MT4(メタトレーダー4)Oanda-Donchianの使い方
OANDA DonChianの使い方
Donchianとは基本的には一定期間の高値、安値をラインを表示するインジケーターですが、MT4(メタトレーダー4)用のOANDA DonChianでは様々なアレンジを加えることができます。
一定期間の高値、安値を表示
一定期間の高値、安値をラインで表示する基本的なDonChainの使い方です。
例えば、直近20本分のローソク足高値、安値の水準にラインを引くことができます。一定期間の高値を更新、安値を更新したことでトレンドの発生の可能性を探るような使い方ができます。
一定期間のローソク足の高値の平均、安値の平均を表示することも可能
一定期間のローソク足の平均の水準を表示することも可能です。これを表示すると太い移動平均線を表示しているような状態となります。価格がこの高値、安値の平均ラインの間には方向感が掴みにくく、この水準を上抜けると上昇トレンドへの期待が高まり、下抜けると下降トレンドの期待が高まるといった一目均衡表の雲のような使い方をすることも可能です。

マルチタイムフレーム機能も標準装備
マルチタイムフレーム機能というのは違う時間軸のインジケーターを表示する機能です。
例えば、1時間足のチャートに日足のインジケーターを表示することのできる機能になります。
Donchianでも大きな時間軸のものを表示することで大きな流れの中でどの水準なのかを把握することができ効率的に相場を分析することができます。
設定
Donchianの設定画面はこのようになります。
設定項目は次の通りです。
①Timeframe for indicator:どの時間軸の高値・安値を基準にするかを選択します。
②Number of Bars to include:
何本の足を対象に計算するかを入力します。
③Shift back by bars:何本後ろに表示させるかを入力します。デフォルトは1となっています。
④Calculation type:どの種類のDonChianを表示さえるかを洗濯します。
選択できるパターンは次の通りです。
■Highest-high(Classic Donchian)= 一定期間の最高値、最安値をラインで表示します。
■Average(mean)= 一定期間の高値、安値の平均をラインで表示します。
■Lowest-high = 一定期間の安値の最高値、一定期間の高値の最安値をラインで表示
⑤Expand range:上下のラインを一定の割合や標準偏差などで広げる場合の条件を選択します。
⑥Amount to expand:上下のラインを一定の割合や標準偏差で広げる場合のパラメーターを入力します。
⑦Drawing style:ラインで表示する場合はlineを選択します。
⑧Show pop-up alerts:ラインに到達した時点でアラートを出す場合にはYesを選択します。
Oanda-Donchianの使い方の紹介動画