FX初心者の方

FXとは?初心者向けにゼロからわかるFXの基礎知識


FX(外国為替証拠金取引)とは「Foreign Exchange(フォーリン・エクスチェンジ)」の略で、ドルや円など異なる通貨を交換することで損益が発生する投資です。

たとえば、ドルの価格が今後上がると予測すれば買い注文を発注します。
予想通り価格が上がれば利益を得られますが、予測が外れて価格が下がれば損失が発生します。
将来の価格が上がるのか?下がるのか?を予測するだけのシンプルな仕組みです。

FXの損益が発生する仕組みはシンプルですが、勘や当てずっぽうで利益を得られるほど甘くはありません
より安全な取引を行うにも、初心者の方はFX投資を詳しく理解することから始めてください。

本記事では、FXとはどのような投資なのかや始め方などを初心者の方向けに詳しく解説します。

1.FXとは?動画で学ぶ基礎知識

OANDA証券では、FXの基礎知識を詳しく解説した動画を提供しています。
約10分の短い動画で、素早くFXの基礎知識を学べます。

FXとは、どのような投資?
(動画時間:7分23秒)
FXの注文方法
(動画時間:7分18秒)

ローソク足やチャートの見方
(動画時間:9分36秒)
ロット(Lot)の解説
(動画時間:6分46秒)

通貨ペアの選び方
(動画時間:10分24秒)
pipsの基礎知識
(動画時間:6分53秒)

FXのリスク
(動画時間:10分37秒)
FXのテクニカル分析
(動画時間:10分28秒)

FXのファンダメンタルズ分析
(動画時間:7分46秒)
FXの始め方・やり方
(動画時間:8分40秒)

>FX初心者向けの入門講座動画を視聴する

2.FXとは?

FXとは、ドルや円など異なる通貨を交換する外国為替取引によって損益が発生する投資です。

fxとは

外国為替取引とはどのようなものか、以下で詳しく見ていきましょう。

外国為替取引の仕組み

外国為替取引の仕組みは、身近な海外旅行を例にすると分かりやすいです。
たとえばアメリカ旅行の際、円をドルに両替しますが、この両替をする行為が外国為替取引です。

出発前が1ドル=100円として、帰国時には1ドル=110円に為替レートが変動した場合、1ドルの価値は10円増えたことを意味します。
このように外国為替取引では、為替レートの変動によって損益が発生します。

為替レートの変動によって損益が発生

>FXで損益が発生する仕組みについて詳しく知りたい方はこちら

円高・円安

為替レートとは、2ヵ国間の通貨を両替する価格のことです。
この価格は、通貨の需要と供給によって上がったり下がったりします。

たとえば、ドル/円を例に見てみましょう。
円よりもドルを買いたい人が増えれば、ドルの価値は上がります。
反対に、円よりもドルを買いたい人が減れば、ドルの価値は下がります。
1ドル=100円が90円や80円に下がった場合、円よりもドルの価値が低くなっているので、ドル安円高です。
反対に、1ドル=100円が110円や120円に上がった場合、円よりもドルの価値が高くなるので、ドル高円安です。

為替レートは2ヵ国間の通貨を両替する価格

>円高・円安について詳しく知りたい方はこちら

証拠金取引

証拠金取引は、お金を支払ってモノを購入する現物取引とは異なります。
FXでは、FX会社にお金を預け入れ、取引の結果に応じて預け入れたお金(証拠金)が増えたり減ったりします。

たとえば、あるFX会社に100万円を預け入れたと想定しましょう。
取引に成功し「+10万円」の利益を得れば、口座内の証拠金に加算され「110万円」です。
しかし取引に失敗し「-10万円」の損失が発生した場合、口座内の証拠金が減算され「90万円」です。

これが証拠金取引の仕組みであり、直接お金やモノの受け渡しを行わないのが特徴です。

証拠金取引は、お金を支払ってモノを購入する現物取引とは異なる

>証拠金取引について詳しく知りたい方はこちら

3.FXで得られる2つの利益

FXでは、主に以下2つの方法で利益を得られます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

為替差益

為替差益とは、円やドルなどの通貨の売買により発生するキャピタルゲインのことです。
たとえば、1ドル=100円の時に、今後為替レートは上がる(ドル高円安)と予測し買いポジションを保有します。
その後、為替レートは101円まで上がり、そのタイミングで決済を行えば「+1円」の利益です。

しかし、予想とは反して為替レートが99円まで下がり、そのタイミングで決済を行えば「-1円」の損失が発生します。
これを、為替差損と呼びます。

FXでは、為替レートが上がったり下がったりする性質を利用して差益の獲得を狙います。
「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」という取引を行うことが大切です。

FXでは、為替レートが上がったり下がったりする性質を利用して差益の獲得を狙います

>FXで発生する損益の仕組みを詳しく知りたい方はこちら

スワップポイント

スワップポイントとは、2ヵ国間の金利差によって発生する損益です。
世界各国の通貨は、金利が高い国もあれば低い国もあります。
FXは金利が高い通貨を買い、低い通貨を売るポジションを翌日まで保有し続けると、金利差によって発生するスワップポイントをほぼ毎日受け取れます。

ポジションを保有しているだけで損益が発生するので、インカムゲインとして期待できます。
何度も取引を行い利益を狙う為替差益だけではなく、中長期的にコツコツと利益を狙うことも可能です。

ただし金利が高い通貨を売り、低い通貨を買ってしまうと、逆にスワップポイントの支払いが発生します。
これを、マイナススワップと呼びます。

スワップポイントは受け取るだけではなく、支払いが発生するという点に注意しましょう。

スワップポイントとは

>スワップポイントについて詳しく知りたい方はこちら

4.FXで発生する取引コスト

FXの取引コストは、主にスプレッドです。
スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の差で、未実現損失(まだ実現していない損失)として取引ごとに計上されます。

通貨ペアによってスプレッドは異なりますが、主要な通貨ペアでは0.3銭~1銭の間が一般的です。
たとえば、スプレッドが0.3銭で1,000通貨分の取引を行うと、3円が計上されます。
10,000通貨であれば、30円です。
取引数量によって計上される金額が変わり、多くなればなるほど取引コストも大きくなります。

多くのFX会社では、取引手数料を無料と記載していますが、実際はスプレッド=取引手数料と考えておくと良いでしょう。

スプレッドとは

>スプレッドについて詳しく知りたい方はこちら
>スプレッドと手数料の違いについてはこちら

5.FXの3つの魅力

FXの魅力は、主に以下3つあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【魅力1】
レバレッジを活用した取引が可能

FXは、レバレッジを活用した取引が可能です。
レバレッジとは、直訳すると「てこの作用」で、小さな力で大きなものを動かす仕組みを指します。
その意味からFXにおけるレバレッジとは、預け入れた資金よりも何倍も大きな金額で取引できる仕組みです。

FXは、最大25倍(個人の場合)までレバレッジを活用した取引を行えます。
これは、取引に必要な資金が25分の1に圧縮できるという意味です。
単純に取引に必要な資金が100万円だとすると、レバレッジ25倍を活用すれば、4万円(100万円÷25)という少額から取引を行えます
つまりレバレッジの仕組みにより、FXは少額から資金効率の良い取引が行えます。

レバレッジとは

>レバレッジについて詳しく知りたい方はこちら

FXはいくらから取引できる?

FXでは「最小取引数量(1回の取引を行うのに最低でも必要な資金)」が設定されています。
各FX会社によって異なり、1通貨から取引可能なFX会社もあれば、1,000通貨や10,000通貨から取引可能なFX会社もあります。

各最小取引数量に対して必要な証拠金は、以下の計算式で求められます。

    必要証拠金=現在の為替レート×最小取引数量×証拠金率

    また下記とも記せます。

    必要証拠金=現在の為替レート×最小取引数量÷レバレッジ

たとえば、1ドル=100円、1,000通貨(10万円分の取引)、証拠金率4%(レバレッジ25倍)と想定します。
上記計算式に当てはめると、4,000円(100×1,000×4%)から取引が可能です。
4,000円という少額から10万円分の取引が行えます。

以下で、各最小取引数量に必要な証拠金をまとめます。
(為替レートは、1ドル=100円と想定)

 
取引数量 レバレッジ1倍
(無し)
レバレッジ10倍 レバレッジ25倍
1通貨 100円 10円 4円
1,000通貨 100,000円 10,000円 4,000円
10,000通貨 1,000,000円 100,000円 40,000円

1通貨から取引できるFX会社なら、約4円から取引を行うことが可能です。
最小取引数量が大きいほど多くの資金が必要であり、小さいほど少ない資金での取引が行えます。

>FXがいくらから始められるのか詳しく知りたい方はこちら
>最小取引数量について詳しく知りたい方はこちら

【魅力2】
原則24時間取引できる

FXは、原則土日を除く24時間取引を行えます。
一般的には、月曜日の朝7時~土曜日の朝7時まで行え、祝日の場合でも取引可能です。
(サマータイムの場合は、月曜日の朝6時~土曜日の朝6時まで)

外国為替市場(日本円や米ドルなどの通貨を売買する場所)は、物理的に存在しているわけではありませんが、世界各国の市場はリレー形式のように繋がっていると考えられます。

日本時間を基準とすると、まず早朝にオセアニア市場が開きます。
午前中には東京市場、午後はロンドン市場、夜はニューヨーク市場と続きます。
この流れが月曜日~土曜日まで続くので、FXは原則24時間取引を行えるのです。

日本時間を基準とすると、まず早朝にオセアニア市場が開きます

>FXの取引時間について詳しく知りたい方はこちら
>土日の外国為替市場について詳しく知りたい方はこちら

【魅力3】
買いと売りの両方で利益を得られる

FXは買いと売りの両方で利益を得られるので、外貨預金や外貨建てMMF(投資信託)など他の投資商品のリスクヘッジとしても活用できます。

外貨預金や外貨MMFなど外貨を扱う投資商品は、為替変動リスク(為替の変動により損益が発生するリスク)が発生します。
それらの投資商品は、買いのみでしか利益を得られません。

為替相場は一方向へ動くのではなく、上がったり下がったりしながら変動します。
仮に外貨預金や外貨建てMMFで資産を運用していた場合、相場が下落局面の時は、含み益の減少や含み損が発生するかもしれません。
それらは精神的負担が大きく、常に為替レートが気になってしまい、やるべきことに集中できない恐れがあります。
また売りで利益を狙うこともできないので、機会損失が発生します。

売りから利益を狙えるFXを活用すれば、相場が下落局面の時でも利益を得られます。
利益を確保しておけば、含み益の減少や含み損が発生しても、精神的負担を和らげる役割も果たしてくれるでしょう。

>FXと他の投資の違いについて詳しく知りたい方はこちら
>FXが資産運用として選ばれる理由について詳しく知りたい方はこちら

6.FXの5つのリスク

FXのリスクは様々ですが、ここでは代表的な以下5つのリスクについて解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【リスク1】
高いレバレッジでの取引はハイリスク・ハイリターン

FXのレバレッジは、少額から資金効率の良い取引が行えるので、最大のメリットと言っても過言ではありません。
しかしその反面、使い方を間違えれば大きな損失が発生するリスクもあります。

預け入れている証拠金に対して、取引する数量が多いか少ないかでリスクは変わります。
証拠金のほとんどを使ってしまうような取引(ハイレバレッジ)は、大きな損失が発生する可能性を持ちます。

>レバレッジ対策について詳しく知りたい方はこちら

【リスク2】
大きな損失はロスカットになる可能性がある

FXは、ある一定の損失が発生すると強制決済される「ロスカット」という仕組みがあります。
ロスカットは預けた資金以上の損失を発生させない仕組みですが、執行された場合には資金の大半を失ってしまいます

ロスカットが執行される水準は各FX会社によって異なります。
一般的には、証拠金維持率(必要な資金に対する純資産の割合)が100%を下回ると執行されるケースが多いです。

また短期間での急な価格変動や週明けの窓開けなどが発生した場合、ロスカットが間に合わない可能性もあります。
ロスカットが間に合わなかった場合、預けた資金以上の損失を発生させてしまいます。

ロスカットは投資家保護を目的としていますが、投資家としてはなるべくなら執行されたくない制度です。
低レバレッジでの取引や含み損の長期保有はせず損切りを小まめに行うなど、常にリスクを抑えた取引を心がけましょう

>ロスカットの仕組みや対策について詳しく知りたい方はこちら

【リスク3】
為替変動によって損失が発生する

為替相場は需要と供給によって変動しますが、その値動きは不規則であり誰も正確に予測することはできません
エントリーした価格よりも値上がりすれば為替差益を受け取れますが、逆に値下がりすれば為替差損が発生します。

また金融ショックや何らかの大きな事案が発生した場合、相場は大きく変動する恐れがあります。
誰にも正確に予測できない為替相場だからこそ、損切りや資金管理などを行いリスクを抑えた取引が大切です。

>損切りについて詳しく知りたい方はこちら
>資金管理について詳しく知りたい方はこちら

【リスク4】
金利変動によって損失が発生する

FXは金利差によるスワップポイントで利益を狙えますが、世界各国の通貨の金利はその国の景気や政策などによって変動します。
初めは金利が高く期待通りのスワップポイントが付与されていたとしても、金利が下がってしまい期待通りのスワップポイントが付与されない可能性もあります。
金利の支払いが発生してしまう可能性もあるので、取引する通貨の政策金利は必ず確認するようにしましょう。

>世界各国の政策金利発表スケジュールはこちら

【リスク5】
信用リスクや技術的なトラブルによって損失が発生する

FXは、取引を行うFX会社によるリスクも発生します。
FX会社による主なリスクは、以下の通りです。

信用リスク

信用リスクとは、取引するFX会社の信用状況によって発生するリスクです。
FXは相対取引が一般的であり、リスクヘッジのカバー取引を行います。
FX会社やカバー先会社の信用状況が悪化してしまうと、意図した取引が成立しない恐れがあります。

技術的なトラブル

インターネット上で行うFX取引は、FX会社が提供するシステムを介して取引を行います。
FX会社側またはユーザー側の通信機器や通信回線などの不具合により、一時的または一定期間、注文ができなかったり遅延したりする恐れがあります。

>FX会社に関するリスクについて詳しく知りたい方はこちら

>OANDA証券が行う顧客資産の保全方法についてはこちら

以上、5つのリスクについて解説しました。
その他にも注意すべき点がいくつかあるので、詳しくは以下の記事をご覧ください。

>FXのリスクについて詳しく知りたい方はこちら

7.FXの始め方

FXの始め方は、以下の流れです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【STEP1】
FX会社を選ぶ

FXを始めるには、まず取引するFX会社を選ぶ必要があります。

各FX会社によって取引ツールやスプレッド、取引を始めるのに必要な資金などが異なり、初心者の方はどのFX会社で取引を行えば良いのか迷うかもしれません。

FX初心者の方は、まず少額から取引を始められるFX会社を選ぶと良いでしょう。
なぜならば、FXですぐに利益を狙うのは難しく、ある程度の経験や取引スキルが必要となるからです。

具体的には、最小取引数量が1通貨や1,000通貨単位から取引を始められるFX会社を選ぶと良いでしょう。
初心者の方はすぐにFXで利益を狙う傾向にありますが、まずはリスクの少ない少額から取引を始めて、FXに慣れることが大切です。

>FX会社の選び方について詳しく知りたい方はこちら

【STEP2】
口座開設を行う

取引するFX会社を選んだら、次にそのFX会社の口座開設を行います。
口座開設と言っても実店舗へ行くわけではなく、Web上で簡単に行えます。

FX会社の口座開設を行う際は、メールアドレスや本人確認書類(マイナンバー、運転免許証等)を用意しておくとスムーズにお手続きできます。

必要事項の入力や書類の提出などが完了し審査に通れば、無事口座開設の完了です。

>FX会社の口座開設方法について詳しく知りたい方はこちら

【STEP3】
資金を入金する

審査に通ると、FX会社からログインIDやパスワードなどの情報が記載された書類が送られてきます。
書類を参照して口座へログインし、資金を入金します。

【STEP4】
取引を始める

資金を入金し口座に反映されれば、取引を始められます。
いきなり高いレバレッジでの取引を行い、大きな損失を発生させるのはよくある失敗例です。
初心者の方は、少額から取引を始めたりデモトレードから始めたりなどをして、リスクを抑えた取引を心がけましょう。

以下で、初心者の方が失敗しない運用方法について解説します。

8.FX初心者が失敗しない取引のやり方

FX初心者の方が失敗しない取引のやり方は、以下の通りです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

通貨ペアを選ぶ

FXでは、2ヵ国間の通貨の組み合わせである通貨ペアを売買して損益が発生します。
株式投資で言う、銘柄のようなものです。

通貨ペアによって、価格の変動幅(ボラティリティ)などが異なります。
初心者の方が大きなボラティリティの通貨ペアを選んでしまうと、大きな損失を発生させてしまう可能性もあります。

初心者の方は、まず「ドル円」や「ユーロドル」といった、比較的値動きが安定している傾向にある通貨ペアを選ぶと良いでしょう。

>通貨ペアについて詳しく知りたい方はこちら

チャートを見て相場分析を行う

FXは上がるか下がるかを予測する投資ですが、勘や当てずっぽうで取引しても長期的に利益を残すことはできません。
チャートを見て相場分析を行った上で、優位性の高い取引を行っていくことが大切です。

チャートとは、為替レートの過去の値動きをグラフ化したものであり、相場分析には欠かせないツールです。

チャートは、ローソク足チャート・バーチャート・ラインチャートなど様々な種類があります。
その中でも、日本ではローソク足チャートが利用されている傾向にあります。
相場分析を行う前に、まずはローソク足チャートの見方から覚えましょう。

>チャートの見方について詳しく知りたい方はこちら
>ローソク足の見方について詳しく知りたい方はこちら

次に、チャートの見方を覚えたら、相場分析を行います。

FXの相場分析は、主に「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、過去の値動きをもとに将来の値動きを予測する相場分析方法です。
主に、移動平均線やボリンジャーバンドなどといったインジケーター(テクニカル指標)をチャート上に表示し、それらの情報をもとに価格が上がるのか下がるのかを分析します。

他にもインジケーターは多くありますが、初心者の方は使い方がシンプルな移動平均線から使ってみましょう。

>移動平均線について詳しく知りたい方はこちら
>移動平均線を使ったトレードアイデアについて詳しく知りたい方はこちら

またその他のインジケーターについては、以下の記事をご参考ください。

>テクニカル分析について詳しく知りたい方はこちら
>テクニカル分析を使ったトレードアイデアについて詳しく知りたい方はこちら

ファンダメンタルズ分析とは?

ファンダメンタルズ分析とは、国の政治や経済状況などから将来の値動きを予測する相場分析方法です。
短期的な値動きを分析するよりも、中長期的な値動きを分析するのに適しています。

世界の通貨では、金利が高い国の通貨は買われやすく、金利が低い国の通貨は売られやすい傾向があります。
国のファンダメンタルズは様々な情報を収集し分析する必要がありますが、主に中央銀行の金融政策動向を探っていくのがオーソドックスな方法です。
ファンダメンタルズ分析では、国が発表する経済指標の動向や中央銀行関係者からのコメントなどから、各国の金利動向を予測していきます。

>ファンダメンタルズ分析について詳しく知りたい方はこちら

繰り返しになりますが、ファンダメンタルズ分析では、多くの情報を収集し分析を行う必要があります。
初心者の方は、テクニカル分析から取り組み、慣れてきたらファンダメンタルズ分析を取り入れるようにしましょう。

注文方法を覚える

FXでは、すぐに注文を発注する方法や予め価格を決めて発注を行う予約注文など、様々な注文方法があります。
初心者の方が覚えておきたい具体的な注文方法は、以下3つです。

  • 1. 成行注文:今見ている価格で約定する注文方法
  • 2. 指値注文:予め自分で決めた価格で約定する注文方法
  • 3. 逆指値注文:主に損切りで使う注文方法

また、IFD注文やOCO注文といった複雑な注文方法もあります。
それらの注文方法を活用すれば、よりリスクを最小限に抑えた取引を行うことが可能です。

まずは、成行・指値・逆指値注文を覚え、慣れてきたらIFDやOCO注文などを覚えていきましょう。

>FXの注文方法について詳しく知りたい方はこちら

その他にも、初心者が取引前に知っておきたい取引方法は多くあります。
初心者の方はどのような失敗を犯しがちなのかを把握し、対策をしていくことが大切です。

>FX初心者によくある失敗例とその対策について詳しく知りたい方はこちら

FXでは実際に取引を行う前に無料で取引を体験できる「デモトレード」というサービスがあります。
本番取引前に、FX取引がどういうものかを体験しておくのもリスク対策の一つです。

9.FXを無料で体験できるデモトレード

デモトレードとは、仮想資金を使い無料でFXを体験できるサービスです。
リスクなく気軽にFXを体験できるので、本番取引前に利用する初心者の方も多くいます。

デモトレードは、リスクなくFXを体験できるだけでなく、FX会社が提供する取引ツールを使えるという点も大きなメリットです。
本番取引前に利用しておけば、ツールの誤操作による思わぬ損失を防ぐ対策ができます。

また、実際に配信されている為替レートを使用しており、実際の為替レートの値動きをリアルに体感できます。

「少額とは言え、いきなり実際のお金を使って取引するのは不安」という方は、デモトレードから始めてみましょう。

10.OANDA証券が提供するFX取引に役立つオリジナルコンテンツ・ツール

OANDA証券では、お客様のFX取引に役立つコンテンツやツールを豊富に提供しています。
以下を参考に、ぜひご活用ください。

X(旧Twitter)

OANDA証券の公式X(旧Twitter)です。
マーケットニュースや要人発言などの速報を随時提供しています。

YouTube

OANDA証券の公式YouTubeチャンネルです。
初心者~中上級者の方向けに、FXに関する基礎知識やOANDA証券が提供する取引ツールMT4/MT5の使い方など様々な情報を配信しています。

マーケットニュース

OANDA証券が提供するマーケットニュースでは、投資判断に役立つ最新ニュースやマーケット情報などを、適切なタイミングで毎日提供します。

FX初心者向けコンテンツ

OANDA証券では、初心者の方向けにFXとはどのような投資なのか、始め方などのコンテンツを豊富に提供しています。

リアルタイムチャート

OANDA証券では、各通貨ペアのリアルタイムチャートを提供しています。
5分足から日足までと様々な時間足のチャートを御覧いただけます。

OANDA証券オリジナルマーケット分析ツール

OANDA証券では、FX取引に役立つオリジナルツールを豊富に提供しています。
たとえば、OANDA証券の代表的なツール「OANDAオーダーブック」では、保有中のポジションや未約定のオーダー状況などが分かります。
どこに損切り注文がたまっているのか、含み損を抱えているポジションはどのくらいあるのかなどを把握でき、将来の価格を予測するのに役立ちます。
その他にも、通貨の強弱が把握できる「通貨の強弱チャート」、ボラティリティを把握できる「ボラティリティグラフチャート」などがあります。

経済指標カレンダー

OANDA証券が提供する経済指標カレンダーでは、本日発表予定の経済指標一覧を把握できます。
また、今週や来週といった今後の発表予定もいち早く把握することが可能です。

国別経済指標

OANDA証券では、各国の経済指標結果を一まとめにした「国別経済指標」を提供しています。
最新の数値や過去の数値を把握するのに便利なツールです。

FX基本用語集

FXでは、専門用語が多く出てきます。
分からない用語が出てきた時に、ぜひご活用ください。

お客様との公平・公正な取引環境を実現するインフラデータを公開

OANDA証券では、約定までのスピードやスリッページの発生率などの情報を公開しています。
透明性を高め、改善に努めることで、お客様に公平・公正な取引環境を提供できると考えています。

FXでOANDA証券が選ばれる理由

OANDA証券では、FX初心者向けの教育コンテンツや中上級者向けのオリジナル相場分析ツールなど、お客様の取引をサポートする様々なサービスを提供しています。
OANDA証券がどのようなサービスを提供しているかは、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

11.FXの税金

FXである一定の利益を得たら、税金の支払いが発生します。
利益に対する税率は、以下の通りです。

FXである一定の利益を得たら、税金の支払いが発生

また、FXでは株で言う「特定口座」の仕組みがなく、自ら確定申告を行う必要があります。
確定申告が必要な方は、以下の通りです。

  • ・給与所得が2,000万円を超える方
  • ・給与所得者で、FX等の所得が年間20万円を超える方
  • ・被扶養者で、FX等の所得が年間48万円を超える方
  • ・個人事業主

税金を納めるのは、国民の義務です。
FXを行うなら、必ず税金の知識について学ぶ必要があります。

>FXの税金について詳しく知りたい方はこちら
>FXの確定申告について詳しく知りたい方はこちら

12.FX取引を始める前にシミュレーションをしてみよう

FX取引を始める前に、自分が想定している資金や取引数量などを入力して、レバレッジ倍率やロスカット水準などを事前に把握しておくと良いでしょう。

OANDA証券では、以下3つのシミュレーションツールを提供しています。

証拠金・損益シミュレーション

証拠金・損益シミュレーションは、必要情報を入力するだけで簡単にレバレッジ倍率やロスカット水準などを算出できます。
レバレッジ倍率やロスカット水準の他にも、利益確定や損切り水準を入力すると利益や損失がどのくらいの金額になるかも想定できます。

証拠金・損益シミュレーション

>証拠金・損益シミュレーションはこちら

FX、CFD用資産シミュレーション

FX、CFD用資産シミュレーションは、想定する損失額や勝率などを入力すると、口座資産の変化をシミュレーションできます。
1回のトレードでどの程度のリスクを取り、どの程度のリターンを狙っていけば良いのか、そしてどの程度の勝率があれば口座資産が増えていくのかを想定できます。

FX、CFD用資産シミュレーション

>FX、CFD用資産シミュレーションはこちら

東京サーバー(TY3コース)用スワップポイント・シミュレーター

通貨ペアや取引金額などを入力するだけで、スワップポイントがどのくらい付与されるのかを確認できます。
ご自身が取引する通貨ペアや預ける資金などを入力して、スワップポイントはいくらくらい付与されるのかを事前に把握しておくと良いでしょう。

東京サーバー(TY3コース)用スワップポイント・シミュレーター

>東京サーバー(TY3コース)用スワップポイント・シミュレーターはこちら

13.OANDA証券でFX取引を始めるまでの流れ

OANDA証券でFX取引を始める流れは、以下の通りです。

  • 1. OANDA証券の口座開設を行う
  • 2. マイページにてFX用のサブアカウントを作成する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

OANDA証券の口座開設を行う

まず、OANDA証券の口座開設を行います。
口座開設をスムーズに行うにも、以下3つのものを用意しておきましょう。

  • 1. メールアドレス
  • 2. 本人確認書類
  • 3. マイナンバー

以下のボタンから、OANDA証券の口座開設フォームに飛べます。

OANDA証券の口座開設

必要書類や口座開設のやり方については、以下の記事を参考にしてください。
>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説

マイページにてFX用のサブアカウントを作成する

OANDA証券で口座開設が完了したら、以下のステップを踏みサブアカウントを開設してください。

  • 1. パスワードの初期化をしてマイページにログイン
  • 2. サブアカウントの作成
  • 3. 証拠金の入金

サブアカウントの詳しい作成方法は、以下の記事を参考にしてください。
>OANDA証券口座開設後のお手続きについて

OANDA証券では、初心者から中上級者向けに様々な取引コースを提供しています。
自分に合った取引コースの診断は、以下より行ってください。
>最適コース診断を行う

OANDA証券の口座開設申込基準は、以下からご参考ください。
>口座開設申込受付基準

OANDA証券の口座開設をする際によくある質問集は、以下からご参考ください。
>よくある質問

OANDA証券に書類を郵送する場合は、以下の書類をダウンロードしてお使いください。
>『OANDA証券』 口座開設必要書類・個人

OANDA証券の取引概要については、以下からご参考ください。
>FX取引概要

OANDA証券の店頭FX取引に係るリスク情報に関する開示については、以下からご参考ください。
>開示情報

FX初心者にオススメのコンテンツ

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これからFXを始める初心者の方向けに、豊富なコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもFXをスムーズに始めることが可能です。またOANDAの口座保有者だけが使えるOANDAオリジナルインジケーターも提供しています。是非OANDAの口座開設をご検討ください。

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Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


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