TradingViewの使い方

TradingView(トレーディングビュー)でローソク足パターン「かぶせ線-弱気」を設定する方法


TradingViewでローソク足パターン「かぶせ線-弱気」を設定する方法を紹介します。
このローソク足パターンは、かぶせ線と呼ばれる特定のローソク足の組み合わせの出現箇所を自動検出するインジケーターです。
チャートにセットすると、かぶせ線が出現した場所に「DCC(Dark Cloud Cover)」と描かれた赤のラベルが表示されます。
ローソク足パターンのかぶせ線-弱気にはどのような設定があるのかを、ここで確認しておきましょう。

TradingViewでローソク足パターン「かぶせ線-弱気」を設定する方法
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かぶせ線-弱気とは

かぶせ線は、連続する2本のローソク足で構成されるローソク足パターンです。
1本目が陽線、2本目が陰線の組み合わせで、なおかつ2本目が1本目の高値以上の水準で始値をつけ、1本目の中心値よりも下で終値をつけた状態をかぶせ線といいます。
陽線に陰線がかぶさるような形状になることから、かぶせ線と呼ばれます。
弱気のローソク足パターンで、上昇局面で出現した場合は下降トレンドへの転換を示唆します。
このローソク足パターンと反対の性質を持つのが、切り込み線-強気です。

かぶせ線は、連続する2本のローソク足で構成されるローソク足パターン
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かぶせ線-弱気をチャートに追加する方法

TradingViewでチャート上にローソク足パターンのかぶせ線-弱気を追加する方法は次の通りです。

TradingViewを立ち上げ、チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック、もしくはチャートのローソク足の上で右クリック→「~にインジケーター/ストラテジーを追加」をクリックします。

TradingViewでチャート上にローソク足パターンのかぶせ線-弱気を追加する方法は
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チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック
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インジケーターウィンドウが開くので、「テクニカル」→「パターン」から「Dark Cloud Cover-Bearish(弱気のかぶせ線)」をクリックします。
これで、チャートにかぶせ線-弱気を表示できます。
なお、パターン画面内は「チャートパターン」と「ローソク足パターン」にカテゴリーが分かれており、Dark Cloud Cover-Bearish(弱気のかぶせ線)は後者にリストされています。

インジケーターウィンドウで、「テクニカル」→「ローソク足パターン」から「Dark Cloud Cover-Bearish(弱気のかぶせ線)」をクリック
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かぶせ線-弱気の設定画面の使用方法

ローソク足パターンの設定画面は、「表示中のローソク足パターンのラベルをダブルクリック」「チャート左上のローソク足パターン名をダブルクリック」「ローソク足パターン名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで表示できます。
他にもやり方はいくつかありますが、簡単なのはこの3つです。

「表示中のローソク足パターンのラベルをダブルクリック」「チャート左上のローソク足パターン名をダブルクリック」「ローソク足パターン名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで設定画面表示
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かぶせ線-弱気の設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えができます。
全ての設定が完了したら、画面右下の「OK」をクリックしましょう。
なお、「OK」の左側にある「デフォ…」をクリックすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。

「パラメーター」では、表示するかぶせ線-弱気のトレンド検出に使用する方法や、ラベルの色を設定します。

「パラメーター」では、表示するかぶせ線-弱気のトレンド検出に使用する方法や、ラベルの色を設定
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①Detect Trend Based On

トレンドを考慮した検出に使用する方法を選択します。
デフォルトは「SMA50」です。

  • ・SMA50(期間50の単純移動平均線を使って検出します)
  • ・SMA50, SMA200(期間50と期間200の単純移動平均線を使って検出します)
  • ・No detection(トレンドを考慮せずローソク足の形のみで検出します)

②Label Color Bearish

かぶせ線-弱気の検出箇所に表示するラベルの色と不透明度を設定します。

「スタイル」では、かぶせ線-弱気の検出箇所の背景色やラベルの表示/非表示などを設定します。

「スタイル」で、かぶせ線-弱気の検出箇所の背景色やラベルの表示/非表示などを設定
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①Background Color

かぶせ線-弱気を検出した箇所の背景色の表示/非表示を設定します。
また、背景の色や不透明度を変更できます。

②ラベル

かぶせ線-弱気を検出した箇所のラベルの表示/非表示を設定します。

③精度

ローソク足パターンでは特に設定する必要はありません。

「可視性」では、かぶせ線-弱気の表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみかぶせ線-弱気が表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。

「可視性」で、かぶせ線-弱気の表示/非表示を時間軸ごとに設定
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