外国為替取引が活発に行われているのはどの国?
英国が圧倒的首位
外国為替取引の国別シェアを見ると、英国が圧倒的なシェアとなっています。
英国は古くから世界の金融の中心であり、外国為替市場での取引量も圧倒的なボリュームを誇っています。
このため、英国のロンドンの市場が動き出す、日本時間の夕方から夜にかけては外国為替市場が活発に動く傾向があります。
基本的にはこの傾向が続くことが想定されますが、EU離脱により、将来的には、変化が生じる可能性があるかもしれません。
世界経済第一位の米国は第二位の規模となっています。不思議に思えるかもしれませんが、これは米国は 基軸通貨である米ドルを用いて世界中で決済ができるため、外国為替の必要がないというのも理由の一つかもしれません。
出所:国際決済銀行(BIS)
日本のシェアは低下
国別取引量の推移を見ると、英国が第一位、次いで英国と続いていますが、アジア圏で激しい第三位争いが続いています。
かつて、アジアで一番の経済大国であった日本の取引量は2010年まではアジアで一番でしたが、2011年の東日本大震災後に地震への警戒感が強まったほか、英語環境、法人税率、中国の台頭などを背景に、シンガポール等へアジアの拠点を移す企業が増え、アジアでのシェアは徐々に縮小傾向にあるようです。
出所:国際決済銀行(BIS)
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