2025年10月28~29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、政策金利 は市場予想通り0.25%引き下げられて3.75~4.00%となりました。
同時に発表された声明は米経済活動の緩やかな拡大を示した一方で、経済見通しの不確実性の高さを指摘しています。
QT
(量的引き締め)に関しては、12月1日の終了を発表しました。
この決定に対して、ミラン理事が0.5%の利下げ
を、カンザスシティー連銀総裁が金利据え置きを主張して反対票を投じました。
2名の反対票が投じられたのは、今年のFOMCで2回目です。
その後、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が開催され、政策金利は引き締め的であることを認めつつも、12月の政策金利引き下げは既定路線ではないとしています。
議長の会見を受けて米ドル/円は急騰して円安が進み、買い一巡後は円高方向にやや戻る展開です。
また、市場の政策金利見通しを示すFedWatchツールによると、次回12月のFOMCで政策金利が引き下げられる見通しは67%台に低下しました。
米国の主要経済指標のヒストリカルデータ
は、下記ページで確認できます。
>国別経済指標
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OANDA Lab編集部
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