FX初心者の方

公開日:2021年10月1日 10時56分
最終更新日:2023年5月11日 17時15分

FXと株の違い|全7項目から比較して初心者向け投資方法を解説


FXと株では、投資対象銘柄や取引時間、レバレッジをはじめ様々な違いがあります。
たとえばFXで活用できるレバレッジは最大25倍(国内の場合)に対して、株は約3.3倍(信用取引の場合)です。
FXはレバレッジという仕組みがあるため、少額でも始められ、効率よく利益を追求することができます。

取引時間に関しても、FXは24時間(原則平日のみ)取引できるのに対して、株は平日の9時~15時と決まっています。
日中は仕事で忙しいビジネスパーソンの方は、株よりもFXのほうが取り組みやすいでしょう。
このようにFXと株では様々な違いがあります。

本記事では、FXと株の違いや初心者向け投資方法などについて詳しく解説します。

なおFXと株に向いている方をそれぞれ簡潔にまとめると、以下の通りです。

FXに向いている方

  • 1. 少額から投資を始めたい方
  • 2. 少額から大きな利益を得たい方
  • 3. 日中は忙しいビジネスパーソン

株に向いている方

  • 1. インカムゲインを期待した中長期的な取引を行いたい方
  • 2. 企業の決算や事業状況に興味があり調査するのが好きな方
  • 3. 日中でも取引が行える方

初心者にとってFXと株のどちらがオススメなのかについてすぐに知りたい方は、以下のボタンを押してください。

今すぐFXと株ではどちらが初心者向け投資なのかについて見る

1.FXと株の違い

FXと株は、取引時間やレバレッジなど様々な違いがあります。
具体的な違いは、以下の通りです。

比較項目 FX
投資対象銘柄 米ドルや日本円など国が発行する通貨 (約70通貨以上) 企業が個別に発行する株式 (約3,800銘柄)
取引時間 原則24時間 (土日祝日を除く) 平日9時~15時 (PTS取引の場合は23時59分まで取引可能)
レバレッジ 最大25倍 (個人の場合) 基本的にはなし (信用取引の場合は3.3倍)
最低取引額 約4円~ (1通貨の場合) 数万円~数十万円程度 (1株単位で購入できるサービスを利用すれば数千円から取引可能)
利益の種類 1.為替差益 2.スワップポイント 1.売買差益 2.配当金 3.株主優待
相場の変動要因 各国の政治や経済動向、景気、政策金利など 企業の業績やニュースなど
相場のボラティリティ (値動きの大きさ) 通貨ペアによって値動きの大きさの傾向は異なる。 動くときは大きく乱高下する 株式市場では制限値幅があり、どんなに動いても1日の値動きは限定的

それぞれの比較項目をより詳しく見ていきましょう。

【FXと株の違い1】投資対象銘柄

FXと株では、何の商品に投資をするかが異なります。
投資対象銘柄の違いは、以下の通りです。

FXは通貨・株は企業の株式

FXの投資対象銘柄は米ドルや日本円など国が発行する通貨

FXは、米ドルや日本円など国が発行する通貨を投資対象とします。

簡単に言うと、米ドルや日本円など国が発行する通貨を組み合わせた「通貨ペア」を売買します。
たとえばアメリカの通貨「米ドル(USD)」と日本の通貨「円(JPY)」を組み合わせた通貨ペアを「米ドル/日本円(USD/JPY)」と表記します。
その他にも、ユーロ(EUR)と米ドルを組み合わせた「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」、英ポンド(GBP)と米ドルを組み合わせた「英ポンド/米ドル(GBP/USD)」など様々です。

FX会社によって通貨ペア数は異なります。
(OANDA証券では、71通貨ペア取引が可能)
各通貨ペアによってボラティリティや取引量の多さなど特性が異なります。
自分が取引する通貨ペアの特性は、取引前に押さえておきましょう。

各通貨ペアの特性や、初心者向け通貨ペアなどに関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>FXのおすすめ通貨ペアは?選び方や初心者向け通貨ペアを解説

株の投資対象銘柄は企業が発行する株式

株は、企業が発行する株式(企業が資金調達をするために発行する株券)を投資対象とします。
一般的に証券取引所に上場している企業の株式が投資対象です。
2022年9月時点では、日本の証券取引所に上場している企業は約3,800社あります。
投資対象銘柄数はかなりの量があり、その中から自分に合った銘柄を探せるのも株の醍醐味です。

続いて、取引時間の違いについて見ていきましょう。

【FXと株の違い2】取引時間

FXと株では、取引できる時間が異なります。
取引時間の違いは、以下の通りです。

FXは原則24時間・株は平日9時~15時

FXは原則24時間(土日を除く)取引可能

FXは、原則24時間(土日を除く)取引を行えます。
(月曜日~金曜日までの祝日の場合、24時間取引可能)
生活スタイルにあわせて取引を行いやすいので、日中は忙しいビジネスパーソンの方でも無理のない取引が可能です。

ただしFX市場は24時間動いていますが、相場が動きづらく取引に適していない時間帯もあります。
取引に適していない時間帯や適した時間帯など、FXの取引時間についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>FXの取引時間は?相場が活発に動く時間帯やリスク回避方法も解説

株は平日9時~15時まで取引可能

株は、平日9時~15時まで取引を行えます。
(11時30分~12時30分は証券取引所が昼休みとなり取引を行えない)
基本的に株は日中しか取引を行えないので、忙しいビジネスパーソンの方には取り組みづらいかもしれません。

しかしPTS取引(夜間取引のことで、証券会社を経由しない取引方法)を活用することで、23時59分までの取引が可能です。
ただしPTS取引は、流動性の少なさや注文方法が限られているなどのデメリットがあります。

続いて、レバレッジの違いについて見ていきましょう。

【FXと株の違い3】レバレッジ

FXと株では、活用できるレバレッジの倍率が異なります。
レバレッジの違いは、以下の通りです。

FXは最大25倍・株は基本的にはなし

FXのレバレッジは最大25倍(個人の場合)

FXは、最大25倍(個人の場合)までレバレッジを活用できます。
(OANDA証券の法人口座の場合は、最大50倍)

    レバレッジとは?

    レバレッジとは「てこの原理」を意味し、FX会社に預け入れた証拠金(取引を始めるのに必要な担保)の何倍にも相当する金額の取引ができることを指します。

FXのレバレッジは最大25倍(個人の場合)です。
これは取引に必要な資金が25分の1で済むことを意味します。
たとえば、1ドルが100円の場合に1万通貨の取引を行うには本来100万円が必要になりますが、レバレッジという仕組みのおかげで25分の1に相当する4万円で取引できます。
つまり4万円という少額で、100万円分に相当する取引を行えるわけです。

1万通貨取引は、1円の値動きがあれば、1万円の利益(損失)となります。
レバレッジのおかげで1万通貨取引は4万円で行うことができ、1円の値動きがあれば1万円の利益を生み出せるのです。
4万円の取引金額に対して、その25%に値する1万円の利益を上げられるというのは、レバレッジという仕組みならではの恩恵です。

なお、FXでは1万通貨という単位での取引が一般的ですが、FX会社によっては1,000通貨や、1通貨という単位での取引も可能です。
OANDA証券は、1通貨での取引に対応しています。

取引金額と損益(1ドル100円の場合)

取引数量 本来の取引金額 レバレッジ25倍での取引金額 1円の値動きによって生まれる損益
1万通貨取引 1,000,000円 40,000円 10,000円
1,000通貨取引 100,000円 4,000円 1,000円
1通貨取引 100円 4円 1円

レバレッジを活用した取引の行い方については、以下の記事を参考にしてください。>【初心者向け】FXのレバレッジとは?計算方法とリスクの抑え方を解説

株のレバレッジは基本的にはなし

株は、現物取引(株式と現金の受け渡す取引)が基本で、証拠金取引のようにレバレッジはありません。
ただし、信用取引(証券会社から株式やお金を借りて行う取引)といって、3.3倍までのレバレッジを利用できる取引もあります。

FXの最大レバレッジ25倍というのは、資金効率を高めるという面で魅力的です。
しかし、高いレバレッジ取引はリスクも高いので、綿密な資金管理のスキルが求められます。

続いて取引を始めるのに必要な資金の違いについて見ていきましょう。

【FXと株の違い4】取引を始めるのに必要な資金

FXと株は、取引に必要な資金が異なります。
取引に必要な資金の違いは、以下の通りです。

FXは約4円~(1通貨の場合)・株は約10万円以上~(1株単位で購入できるサービスを利用すれば数千円から取引可能)

FXは約4円(1通貨の場合)から取引を始められる

FXの取引に必要な最小金額は、約4円(1通貨取引の場合)です。
とはいえ、一般的には1万通貨取引が主流であるため、約40,000円が必要となります。

では、取引に必要な40,000円だけを証拠金として預け入れれば良いかというと、それは非常にリスクが高いことだといえます。
なぜならば、含み損によって証拠金が一定の水準を下回ると、ロスカット(強制決済)される仕組みがあるからです。

ロスカットは、取引に必要な金額とそれに対する証拠金(証拠金維持率)の割合で決まります。
FX会社によってロスカットを行う証拠金維持率の水準は異なりますが、一般的に100%(取引必要額と証拠金が同額)はロスカットされる危険ラインです。

1万通貨取引は40,000円で行えますが、証拠金にはその5倍の200,000円、10倍の400,000円といった金額を預け入れるリスク管理が必要です。

株は数万円~数十万円程度(1株単位で購入できるサービスを利用すれば数千円から取引可能)から取引を始められる

株は、数万円~数十万円程度で取引を始められます。
銘柄(企業)によって必要な資金は異なりますが、1万円から購入できる株もあれば、100万円を用意しなければならない株もあります。

株の購入枚数は、原則的に100株単位です。
(1回の取引で最低でも100株は購入しなければならない)
つまり株価に「×100」をした金額が取引に必要な金額です。

たとえばユニクロを運営するファーストリテイリングは、1株=80,670円(2022年9月6日時点)です。
これに「×100」をするので、ファーストリテイリングの株を購入する場合は、8,067,000円を用意する必要があります。
(Yahoo!を運営するZホールディングスは、1株=408.5円、つまり40,850円が必要)

なお、株式累積投資やミニ株などのサービスを利用すれば、1株単位から購入できます。
しかしこういったサービスでは、議決権や株主優待などを受ける権利がありません。

続いて、利益の種類の違いについて見ていきましょう。

【FXと株の違い5】
利益の種類

投資による利益には、キャピタルゲインとインカムゲインがあります。
前者は資産の値上がりによって得られる利益、後者は資産を保有することによって得られる利益です。
FXと株では、それぞれ以下の利益が得られます。

FXで発生する利益は為替差益・スワップポイントの2種類

FXは、為替差益とスワップポイントの2種類で利益を得られます。

    為替差益とは?

    為替相場の変動によって生じる利益または損失のことです。
    たとえば米ドル/日本円を取引する場合に、1米ドル100円で買いポジションを保有したとします。
    価格が上昇し、1米ドル101円で決済すると、「+1円」の利益が発生します。
    一方、価格が下落し1米ドル99円で決済すると、「-1円」の損失が発生します。

    スワップポイントとは?

    通貨ペアを構成する2ヵ国間の金利差によって発生する損益です。
    高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売るポジションの場合に、ほぼ毎日利益を受け取れます。
    ただし低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売るポジションの場合は、マイナススワップと言って逆に支払いが発生します。

    スワップポイントの仕組みや運用方法などについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
    >スワップポイントとは?仕組みや計算方法、運用方法などを紹介

株で発生する利益は値上がり益・配当金・株主優待の3種類

株は、値上がり益・配当金・株主優待の3種類で利益を得られます。

    値上がり益とは?

    株価が安い時に買い、高くなった時に売ることで得られる利益です。
    株価は企業の業績などに反応する需給によって変動します。
    一般的に、業績が好調なら株は買われ株価は上昇し、業績が低調なら株は売られ株価は下落します。

    配当金とは?

    企業が利益の一部を、株主に分配するお金のことです。
    企業によって異なりますが、年に1~2回程度受け取れます。
    ただし、業績によっては配当が見送りになる場合もあります。

    株主優待とは?

    企業が株主に対して、自社商品やサービスなどを提供する制度です。
    全ての企業が実施しているわけではないので、取引前に株主優待の有無を確認しておくと良いでしょう。
    また株を長期保有すると、優待品がグレードアップする「長期保有優遇制度」もあります。

値上がり益や配当金は、FXの為替差益やスワップポイントに相当します。
株は配当金+株主優待といったインカムゲインが充実しているのが特徴です。

続いて、相場の変動要因の違いについて見ていきましょう。

【FXと株の違い6】相場の変動要因

FXと株は、相場の変動要因が異なります。
相場の変動要因の違いは、以下の通りです。

FXは各国の政治や経済動向、景気、政策金利などで動く、株は企業の業績で動く

FXは各国の政治や経済動向、景気、政策金利などで動く

FX相場は、各国の政治や経済動向、景気、政策金利などによって変動します。
つまりマクロ経済(国全体の経済活動)の影響を受けます。
(以下で解説する株はミクロ経済に影響されます。)

    マクロ経済とミクロ経済の違い

    マクロ経済は、政府や企業などを一括りにした国全体の経済活動を意味します。
    一方ミクロ経済は、企業や個人など小さい経済活動を意味します。
    GDPなどの大きな視点で分析するか、消費者や生産者といった小さな視点で分析するかに大きな差異があります。

世界各国では、日々「経済指標(各国の政府や中央銀行などが発表する経済に関する統計)」が発表されます。
たとえば「政策金利」「GDP」「雇用統計」といった経済指標が有名です。

二国間の通貨を売買するFXでは、投資する国全体の経済活動に注目する必要があり、より大きな視点で分析を行う必要があります。

株は企業の業績で動く

株は、企業の業績やニュースなどによって変動します。
買いたい人と売りたい人(需要と供給)の関係で、需要が増えれば株価が上がり、需要が減れば株価が下がります。
そのため、企業が公表する決算や事業状況などは、株価に大きな影響を与える傾向があります。

続いて、相場のボラティリティの違いについて見ていきましょう。

【FXと株の違い7】相場のボラティリティ(値動きの大きさ)

FXと株は、相場のボラティリティ(値動きの大きさ)が異なります。
ボラティリティの違いは、以下の通りです。

FXは制限値幅がなく、株は制限値幅がある

FXには制限値幅がなく動くときは大きく動く

FXは、二国間の通貨の交換であるため、どちらかの通貨が一方的に買われすぎ、売られ過ぎになることや、取引量が急激に変化することは多くありません。
そのため、一定の値幅の間を行ったり来たりするレンジ相場になりやすい傾向があります。

とはいえ、突発的なニュースや経済指標のサプライズなどにより、取引量が拡大して急変動を見せる場合もあります。
そうして出来事が起こると、数分間で数円もの値動きをする場合があります。

FXには株のように制限値幅がないので、一方向に大きく変動する可能性があります。
その場合には、適切なリスク管理を行っていないポジションは、ロスカットになってしまいます。

株には制限値幅があり1日の値動きが限定的

株は、1日の売買における値動きの幅が、一定範囲に制限されています。
この制限値幅の上限に達することを「ストップ高」、下限に達することを「ストップ安」と呼びます。

制限値幅は相場の暴騰暴落を抑えられ、投資家によるパニック売りなどを一時的に抑制する効果があります。


以上、全7項目からFXと株の違いについて解説しました。
続いて、上記で比較したことを整理しながらFXと株のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

2.FXのメリット・デメリット

FXのメリットは、主に以下5つあります。

  • 1.レバレッジが高く資金効率の良い取引が可能
  • 2.原則24時間取引が行えるので生活スタイルに合った取引が可能
  • 3.資金が少ない方でも始めやすい
  • 4.主要通貨ペアは多くないので初心者でも特徴を覚えやすい
  • 5.FXは売りと買い両方で利益を期待できる

FXのデメリットは、主に以下3つあります。

  • 1.レバレッジ(証拠金取引)の仕組みを理解する必要がある
  • 2.リスク管理を行わないと大きな損失を発生させるリスクもある
  • 3.スワップポイントを支払わなければならない時がある

FXはレバレッジの高さによって、少額から大きな利益を期待できるのがメリットです。
また24時間取引が行えるので、日中は忙しいビジネスパーソンの方でも取り組みやすく、生活スタイルに合った柔軟な取引を行えます。

一方でレバレッジ取引は、大きな利益を期待できる反面、大きな損失を発生させるリスクもあります。
先の値動きが正確に予測できないからこそ、常にリスク対策を心がけた取引が大切です。


以上、FXのメリット・デメリットについて解説しました。
続いて、株のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

3.株のメリット・デメリット

株のメリットは、主に以下3つあります。

  • 1.配当金や株主優待などインカムゲインが充実している
  • 2.制限値幅があり相場の急変動による損失が制限される
  • 3.情報取集が行いやすい

株のデメリットは、主に以下3つあります。

  • 1.株を始めるにはそれなりの資金が必要
  • 2.投資対象銘柄数が多くどの銘柄を選べば良いのか迷いやすい
  • 3.基本的に日中しか取引ができない

株は、配当金や株主優待などインカムゲインが充実している点が大きなメリットです。
これらは大きな利益が期待しづらいですが、中長期的な目線で利益を積み上げやすいでしょう。

一方ある程度のまとまった資金が必要で、基本的に日中しか取引できないなど、取引の自由度はあまり高くありません。


以上、FXと株のメリット・デメリットについて解説しました。
これらを踏まえたうえで、初心者向け投資はどちらかについて以下で詳しく解説します。

4.【初心者向け】FXと株どちらがオススメ?

FXに向いている方は、以下の通りです。

  • 1.少額から投資を始めたい方
  • 2.少額から大きな利益を得たい方
  • 3.日中は忙しいビジネスパーソン

一方株に向いている方は、以下の通りです。

  • 1.ある程度資金がありインカムゲインを期待した中長期的な取引を行いたい方
  • 2.企業の決算や事業状況に興味があり調査するのが好きな方
  • 3.日中でも取引が行える方

前述した通り、FXはレバレッジの高さによって、少額から大きな利益を期待できるのが大きなメリットです。

資金があまりなく少額から取引を始めたい方や、少額から大きな利益を期待したい方などには、向いているでしょう。

一方株は、インカムゲインの充実やFXに比べてリスクが少ないなどのメリットがあります。
ある程度資金に余裕があり、インカムゲインを期待した中長期目線で利益を積み上げたい方には、向いています。

このようにFXと株では様々な違いがあり、生活基準やスタイルなどによって向き不向きがあります。
投資の特性を理解し、自分の生活基準やスタイルに合った投資を選ぶと良いでしょう。


以上、初心者向け投資はどちらかについて解説しました。

投資の種類によって向き不向きがあるので、一概にどれがおすすめとは言えません。
ただ資金があまり用意できないものの投資を始めてみたいという方は、株よりもFXのほうが始めやすいでしょう。

続いて、FXの始め方について見ていきます。

5.FXの始め方

FXは、以下5つのステップで始められます。

  • STEP1:FX会社を選ぶ
  • STEP2:FX会社に口座を開設する
  • STEP3:FX会社の口座に証拠金を入金する
  • STEP4:取引する通貨ペアを選ぶ
  • STEP5:注文を発注する

FXを始める際に重要となるのは、「どのFX会社で取引を行うのか?」です。
なぜならFX会社によって、始められる資金やツールなど、取引環境が異なるからです。
特に初心者の方は、以下2つのことに気をつけてFX会社を選びましょう。

  • 1.初心者向けの基礎コンテンツは豊富にあるか?
  • 2.少額から取引を始められるか?

初心者向けの基礎コンテンツは豊富にあるか?

FXは、専門用語やチャートの見方、注文方法など覚えるべき基礎知識がたくさんあります。
基礎知識を覚えずに取引を始めてしまうと、思わぬ損失を発生させてしまいます。
FX会社によって提供しているコンテンツ内容が異なるので、初心者の方は基礎コンテンツを豊富に提供しているところを選ぶと良いでしょう。

    ●OANDA証券では初心者向け基礎コンテンツを豊富に提供している

    OANDA証券では、専門用語やチャートの見方など初心者向けの基礎コンテンツを豊富に提供しています。
    以下は、OANDA証券が提供する基礎コンテンツの一部を写した画像です。

    OANDA証券が提供する基礎コンテンツの一部を写した画像

    OANDA証券では、イラストや動画などを活用して初心者の方でも分かりやすい基礎コンテンツ作りを行っています。

    FXのことがあまりわからない初心者の方でも、OANDA証券の提供する基礎コンテンツを参考にしていただければ、スムーズに取引を行えます。

    OANDA証券が提供する基礎コンテンツ一覧は、以下のリンクから飛べます。
    参考記事:FX初心者の方向け基礎コンテンツ一覧

少額から取引を始められるか?

FX会社によって最小の取引単位が異なり、取引に必要な資金に差があります。
FXで継続して利益を上げるには、資金管理や相場分析など様々なスキルが必要です。
初心者の方は1通貨単位などの少額から取引を始めて、リスクを抑えながらFXの練習を行っていきましょう。

    ●OANDA証券では約4円(1通貨単位)から取引を始められる

    OANDA証券が提供する取引コース「ベーシックプラン」なら、約4円(1通貨単位)から取引を行えます。

    OANDA証券が提供する取引コース「ベーシックプラン」

    FXは、初心者の方がすぐに利益を出せるほど甘い投資ではありません。
    リスクの少ない少額から取引を始めて、まずはFXに慣れることから始めましょう。

    OANDA証券の「ベーシックプラン」について詳しく知りたい方は、以下のリンクから飛べます。
    >OANDA証券の「ベーシックプラン」はこちら

FXの具体的な始め方については、以下の記事を参考にしてください。
FXのやり方・始め方|初心者向けに口座開設から取引までを実例で解説


以上、FXの始め方について解説しました。

前述した通り、OANDA証券では、基礎コンテンツを豊富に提供していることや少額から取引できることなど、これからFXを始める初心者の方でも安心の取引環境を提供しています。

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口座開設の詳しい手順や必要な書類などについては、以下の記事を参考にしてください。

>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説

また「いきなり実践取引は不安」という方向けに、デモトレードの提供も行っています。
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デモ口座について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>FXのデモトレード|OANDAならMT4/MT5で取引体験ができる

まとめ

最後に、本記事で解説したFXと株の違いについて簡単にまとめます。

  • 1.FXと株では、投資対象銘柄・取引時間・レバレッジ・必要な資金など様々な違いがある
  • 2.FXはレバレッジや24時間取引可能なこと、少額から取引を始められるなどがメリット
  • 3.株は、インカムゲインの充実などがメリット
  • 4.これから投資を始める初心者の方は、株よりもFXのほうが始めやすい

OANDA証券では、1通貨単位(約4円)からFXを始められます。
まずは少額から取引を始めてみましょう。

なお本記事でも解説した基礎コンテンツやオリジナルツールなどは、以下のコンテンツを参考にしてください。

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Published by
OANDA Lab編集部

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問い合わせ先:0120-923-213 またはお問い合わせフォームから


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