現在の米国債利回りのイールドカーブ推移グラフ
選択した日付における米国債利回りのイールドカーブを表示します。ログインすると、他の日付のものを5本まで重ねて比較することが可能です。また会員ステータスがゴールドの方は、3Dグラフで過去のイールドカーブの変化をチェックすることもできます。
イールドカーブとは?
イールドカーブとは日本語で「利回り曲線」と呼び、債券の利回り(金利)と償還期間をグラフで表示したものです。
画像1/イールドカーブのイメージ画像

画像1のように、縦軸に利回り横軸に償還期間を表示します。イールドカーブをこまめに確認しておくことで、市場の変化に気づけるかもしれません。
イールドカーブの種類
イールドカーブは順イールド・逆イールド・フラット化・スティープ化という種類があります。それぞれの特徴について、以下で詳しく紹介します。
順イールド
画像 | 概要 |
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![]() | 基本的に債券というものは、償還期間までの時間が長ければ、長いほど回収のリスク・コストの関係上、利回りは高くなります。このため経済がうまく回っている場合は、基本的にイールドカーブのグラフは右側が高い状態となるのです。この現象を一般的に順イールドと呼びます。 |
フラット
画像 | 概要 |
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![]() | 順イールドも金融政策の影響や市場の変化等の原因により、短期・長期の債券利回りの差が無くなる場合もあります。この状態をフラットと呼びます。原因にもよりますが短期金利の上昇によりフラットとなる場合は、次に紹介する逆イールドに近づいており景気減速の前兆となる場合があるでしょう。 |
逆イールド
画像 | 概要 |
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![]() | 逆イールドとはフラットの状態からさらに短期金利が上昇し、長期金利の水準を上抜けてしまう状態のことです。この状態に陥ると借り入れコストが上昇するので、企業の設備投資や個人消費が縮小し、景気が後退する可能性も高い状態と考えられ、金融市場では警戒感が高まります。 |
スティープ化・フラット化
画像 | 概要 |
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![]() | イールドカーブの曲線の変化を示す用語にスティープ化とフラット化があります。スティープ化とは短期金利が下落または長期金利の上昇により、曲線の角度が大きくなることです。フラット化とは短期金利が上昇、長期金利が下落して曲線の角度が小さくなることです。過去のイールドカーブの状態と比較して、現在どのような傾向があるのかをチェックしてみましょう。 |
グラフの使い方
米国債利回りのイールドカーブ推移グラフの使い方を紹介します。
表示する日付の指定
最初に②に指定した日付のイールドカーブが表示されます。ログインすると③で指定した日付(最大で5日分)のイールドカーブも重ねて表示できます。
表示するデータの指定
表示したくないデータがある場合はグラフ上部の凡例の部分(④)をクリックすると、表示/非表示を切り替えられます。
3Dグラフへの切り替え(ゴールド会員限定)
ゴールド会員の方は右上の⑤の部分をクリックすると、グラフを3DDグラフに切り替えられます。
3Dグラフの使い方
米国債利回りのイールドカーブ推移3Dグラフの使い方を紹介します。
表示する期間の設定
表示するデータの期間を①から選択します。
グラフ表示の調整
グラフ右上のアイコン(②)を選択し、マウス操作でグラフの表示を調整します。アイコンは右から、
- 拡大縮小
- グラフの移動
- グラフの回転(縦方向)
- グラフの回転(横方向)
- カメラのリセット
- 前回保存されたもの(デフォルト)に戻る
- マウスを当てた部分のデータ表示有無切り替え
です。
イールドカーブに関するよくある質問
イールドカーブに関するよくある質問にお答えします。
イールドカーブコントロールとは何ですか?
イールドカーブコントロールとは長期金利と短期金利を操作し、適切な水準を維持することです。別名「長短金利操作」とも呼ばれます。