場合はサイコロジカルラインの水準、サイコロジカルラインの数値の前の足からの変化を表示します。

色別のサイコロジカルラインの状態は次の通りです。

サイコロジカルラインの状態

バーの色 状態
0
デフォルトはオレンジ
サイコロジカルラインの数値が75以上、サイコロジカルラインの数値が前の足よりも上昇
1
デフォルトは黄
サイコロジカルラインの数値が75以上、サイコロジカルラインの数値が前の足よりも低下
2
デフォルトはグレー
サイコロジカルラインの数値が25より大きく75未満の状態
3
デフォルトは水色
サイコロジカルラインの数値が25以下、サイコロジカルラインの数値が前の足よりも上昇
4
デフォルトは青
サイコロジカルラインの数値が25以下、サイコロジカルラインの数値が前の足よりも低下
 

【サイコロジカルラインを選択した場合の表示例】

 

OANDA_Multi_Osci_meterのインストール方法


OANDA_Multi_Osci_meterはこちらからダウンロードすることができます。

インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。

MT5のデータフォルダの開き方

表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。

MT5のデータフォルダ

エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。


OANDA_Multi_Osci_meterの設定方法


インジケーターの設置

OANDA_Multi_Osci_meterを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Multi_Osci_meter」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。

表示される設定画面で設定を行います。

設定項目

最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。

【MT5の場合】

【MT4の場合】

その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。

主な設定項目は次の通りです。

変数名 内容
時間足 どの時間足のデータを表示するかを選択します。currentを選択すると、表示している時間足のデータを表示します。デフォルトはcurrentです。
インジケーターの種類 どのインジケーターの情報を表示するかを指定します。RSI、ストキャスティクス、CCI、サイコロジカルラインから選択します。
パラメーター1 インジケーターの1つ目のパラメーターを入力します。インジケーターの種類により入力する内容が異なります。
RSI、CCI、サイコロジカルラインのいずれの場合も対象となる期間を指定します。
ストキャスティクスの場合は%K算出のための期間を指定します。
パラメーター2 ストキャスティクスを選択した場合のみ使用します。
%Dを算出するための期間を指定します。


パラメーター2 ストキャスティクスを選択した場合のみ使用します。
スローイングの期間を指定します。

ラインの種類、棒グラフの色の設定はカラー(MT4の場合は色の設定)のタブで行います。

0~4の色、グラフの幅、スタイルを指定することができます。各番号が示す状態は上の表をご確認下さい。

 

>「OANDA_Multi_Osci_meter」のトレード手法についてはこちら

>OANDA証券が提供するオリジナルインジケーターや取引手法のやり方に関するコンテンツはこちら


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