ホーム » 用語解説登録 » レンジブレイク

レンジブレイク

レンジブレイクとは、チャート上の値動きが一定の値幅を行き来するレンジ相場の状況から、レンジの上限または下限を明確に抜け出す動きを指します。

一般に、レンジを上方向に抜けると上昇トレンドが、下方向に抜けると下落トレンドが発生しやすいと考えられています。

これは、これまで均衡していた売りと買いの力関係が崩れ、新たな方向性が市場に生まれるためです。

レンジ相場は、市場に強い材料がなく方向感に乏しい場合や、投資家が明確な売買判断を持てない場合に形成されます。

この間、価格は一定の範囲内で上下を繰り返し、高値圏では売りが出やすく、安値圏では買いが入りやすい状態となります。

こうした均衡が崩れたとき、新しい参加者による新規注文や、既存ポジションの損切りなどの要素が連動し、価格が一方向に大きく動くことがあります。

これがレンジブレイク後に勢いが生まれやすい理由です。

ただし、レンジブレイクの動きがダマシとなる場合も考えられます。

なお、レンジブレイク後には、それまで上限として機能していた価格帯が下値支持線(サポートライン)に、下限として機能していた価格帯が上値抵抗線(レジスタンスライン)に変わる「サポート・レジスタンス転換(サポレジ転換)」が起こることもあります。


この記事をシェアする