TradingViewの使い方

TradingView(トレーディングビュー)でチャートパターン「トリプルボトム」を設定する方法


TradingViewでチャートパターン「トリプルボトム」を設定する方法を紹介します(有料プランの「Premium」限定の機能です)。
このチャートパターンは、過去600本のバー上からトリプルボトムと呼ばれる特定のチャート形状の出現箇所を自動検出するインジケーターです。
チャートにセットすると、トリプルボトムが出現した場所に「Bottom1」「Bottom2」「Bottom3」と描かれたラベルが表示されます。
チャートパターンのトリプルボトムにはどのような設定があるのかを、ここで確認しておきましょう。

TradingViewでチャートパターン「トリプルボトム」を設定する方法
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トリプルボトムとは

トリプルボトムは、同水準の三つの安値(谷)と二つの高値(山)で形成されるチャートパターンです。
三つの谷の深さ、二つの山の高さはそれぞれ必ずしも同じになるわけではなく、多少崩れた形で出現することもあります。
安値圏で現れた場合は、上昇トレンドへの転換を示唆します。
山にあたる高値のところに引ける水平線をネックラインと呼び、ネックラインを上抜けると、安値からネックラインまでの値幅と同じ分、価格が上昇すると予想されます。
このチャートパターンと反対の性質を持つのが、トリプルトップです。

トリプルボトムは、同水準の三つの安値(谷)と二つの高値(山)で形成されるチャートパターン
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トリプルボトムをチャートに追加する方法

TradingViewでチャート上にチャートパターンのトリプルボトムを追加する方法は次の通りです。

TradingViewを立ち上げ、チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック、もしくはチャートのローソク足の上で右クリック→「~にインジケーター/ストラテジーを追加」をクリックします。

チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック
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チャートのローソク足の上で右クリック→「~にインジケーター/ストラテジーを追加」をクリック
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インジケーターウィンドウが開くので、「テクニカル」→「パターン」から「Triple Bottom Chart Pattern(トリプルボトム・チャートパターン)」をクリックします。
これで、チャートにトリプルボトムを表示できます。
なお、パターン画面内は「チャートパターン」と「ローソク足パターン」にカテゴリーが分かれており、Triple Bottom Chart Pattern(トリプルボトム・チャートパターン)は前者にリストされています。

インジケーターウィンドウの「テクニカル」→「パターン」から「Triple Bottom Chart Pattern(トリプルボトム・チャートパターン)」をクリック
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トリプルボトムの設定画面の使用方法

チャートパターンの設定画面は、「表示中のチャートパターンのラベルをダブルクリック」「チャート左上のチャートパターン名をダブルクリック」「チャートパターン名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで表示できます。
他にもやり方はいくつかありますが、簡単なのはこの3つです。

「表示中のチャートパターンのラベルをダブルクリック」「チャート左上のチャートパターン名をダブルクリック」「チャートパターン名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで設定画面表示
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トリプルボトムの設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えができます。
全ての設定が完了したら、画面右下の「OK」をクリックしましょう。
なお、「OK」の左側にある「デフォ…」をクリックすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。

「パラメーター」では、表示するトリプルボトムのパラメーター、目標価格の表示/非表示、ラインや背景、ラベルの色などを設定します。

「パラメーター」で、表示するトリプルボトムのパラメーター、目標価格の表示/非表示、ラインや背景、ラベルの色などを設定
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①Trend Height

トリプルボトム形成までに必要なトレンドの高さをパーセンテージで設定します。
デフォルトは「50」です。

②In Progress

トリプルボトムを形成中の不完全なパターンを検出するかどうかを設定します。
デフォルトは検出する設定です。

③Price target

目標価格の表示/非表示を設定します。
デフォルトは表示する設定です。

④Bottoms

三つの谷の深さの最大許容差をパーセンテージで設定します。
デフォルトは「10」です。

⑤Intermediate Maxima

二つの山の高さの最大許容差をパーセンテージで設定します。
デフォルトは「50」です。

⑥Price Line

プライスライン(値動きを示す線)の色や不透明度、種類、太さを変更できます。

⑦Neck line

ネックラインの色や不透明度、種類、太さを変更できます。

⑧Background

トリプルボトムの背景色の表示/非表示を設定します。
また、背景の色や不透明度を変更できます。

⑨Labels

トリプルボトムのラベル(「Bottom1」「Bottom2」「Bottom3」)の表示/非表示を設定します。
また、ラベルの色や不透明度を変更できます。

「スタイル」では、トリプルボトムのラベル、背景色、ラインの表示/非表示などを設定します。

「スタイル」で、トリプルボトムのラベル、背景色、ラインの表示/非表示などを設定
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①Labels

トリプルボトムのラベル(「Bottom1」「Bottom2」「Bottom3」「Target」)の表示/非表示を設定します。

②LineFills

トリプルボトムの背景色の表示/非表示を設定します。

③Lines

プライスラインやネックラインなどの表示/非表示を設定します。

「可視性」では、トリプルボトムの表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみトリプルボトムが表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。

「可視性」で、トリプルボトムの表示/非表示を時間軸ごとに設定
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