MT5の使い方

MT5用「OANDA Symbol Info」の使い方を紹介

MT5のOANDA Symbol Infoの使い方

OANDA Symbol Infoでできること

OANDA Symbol Infoは、小さなウィンドウを表示させ、変化率を表示できるほか、移動平均線やMACD、パラボリック等のインジケーター(最大10種類)の各時間足における状態を一目でチェックすることができるインジケーターです。

短期から中長期までの大まかなトレンドを素早く把握することができる便利なインジケーターです。

【表示することができるインジケーター】

  • ・SMA(単純移動平均線)
  • ・EMA(指数平滑移動平均線)
  • ・RSI
  • ・MACD
  • ・Awesome Oscillator(オーサムオシレーター)
  • ・Parabolic SAR(パラボリックSAR)
  • ・CCI(Commodity Channel Index)
  • ・DeMarker(デマーカー)
  • ・Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)
  • ・Price Change(価格の変化)

【MT5用のOANDA Symbol Infoを表示した例】

MT5用のOANDA Symbol Infoを表示した例の画像

MT4版はこちら


MT5のOANDA Symbol Infoの設定

OANDA Symbol Infoを表示したいチャートを用意し、MT5の「ナビゲータ」の「インディケータ」内にある「OANDA Symbol Info」をダブルクリックまたは、チャート上にドラッグ&ドロップします。

最初に表示されるインジケーターの設定画面の「仕様」タブで「DLLの使用を許可する」にチェックが入っていることを確認し、「インプット」タブに切替ます。


【MT5用のOANDA Symbol Infoの設定画面】

MT5用のOANDA Symbol Infoの設定画面の画像

その他の設定は「インプット」タブで行います。


【設定画面の「インプット」タブ】

MT5のSymbol infoの設定画面のインプットタブの画像

設定項目は次の通りです。

①通貨ペアの選択

「Symbol」

通貨ペアを選択します。表示するチャートの通貨ペア以外の通貨ペアを表示することも可能です。また、一つのチャートに複数のOANDA Symbol infoを表示させることもできます。

「Use pip size」

FX取引の場合はこの項目はそのままにします。

②変化率の表示の設定

「Timeframe for % change」

OANDA Symbol infoの上段で示される価格の変化率の基準となる時間軸を選びます。当日の変化率を表示させる場合はD1を選択します。

「Number of bars for % change」

変化率を計算する際の基準となる足の本数を選択します。1日の変化率を表示させる場合はTimeframeでD1を選択後、1と入力します。

「Timeframe for high/low」

期間中の価格の水準を示す右側のバーの期間を選択します。上記の変化率と同じ場合はsame as % changeを選択します。

「Number of bars for high/low」

期間中の価格の水準を示すバーの足の本数を入力します。

③デザイン

「Background colour」

Symbol infoの背景の色を選択します。

「Rise colour」

強気の場合の色を選択します。

「fall colour」

弱気の場合の色を選択します。

「Text colour」

文字の色を選択します。

④インジケーター

「Type」

インジケーターの種類を選択します。

「Parameter」

各インジケーターにより異なり、次のようにパラメーターを設定します。また、未入力の場合はデフォルトの設定になります。

  • SMA、EMA、RSI、CCI、Demarkerの場合:移動平均の期間(例:14)
  • MACDの場合:短期と長期のEMAの期間(例:12,26)
  • パラボリックの場合:加速因数、最大値(例:0.02,0,2)
  • ボリンジャー・バンドの場合:期間と偏差数:(例:20,2)
  • オーサムオシレーターの場合:パラメーターの入力は必要ありません。
  • Price Change(価格変動)の場合:1と入力すると、現在の足での価格変動、2と入力すると、前の足の開始以降の価格変動を元に判断します。

ツールが起動すると、次のような小さなウィンドウが表示されます。

強弱の判定基準

SMA(単純移動平均線)

価格がSMAの上で推移しているか、下で推移しているかで強気、弱気を判断します。

EMA(指数平滑移動平均線)

価格がEMAの上で推移しているか、下で推移しているかで強気、弱気を判断します。

RSI

RSIが30以下で売られ過ぎとなり強気、70以上で買われ過ぎとなり弱気と判断します。

MACD

MACDが0よりも上であれば強気、0よりも下であれば弱気と判断します。

Awesome Oscillator(オーサムオシレーター)

オーサムオシレーターの数値が0よりも上であれば強気、下であれば弱気と判断します。

Parabolic SAR(パラボリックSAR)

パラボリックが買いサインを出していれば強気、売りサインを出していれば弱気と判断します。

CCI(Commodity Channel Index)

CCIの数値が0よりも上であれば強気、0よりも下であれば弱気と判断します。

DeMarker(デマーカー)

デマーカーの数値が0.3を下回っていれば売られすぎとし強気、0.7を上回っていれば買われすぎとし弱気と判断します。

Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)

ボリンジャーバンドはバンドの上にはみ出している場合は買われすぎとし弱気、バンドの下にはみ出ている場合は売られすぎとし強気と判断します。

Price Change(価格変動)

価格変動は、その足の開始地点から価格が上昇していたら、強気と判断し、下落していたら弱気と判断します。

条件
弊社MT5をご利用のお客様。
ダウンロードURL

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