金(ゴールド)ETFとは?メリットやデメリット、リスクなどを紹介
金ETFとは?
金ETFとは、金の価格に連動したETFのことです。
そもそもETFとは日本語で「上場投資信託」と呼び、証券取引所に上場している銘柄に投資を行います。
そのためチャートを見ながらリアルタイムで取引を行えるのが大きな特徴です。
これまでは金投資といえば現物取引か先物取引が一般的であり、敷居が高い投資方法でした。
しかし金ETFが出てきたことで、少額から行え誰でも手軽に金への投資を行うことが可能になったといえます。
金ETFのメリット
金ETFのメリットは、以下の通りです。
- 1.株式投資と同じようにリアルタイムの売買を行える
- 2.少額からの取引が可能
- 3.現物を保有しないので管理コストがない
- 4.信用取引もできるので売りで利益を狙うこともできる
それぞれ詳しく紹介します。
【メリット1】
株式投資と同じようにリアルタイムの売買を行える
金ETFは上場投資信託と呼び投資信託の一つです。
一般的な投資信託とは、お金を預けて専門家に運用をしてもらいます。
しかし金ETFは上場投資信託なので証券取引所を通じて売買を行います。
そのため株式投資と同じように、チャート見ながらリアルタイムの売買が可能です。
【メリット2】
少額からの取引が可能
金ETFは、少額から取引を始められます。
銘柄によって異なりますが、約4,000円という少額からの取引が可能です。
投資と聞くと大きな資金が必要というイメージがありなかなか始められない方も多いですが、金ETFなら少額から取引ができ初心者でも手軽に始められます。
【メリット3】
現物を保有しないので管理コストがない
金ETFは現物を保有することはないので、管理コストがかかりません。
現物取引では実際に金を保有するので、盗難・紛失のリスクがあります。
リスク対策を行えば、その分維持・管理コストはかかります。
その点金ETFならそういったコストはかからないので、手軽に行える投資方法です。
【メリット4】
信用取引もできるので売りで利益を狙うこともできる
金ETFは信用取引が行えるので、売りで利益を狙うこともできます。
信用取引とは株式や現金などを担保に証券会社からお金や株券を借り、そのお金や株券で取引を行うことです。
金の価格は上昇するときもあれば下落するときもあります。
売りから取引を始められる金ETFなら、価格が下落しているときでも機会損失を防ぐことが可能です。
金ETFのデメリット・リスク
金ETFのデメリットやリスクは、以下の通りです。
- 1.価格変動リスクが生じる
- 2.価格変動リスクが生じる
- 3.レバレッジが低く大きな利益を期待できない
それぞれ詳しく紹介します。
【デメリット1】
価格変動リスクが生じる
金の価格は日々変動しているので、価格変動リスクが発生します。
そのため保有しているポジションと反対方向へ価格が動けば、損失を出します。
投資はプロと呼ばれる人たちでも必ず失敗するので、リスクを許容した取引が大切です。
【デメリット2】
インカムゲインがない(利子や配当)
金ETFにはインカムゲイン(利子や配当)がありません。
ポジションを保有した状態では利益が発生せず、売却時にのみ利益が発生します。
配当金や利子など不労所得での利益を目指しているのであれば、不向きな投資方法です。
【デメリット3】
レバレッジが低く大きな利益を期待できない
金ETFは高いレバレッジでの取引は行えません。
信用取引があるのでレバレッジをかけた取引は可能ですが、約3倍程度です。
短期間で大きな利益を狙いたいのであれば、不向きな投資方法といえます。
逆に長期間でコツコツと利益を積み重ねたいという方に、向いている投資方法です。
金ETFの税金
金ETFで発生した利益は、申告分離課税の譲渡所得に分類されます。
そのため税税率は、20.315%です。
原則確定申告は必要なので、金ETFで利益が発生すれば必ず確定申告を行いましょう。
※税金に関しては税理士や国税庁など専門家へ問い合わせてください。
金のおすすめ投資方法を比較
金に投資する方法はETFだけではなく、先物取引やCFD取引など様々です。
「ではどの投資方法がおすすめなの?」と疑問に思う方も多いと思います。
ここではそれぞれを比較し、おすすめの投資方法について紹介します。
積立 | 現物 | 先物 | ETF | CFD | |
---|---|---|---|---|---|
売買方法 | 買いのみ | 買いのみ | 買/売 | 買/売(※) | 買/売 |
レバレッジ | 無し | 無し | 有り | 約2倍 | 約10倍 |
手数料 | 有り | 有り | 有り | 有り | 無し |
決済期限 | 有り | 無し | 有り | 無し | 無し |
(※)信用取引を活用した場合、売りから入ることが可能
【おすすめ投資方法】
金に投資するならCFD取引
結論からお答えすると、金に投資するならCFD取引がおすすめです。
ETF取引ではチャートを見ながらリアルタイムで売買できます。
しかし高いレバレッジをかけた取引はできないので、短期間で大きな利益を狙うことはできません。
しかしCFD取引ならレバレッジを10倍かけた取引が可能であり、チャートを見ながらリアルタイムでの売買も可能です。
また先物取引のような決済期限も決まっていないので、自由に売買を行えます。
そのため初心者の方でも始めやすい投資方法といえます。
ただし高いレバレッジでの取引は、その分リスクも高いことを覚えておきましょう。
OANDA証券で金CFD投資を始めよう
OANDA証券で金CFD投資を始めるメリットは、主に以下3つあります。- 1.MT4・MT5で取引可能
- 2.少額からの取引が可能
- 3.取引手数料が無料
【メリット1】
MT4(メタトレーダー4)・MT5(メタトレーダー5)で取引可能
OANDA証券の金CFD投資では、MT4(メタトレーダー4)・MT5(メタトレーダー5)での取引が可能です。
MT4・MT5では、PC版はもちろんのこと、スマホ(iOS、Android)からでも取引できます。
またOANDA証券では、MT4・MT5専用のオリジナルインジケーターの開発・提供を行っています。
お客様の声を元に約70種類以上のオリジナルインジケーターを開発しており、実際の取引ですぐに役立たせることが可能です。
OANDA証券の口座をお持ちの方なら、自由にダウンロードをして利用できます。
※一部、会員ステータスによるダウンロード制限あり
>MT5、MT4のインジケーター・ツールに関しての詳細はこちら
さらにMT4・MT5では、EA(エキスパートアドバイザー)を使った自動売買取引も可能です。
自分で作成したEAや、市販で購入したEAなども使用できます。
EAを使うことで、感情に振り回されず、機械的に取引することが可能です。
【メリット2】
少額からの取引が可能
OANDA証券の金CFD投資では、約1万円から取引を始められます。
金CFD投資を始めるのに必要な証拠金の計算方法は、以下の通りです。
- 金の現在価格×米ドル/日本円の現在価格×取引数量×レバレッジ20倍(5%)=必要証拠金
たとえば、金の現在価格が1,800ドル、米ドル/日本円の現在価格が130円、取引数量が0.01ロットで取引を始める時の必要証拠金は、以下の通りです。
- 1,800×130×0.01×5%=11,700円
上記条件なら、11,700円から取引を始められます。
ただし少額から取引を始められるのは、レバレッジ効果のおかげです。
レバレッジは活用しすぎると、大きな損失を発生させるリスクがあります。
レバレッジ取引を始める際は、仕組みをよく理解して、正しいリスク管理のもと取引を行いましょう。
レバレッジリスクを抑えた取引方法については、以下の記事を参考にしてください。
>【初心者向け】FXのレバレッジとは?計算方法とリスクの抑え方を解説
【メリット3】
取引手数料が無料
OANDA証券の金CFD投資では、各種取引手数料がすべて無料です。
先物取引や取引所CFDでは取引ごとに手数料が発生します。
しかし金CFD投資では手数料が発生しないので、コストを抑えた取引が可能です。
※ただし、スプレッド(買値と売値の差額)や金利相当分のファイナンシングコストは発生します。
OANDA証券で金CFD投資を始めるメリットについて解説しました。
少額から取引を始められることや、取引手数料が無料という点もメリットですが、特にMT4・MT5で取引できるという点が大きなメリットです。
前述したように、OANDA証券では、お客様の声を元に約70種類以上のオリジナルインジケーターを開発しています。
また自動売買を行いたい方に向けては、オリジナルEAの提供も行っています。
OANDA証券の口座をお持ちの方は、自由にダウンロードをして利用できます。
OANDA証券の口座解説は、以下のボタンより行えます。
OANDA証券の口座開設方法は、以下の記事を参考にしてください。
>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説
なおOANDA証券では、これから金CFD投資を始める方に向けて、金に関する様々なコンテンツを提供しています。
金CFD投資についてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下のコンテンツを参考にしてください。
金(ゴールド)を学びたい方へオススメコンテンツ
OANDA証券では、金(ゴールド)に関する基礎コンテンツを豊富に提供しています。
金CFD投資に興味をお持ちの方は、ぜひ取引前の勉強にお役立てください。
またOANDA証券の金CFD投資では、MT4・MT5での取引が可能です。
OANDA証券では、お客様の声を元に約70種類以上のオリジナルインジケーターを開発しており、実際の取引ですぐに役立ちます。
OANDA証券の口座をお持ちの方は、自由にダウンロードをして利用できるので、ぜひ口座開設を検討してください(※一部、会員ステータスによるダウンロード制限あり)。
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