FXに関するコラム・豆知識

長期・中期、短期のサポート・レジスタンスの水準を表示するインジケーター「OANDA_Support_Resistance」のご紹介


チャート上にサポート、レジスタンスの水準を表示


「OANDA_Support_Resistance」は、チャート上にサポート、レジスタンスとなった水準を描画するインジケーターです。

具体的には、長期、中期、短期の3つの時間軸のフラクタルで算出されたサポート、レジスタンスの水準をドットで表示しています。

過去にサポートやレジスタンスになった水準は、その後もサポートやレジスタンスの候補となったり、その水準を抜けると、抜けた方に方向感が出てくることがあるなど、相場分析を行う上で注目される点の一つです。

ドットの大きさは、分析をする上で重視される長期のものを大きく、中期、短期の順で小さく表示しています。

【OANDA_Support_Resistanceの表示例】


OANDA_Support_Resistanceのインストール方法


OANDA_Support_Resistanceはこちらからダウンロードすることができます。

インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。

MT5のデータフォルダの開き方

表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。

MT5のデータフォルダ

エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。


OANDA_Support_Resistanceの設定方法


インジケーターの設置

OANDA_Support_Resistanceを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Support_Resistance」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。

表示される設定画面で設定を行います。

設定項目

最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。

【MT5の場合】

【MT4の場合】

その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。

設定項目は次の通りです。

変数名 内容
情報表示 チャートの左上に、表示している時間軸の直近のサポート、レジスタンスの水準の情報を表示するかを指定します。「false」を指定すると非表示(デフォルト)、「true」を表示すると表示します。

【情報表示した例】
デフォルトの時間軸を表示 デフォルトの時間軸の組み合わせで表示するかを指定します。「true」を選択すると、デフォルトの設定を使用し、「false」を選択すると次の時間軸(長期・中期・短期)で選択した時間軸のものを表示します。
チャートの時間足 → 時間軸の組み合わせ(短期、中期、長期)
M1 → M5、M15、M30
M5 → M1、M5、M30
M15 → M5、M15、H1
M30 → M5、M30、H4
H1 → M15、H1、H4
H4 → H1、H4、D1
D1 → H4、D1、W1
W1 → D1、W1、MN
時間軸(長期・中期・短期) どの時間足のフラクタルの数値を使用するかを指定します。上の「デフォルトの時間軸を表示」で「false」を選択した場合にここで選択した時間足のものを表示します。
3期間の水準が重なる部分を表示する 3つの期間の水準が重なっている部分の背景に縦線を描画し、ハイライトする場合は「true」、表示しない場合は「false」を選択します。デフォルトはfalseです。線の色は、レジスタンス、サポートの場合別に次の項目で設定します。

【ハイライトした例】
レジスタンスの色 上の「3期間の水準が重なる部分を表示する」で「true」を選択し、レジスタンスが重なった際の線の色を選択します。
サポートの色 上の「3期間の水準が重なる部分を表示する」で「true」を選択し、サポートが重なった際の線の色を選択します。
 
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