テクニカル分析解説

移動平均線とボリンジャーバンドを組み合わせた分析方法


1.短期の移動平均線と長期のボリンジャーバンドを組み合わせる


テクニカル分析の代表的な方法として、短期と長期の2本の移動平均線のクロスから売買タイミングを判断する考え方があります。短期線が長期線を下から上抜く「ゴールデンクロス」は上昇トレンドへの転換を示唆するもので買いサイン、その反対に短期線が長期線を上から下抜く「デッドクロス」は下降トレンドへの転換を示唆するもので売りサインです。

この2本の移動平均線のクロスを見る手法の応用として、長期線をボリンジャーバンドに置き換える方法があります。これにより、移動平均線同士の組み合わせによるダマシの多さを抑えることができます。ここで紹介するのは、期間5の移動平均線と、「期間20、偏差±1」のボリンジャーバンドの組み合わせです。ボリンジャーバンドの偏差として、±1を使うのがポイントです。

画像1/短期の移動平均線と長期のボリンジャーバンド

短期の移動平均線と長期のボリンジャーバンド

2. 移動平均線とボリンジャーバンドを利用したトレードルール


エントリーの前提としてトレンドの向きが重要で、その方向への順張りを仕掛けるのがポイントです。トレンドの条件が満たされていた場合、短期の移動平均線と、長期のボリンジャーバンドがゴールデンクロス/デッドクロスするタイミングでエントリーを行います。

                       
【移動平均線とボリンジャーバンドを利用したトレードルール】
買いボリンジャーバンドの中心線(移動平均線)が上向きで、移動平均線がボリンジャーバンドの+1σを上抜けたとき
売りボリンジャーバンドの中心線(移動平均線)が下向きで、移動平均線がボリンジャーバンドの-1σを下抜けたとき

画像2は、上昇トレンドにおけるトレード例です。Aにおいて、買いの条件が満たされたのでエントリーします。利益確定に関しては、期間5の移動平均線が±1σのバンド内に戻ったBのタイミングで行います。

画像2/エントリーと利確

エントリーと利確

また、利益確定後にボリンジャーバンドの中心線の向きが変わっておらず、移動平均線が再び±1σを突破した場合は再エントリーするのも有効です。画像3ではCからDへの買いトレードの後に、再びEからFへの買いトレードが発生しています。

画像3/連続の仕掛けも可能

連続の仕掛けも可能

監修:山中康司氏

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