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建値とは|FXにおける意味・よくある質問をわかりやすく解説


建値とは、投資家が金融商品を新規に売買したときの約定価格(エントリー価格)を指します。

FXや株式、先物、CFDなど幅広い金融商品で使われ、取引の損益計算やリスク管理の基準となる重要な価格です。

本記事では、建値の基本的な意味やよくある質問などをわかりやすく解説します。

建値とは

建値の意味や読み方、FXでの重要性について解説します。

  • ・建値の意味と読み方
  • ・建値が重要視される理由

建値の意味と読み方

建値とは「建値段」の略で、投資家が新規に売買した際の約定価格(エントリー価格)を指します。

読み方は「たてね」で、FX株式先物CFDなど幅広い金融商品の取引で使われる用語です。

FXでは、ポジションを建てたときの価格を建値と呼びます。

買い(ロングポジション)であればその買値が、売り(ショートポジション)であればその売値が建値となります。

例えば、米ドル/円を155.30円で買った場合、「155.30円」が建値です。

建値は取引の損益計算の基準となる重要な価格で、ポジションの損益がゼロとなる損益分岐点として意識されます。

買い(ロングポジション)の場合、建値より価格が上がれば利益、下がれば損失になります。

売り(ショートポジション)の場合、建値より価格が下がれば利益、上がれば損失になります。

建値が重要視される理由

建値は、FX取引における損益計算やリスク管理の明確な基準となるため、重要視されます。

現在の価格と建値を比較することで、ポジションが利益(含み益)か損失(含み損)かを瞬時に把握でき、その状況に応じて適切な取引判断を行いやすくなります。

また、建値に損切りを設定する「建値決済」を活用すれば、損失リスクをほぼゼロに抑えたままポジションを保有し続けることが可能です。

建値を基準に損益状況を把握することは、リスク管理や資金管理の精度を高める上でも非常に重要です。

建値と他の価格用語の違い

ここでは、建値と他の価格用語の違いについて解説します。

  • ・建値と約定価格の違い
  • ・建値と指値の違い
  • ・建値と仲値の違い

建値と約定価格の違い

建値と約定価格は、どちらも取引が成立した価格を指し、実質的には同じです。

ただし、使われる文脈やニュアンスに違いがあります。

約定価格は取引が成立した事実を客観的・記録的に示す際に使われる用語です。

一方、建値はポジションの損益管理やリスク管理の基準を示す際に、投資家の視点から用いられます。

建値と指値の違い

建値と指値はどちらも価格に関する用語ですが、意味や役割が根本的に異なります。

建値は、すでに成立した取引の約定価格(エントリー価格)を指します。

一方、指値は「この価格になったら買いたい・売りたい」と指定して出す注文方法で、現在値よりも有利な価格(トレーダーにとって得になる方向の価格)で約定させたいときに使われます。

建値=約定後の価格、指値=約定前の希望価格という違いがあります。

建値と仲値の違い

建値と仲値は、使われる場面も目的も全く異なる用語です。

建値は新規に売買した際の約定価格を指すのに対し、仲値は銀行などの金融機関が為替レートを決める際の基準価格を指します。

建値はFX取引において常にトレーダーが意識する価格ですが、仲値は主に銀行間取引や法人・個人間の両替取引の基準であり、FXのリアルタイム取引で直接参照されることはほぼありません。

建値に関するQ&A

建値に関するよくある質問は、主に以下の通りです。

  • ・FXの建値SLとは何ですか?
  • ・建値決済とはどういう意味ですか?
  • ・複数ポジションの建値はどう計算すればいいですか?

FXの建値SLとは何ですか?

FXにおける建値SL(ストップロス)とは、建値と同じ水準に設定する損切り注文のことです。

建値はポジションを建てたときの約定価格、SLは損失の範囲を限定する決済注文を指し、これらを組み合わせた用語が建値SLです。

建値SLは、損失を抑えるための有効なリスク管理手段です。

建値決済とはどういう意味ですか?

建値決済とは、ポジションを建値と同じ価格で決済することを指します。

具体的には、保有ポジションが含み益となった場合に、建値に損切り注文を置く方法です。

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この手法の目的は、利益を伸ばす余地を残しつつ損失を回避することです。

厳密には、スプレッド手数料などの取引コスト分だけわずかにマイナスになる場合がありますが、実質的な損益はほぼゼロに抑えられます。

複数ポジションの建値はどう計算すればいいですか?

複数ポジションの建値(平均建値)は、各ポジションの約定価格と取引数量(ロット)を基に、加重平均で計算するのが一般的です。

具体的には、「各ポジションの(価格×数量)」の合計を、「全てのポジションの数量の合計(総ロット数)」で割ることで算出されます。

なお、ほとんどのFX取引ツールや口座では、この平均建値はシステムによって自動で計算・表示されるため、トレーダー自身が手動で計算する必要は基本的にありません。

【まとめ】建値とは|FXにおける意味・よくある質問をわかりやすく解説

建値とは、投資家が新規に売買した際の約定価格(エントリー価格)のことです。

FXにおいては、買いポジションであればその買値が、売りポジションであればその売値が建値となります。

建値は各取引の基準となる価格で、損益の計算やポジション管理において重要な情報です。

また、建値を基準に建値決済などのリスク管理注文を設定することもできます。

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