FX初心者の方

チャートパターン(フォーメーション分析)とは?代表的な17種類を解説


チャートパターンとは、トレンドが反転または継続する際に現れる特徴的なチャートの形のことです。
この形に基づいて相場を予想することから、フォーメーション分析と呼ばれることもあります。
大きく分けて「反転(リバーサルフォーメーション)」と「継続(コンティニュエーションフォーメーション)」があります。
代表的な反転のチャートパターンには「ダブル・トップ(ボトム)」、継続のチャートパターンには「トライアングル」などの種類があります。
チャートパターンを覚えておくと、トレンドの反転や継続を予測するのに役立ちます。

※FXは必ず機能する相場分析方法や取引手法はありません。
チャートパターン通りに相場が動くものでもありませんのでご注意下さい。

本記事では、初心者の方が覚えておきたい代表的なチャートパターンと、その使い方や注意点などについて詳しく解説します。

なお、今すぐ「ダブル・トップ(ダブル・ボトム)」や「ヘッド&ショルダーズ・トップ(ボトム)」などチャートパターンの種類を知りたい方は、以下のボタンを押し読み進めてください。

チャートパターンの種類

1.チャートパターン(フォーメーション分析)とは?

チャートパターンとは、別名「フォーメーション分析」とも呼びます。
冒頭でも述べた通りトレンドが反転または継続する際に現れる特徴的なチャートの形から、今後の値動きを予測する相場分析方法です。

今日の相場分析の基礎とされるダウ理論は、トレンドの流れに沿った取引が有効であることを示しています。
トレンドがいつ反転するのか、まだ継続するのかといった事柄を知るのは非常に重要で、そのためにはチャートパターンによる分析が有効です。

チャートパターン分析を習得することで、以下2つのメリットを享受できます。

  • 1.トレンド転換を予測できる
  • 2.トレンド転換から為替レートがどの程度動くのかを予測できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【チャートパターンのメリット1】
トレンド転換を予測できる

チャートパターンは、トレンド転換(トレンドの終わり)を予測できます。
たとえば上昇トレンドが発生していた場合、上昇トレンドの終わりを予測できます。
(下落トレンドが発生していた場合は、下落トレンドの終わりを予測)

では実際のチャートを用いて、チャートパターンが発生しトレンド転換している場面を見てみましょう。

チャートパターンが発生しトレンド転換している場面

上記チャートは、上昇トレンド時に「ダブル・トップ」が発生しトレンド転換が発生しています。
ダブル・トップは「反転型」のチャートパターンの代表的存在です。
このような反転型のチャートパターンが出現すると、トレンド転換を予測できます。

【チャートパターンのメリット2】
トレンド転換から為替レートがどの程度動くのかを予測できる

チャートパターンはトレンド転換を予測できると前述しましたが、トレンド転換から為替レートがどの程度動くのかも予測可能です。
たとえば上昇トレンドが終わって下落トレンドに転換した際に、どのくらいの値幅を下落していくか読み取れます。

では実際のチャートを用いて、チャートパターンを活用し下落幅を予測する例を見てみましょう。

チャートパターンを活用し下落幅を予測する例

上記チャートは、ダブル・トップが完成し、下落に転じた場面です。

ダブル・トップは、ネックラインを終値ベースで割り込んだタイミングで完成となります。

    ネックラインとは?

    ネックラインとは、ダブルトップを形成する2つの山の安値水準、ダブルボトムを形成する2つの谷の高値水準などのことです。
    このネックラインを終値ベースで下回る、上回ることがチャートパターンの完成を意味し、それからトレンド転換すると考えることができます。

一般的にダブル・トップの最高値からネックラインまでの下落幅が、トレンド転換後に下落する値幅の目標として考えられます。
上記チャートを見ると、目標価格に到達したあと、下落が一時的に停滞しているのが分かります。

チャートパターンを活用すると、トレンド転換だけではなく、将来どの程度の値動きをするかまでを分析可能です。

チャートパターンを活用する際の注意点については、「3.【注意点】チャートパターンには「だまし」が発生する場合もある」を参考にしてください。

チャートパターンが発生してもだましとなる可能性があるのを想定して取引しましょう。

続いて、FXにはどのようなチャートパターンがあるのかを解説します。

2.チャートパターンの種類は2つ

チャートパターンの種類は、主に以下2つあります。

  • 1.反転型(リバーサルパターン)
  • 2.継続型(コンティニュエイションパターン)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

反転型(リバーサルパターン)

反転型(リバーサルパターン)は主に高値圏や安値圏で発生し、トレンド転換を示唆します。
たとえば上昇トレンドが発生している場合、反転型のチャートパターンが出現すれば上昇トレンドが衰えていることを意味し、下落トレンドに転換する予測ができます。
(下落トレンドの場合は、上昇トレンドへの転換を予測できます)

反転型の代表的なチャートパターンは、以下の8つがあります。

  • 1.ヘッド&ショルダーズ・トップ(三尊天井)
  • 2.ヘッド&ショルダーズ・ボトム(逆三尊)
  • 3.ダブル・トップ
  • 4.ダブル・ボトム
  • 5.トリプル・トップ
  • 6.トリプル・ボトム
  • 7.ソーサー・トップ
  • 8.ソーサー・ボトム

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【反転型1】
ヘッド&ショルダーズ・トップ(三尊天井)

ヘッド&ショルダーズ・トップは、中央の山を頭部、左右の山を肩に見立てることができる形状のことです。
三尊天井(さんぞんてんじょう)とも呼ばれ、主に高値圏で出現します。
以下は、ヘッド&ショルダーズ・トップの画像です。

ヘッド&ショルダーズ・トップ

左肩から頭部へは高値を切り上げるも、頭部から右肩へは高値を切り下げてしまった形で、上昇の勢いの減退を示唆します。
その後にネックラインをブレイクすればヘッド&ショルダーズ・トップの完成となり、下落トレンドに転換すると予測できます。
ネックラインを下回ったところが、売りを仕掛けるポイントです。
では実際のチャートでヘッド&ショルダーズ・トップのエントリーポイントを見てみましょう。

ヘッド&ショルダーズ・トップのエントリーポイント

    【ヘッド&ショルダーズ・トップ(三尊天井)が発生する際の注目ポイント】

    ヘッド&ショルダーズ・トップ(三尊天井)が発生する際の注目ポイント

    上記左の画像では、高値を切り上げ上昇トレンドが継続しています。
    しかし、上記右の画像では、上昇トレンドに少し変化が生じます。
    高値更新に失敗したので、それまでの順調な上昇からは潮目が変わっていることが示唆されます。

    高値更新に失敗して、それまでの順調な上昇からは潮目が変わった例

    続いて上記画像では、前回と前々回の安値を結んだネックラインを割り込んでしまいました。

    このようにしてヘッド&ショルダーズが完成すれば、上昇トレンドが終焉し下落基調に転じる可能性が高まります。

【反転型2】
ヘッド&ショルダーズ・ボトム(逆三尊)

ヘッド&ショルダーズ・トップを反転させた形です。
3つの安値で構成され、その内の中央が左右よりも低い水準のパターンです。
逆三尊(ぎゃくさんぞん)とも呼ばれ、主に安値圏で出現します。
以下は、ヘッド&ショルダーズ・ボトムの画像です。

ヘッド&ショルダーズ・ボトム

左の安値から中央の安値まで切り下げるも、その次には安値を切り上げてしまった形で、下落の勢いの減退を示唆します。
その後に、ネックラインをブレイクすればヘッド&ショルダーズ・ボトムの完成となり、上昇トレンドに転換すると予測できます。
ネックラインを上回ったところが、買いを仕掛けるポイントです。
では実際のチャートでヘッド&ショルダーズ・ボトムのエントリーポイントを見てみましょう。

ヘッド&ショルダーズ・ボトムのエントリーポイント

【反転型3】
ダブル・トップ

ダブル・トップは、同じ水準の高値を2回つけた後(二つの山を形成した後)下落に転じるチャートパターンです。
主に高値圏で出現します。
以下は、ダブル・トップの画像です。

ダブル・トップ

同じ水準の高値を2回つけた後に、ネックラインをブレイクすればダブル・トップの完成です。
ネックラインのブレイクを確認した後、基本的には売りエントリーを仕掛けます。
では実際のチャートでダブル・トップのエントリーポイントを見てみましょう。

ダブル・トップのエントリーポイント

    【ダブル・トップが発生する際の注目ポイント】

    上昇トレンド中に高値を更新できないことから、上昇の勢いが減退していると考えられます。
    理想的な形は、二つの突出した山で構成されることです。
    また、この後にもう一つの同水準を高値とする山ができれば、トリプル・トップとなります。

【反転型4】
ダブル・ボトム

ダブル・ボトムは、同じ水準の安値を2回つけた後(二つの谷を形成した後)上昇に転じるチャートパターンです。
主に安値圏で出現します。
以下は、ダブル・ボトムの画像です。

ダブル・ボトム

同じ水準の安値を2回つけた後に、ネックラインをブレイクすればダブル・ボトムの完成です。
ネックラインのブレイクを確認した後、基本的には買いエントリーを仕掛けます。
では実際のチャートでダブル・ボトムのエントリーポイントを見てみましょう。

ダブル・ボトムのエントリーポイント

    【ダブル・ボトムが発生する際の注目ポイント】

    下落トレンド中に安値を更新できないことから、下落の勢いが減退していると考えられます。
    理想的な形は、二つの突出した谷で構成されることです。
    また、この後にもう一つの同水準を安値とする谷ができれば、トリプル・ボトムとなります。

【反転型5】
トリプル・トップ

トリプル・トップは、同じ水準の高値を3回つけた後(3つの山を形成した後)下落に転じるチャートパターンです。
主に高値圏で出現します。
以下は、トリプル・トップの画像です。

トリプル・トップ

同じ水準の高値を3回つけた後に、ネックラインをブレイクすればトリプル・トップの完成です。
ネックラインのブレイクを確認した後、基本的には売りエントリーを仕掛けます。
では実際のチャートでトリプル・トップのエントリーポイントを見てみましょう。

トリプル・トップのエントリーポイント

【反転型6】
トリプル・ボトム

トリプル・ボトムは、同じ水準の安値を3回つけた後(三つの谷を形成した後)上昇に転じるチャートパターンです。
主に安値圏で出現します。
以下は、トリプル・ボトムの画像です。

トリプル・ボトム

同じ水準の安値を3回つけた後に、ネックラインをブレイクすればトリプル・ボトムの完成です。
ネックラインのブレイクを確認した後、基本的には買いエントリーを仕掛けます。
では実際のチャートでトリプル・ボトムのエントリーポイントを見てみましょう。

トリプル・ボトムのエントリーポイント

【反転型7】
ソーサー・トップ

ソーサー・トップは、高値圏で比較的長い期間もみ合いが続いた後、下落に転じるチャートパターンです。
コーヒーカップの受け皿(ソーサー)のような形をしており「ソーサー・トップ」と呼ばれます。
以下は、ソーサー・トップの画像です。

ソーサー・トップ

ソーサーの形状を作るもみ合いの下限にあたるネックラインをブレイクすれば、トレンド転換と判断します。
ネックラインのブレイクを確認した後、基本的には売りエントリーを仕掛けます。
では実際のチャートでソーサー・トップのエントリーポイントを見てみましょう。

ソーサー・トップのエントリーポイント

【反転型8】
ソーサー・ボトム

ソーサー・ボトムは、安値圏で比較的長い期間もみ合いが続いた後、上昇に転じるチャートパターンです。
コーヒーカップの受け皿(ソーサー)のような形をしており「ソーサー・ボトム」と呼ばれます。
以下は、ソーサー・ボトムの画像です。

ソーサー・ボトム

ソーサーの形状を作るもみ合いの上限にあたるネックラインをブレイクすれば、トレンド転換と判断します。
ネックラインのブレイクを確認した後、基本的には買いエントリーを仕掛けます。
では実際のチャートでソーサー・ボトムのエントリーポイントを見てみましょう。

ソーサー・ボトムのエントリーポイント

以上、反転型のチャートパターンについて解説しました。
続いて、継続型のチャートパターンについて見てみましょう。

継続型(コンティニュエイションパターン)

継続型(コンティニュエイションパターン)は、主にトレンドが小休止する局面で発生し、次の動きでトレンドへ回帰していくことを示唆します。

たとえば相場に上昇トレンドが発生している場合、その勢いが弱まりながら継続型のチャートパターンが出現すれば、その小休止の後に再び上昇トレンドが続くと予測できます。

継続型の代表的なチャートパターンは、以下9つあります。

  • 1.アセンディング・トライアングル
  • 2.ディセンディング・トライアングル
  • 3.上昇フラッグ
  • 4.下降フラッグ
  • 5.上昇ペナント
  • 6.下降ペナント
  • 7.上昇ウェッジ
  • 8.下降ウェッジ
  • 9.レクタングル

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【継続型1】
アセンディング・トライアングル

アセンディング・トライアングルは、上値抵抗線(レジスタンスライン)が水平、下値支持線(サポートライン)が右肩上がりとなるチャートパターンです。
主に上昇トレンドの小休止の際に出現します。
以下は、アセンディング・トライアングルの画像です。

アセンディング・トライアングル

一般的にアセンディング・トライアングルは継続型のチャートパターンなので、上値抵抗線をブレイクした時点で、上昇の勢いを強める傾向にあります。
そのため上値抵抗線をブレイクしたのを確認した後に、買いエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートで見てみましょう。

アセンディング・トライアングルが出現しているチャート

【継続型2】
ディセンディング・トライアングル

ディセンディング・トライアングルは、上値抵抗線(レジスタンスライン)が右下がり、下値支持線(サポートライン)が水平となるチャートパターンです。
主に下落トレンドの小休止の際に出現します。
以下は、ディセンディング・トライアングルの画像です。

ディセンディング・トライアングル

一般的にディセンディング・トライアングルは継続型のチャートパターンなので、下値支持線をブレイクした時点で、下落の勢いを強める傾向にあります。
そのため下値支持線をブレイクしたのを確認した後に、売りエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートで見てみましょう。

ディセンディング・トライアングルが出現しているチャート

【継続型3】
上昇フラッグ

上昇フラッグは、上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)が右下がりとなるチャートパターンです。

    フラッグとは?

    フラッグとは、英語で「旗」を意味します。
    チャート上に旗のような形状が出現するので、フラッグと呼ばれます。

上昇フラッグは、主に上昇トレンドの小休止の際に出現します。
以下は、上昇フラッグの画像です。

上昇フラッグ

一般的に上昇フラッグは継続型のチャートパターンなので、上値抵抗線をブレイクした時点で、上昇の勢いを強める傾向にあります。
そのため上値抵抗線をブレイクしたのを確認した後に、買いエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートで上昇フラッグのエントリーポイントを見てみましょう。

上昇フラッグのエントリーポイント

【継続型4】
下降フラッグ

下降フラッグは、上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)が右肩上がりとなるチャートパターンです。
主に下落トレンドの小休止の際に出現します。
以下は、下降フラッグの画像です。

下降フラッグ

一般的に下降フラッグは継続型のチャートパターンなので、下値支持線をブレイクした時点で、下落の勢いを強める傾向にあります。
そのため下値支持線をブレイクしたのを確認した後に、売りエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートで下降フラッグのエントリーポイントを見てみましょう。

下降フラッグのエントリーポイント

【継続型5】
上昇ペナント

上昇ペナントは、高値の切り下げ、安値の切り上げをしながら、上値抵抗線と下値支持線の幅が徐々に狭まってくるチャートパターンです。
三角旗のような形状をしており、日本語で三角保ち合いとも呼ばれます。

以下は、上昇ペナントの画像です。

上昇ペナント

一般的に上昇ペナントは継続型のチャートパターンなので、上値抵抗線をブレイクした時点で、上昇の勢いを強める傾向にあります。
そのため上値抵抗線をブレイクしたのを確認した後に、買いエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートで上昇ペナントのエントリーポイントを見てみましょう。

上昇ペナントのエントリーポイント

【継続型6】
下降ペナント

下降ペナントは、上昇ペナントと同様に高値の切り下げ、安値の切り上げをしながら、上値抵抗線と下値支持線の幅が徐々に狭まってくるチャートパターンです。

以下は、下降ペナントの画像です。

下降ペナント

一般的に下降ペナントは継続型のチャートパターンなので、下値支持線をブレイクした時点で、下落の勢いを強める傾向にあります。
そのため下値支持線をブレイクしたのを確認した後に、売りエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートで下降ペナントのエントリーポイントを見てみましょう。

下降ペナントのエントリーポイント

【継続型7】
上昇ウェッジ

上昇ウェッジは、高値と安値を切り上げながら、上値抵抗線と下値支持線が徐々に狭まり最終的には先細りとなっていくチャートパターンです。

以下は、上昇ウェッジの画像です。

上昇ウェッジ

ウェッジ型のチャートパターンは、継続型と反転型の性質を持ちます。
トレンドとは逆方向に傾斜する継続型が基本で、まれにトレンドと同方向に傾斜する反転型が出現します。

たとえば相場に下落トレンドが発生している場合、上昇ウェッジが発生したとしましょう。
下値抵抗線をブレイクすればトレンドの継続と分析できます。

では実際のチャートで上昇ウェッジのエントリーポイントを見てみましょう。

上昇ウェッジのエントリーポイント

【継続型8】
下降ウェッジ

下降ウェッジは、高値と安値を切り下げながら、上値抵抗線と下値支持線が徐々に狭まり最終的には先細りとなっていくチャートパターンです。

以下は、下降ウェッジの画像です。

下降ウェッジ

前述したように、ウェッジ型のチャートパターンは、継続型と反転型の性質を持ちます。
トレンドとは逆方向に傾斜する継続型が基本で、まれにトレンドと同方向に傾斜する反転型が出現します。

たとえば相場に上昇トレンドが発生している場合、下降ウェッジが発生したとしましょう。
上値抵抗線をブレイクすればトレンドの継続と分析できます。

では実際のチャートで下降ウェッジのエントリーポイントを見てみましょう。

下降ウェッジのエントリーポイント

【継続型9】
レクタングル

レクタングルは、高値も安値も更新されず、一定の値幅を行き来しレンジ相場を形成するチャートパターンです。
上値抵抗線と下値支持線が平行となるので、長方形のような形をします。

以下は、レクタングルの画像です。

レクタングル

レクタングルは、継続型のチャートパターンです。
たとえば上昇トレンド中にレクタングルが発生した場合、上値抵抗線をブレイクすれば上昇の勢いを強める傾向にあります。
上値抵抗線をブレイクしたのを確認した後に、買いエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

下落トレンド中にレクタングルが発生した場合は、下値支持線をブレイクすれば下落の勢いを強める傾向にあります。
下値支持線をブレイクしたのを確認した後に、売りエントリーを仕掛けるのが良いでしょう。

では実際のチャートでレクタングルのエントリーポイントを見てみましょう。

レクタングルのエントリーポイント

レクタングル(下落トレンド場合)のエントリーポイント


以上、転換型・継続型のチャートパターンについて解説しました。

チャートパターンは、トレーダー自身がチャート上に線を引いてパターンの形を認識することから始まります。
様々なチャートを見て、実際に線を引く経験を積み重ねることで、精度の高いチャート分析が行えます。

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    「Webブラウザ型」のオートチャーティストについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
    >オートチャーティストについてより詳しく知りたい方はこちら

    「MT4」のオートチャーティストについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
    >MT4用オートチャーティスト(Autochartist)インジケーター

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    口座開設の詳しい手順や必要な書類などについては、以下の記事を参考にしてください。
    >FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説

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    デモ口座について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
    >FXのデモトレード|OANDAならMT4/MT5で取引体験ができる

3.【注意点】チャートパターンには「だまし」が発生する場合もある

チャートパターンは、必ず期待通りの値動きとなる訳ではありません。
相場状況によっては、「だまし」が発生します。

    「だまし」とは?

    「だまし」とは、チャート分析による予測とは反対方向に価格が動く現象です。
    たとえば高値圏でダブルトップが出現した際、ネックラインをブレイクすればトレンド転換と分析します。
    しかしネックラインをブレイクしたにもかかわらず、トレンド転換せず反転して価格が上昇する場合もあり、それが「だまし」です。

では実際のチャートでダブルトップの「だまし」について見てみましょう。

ダブルトップの「だまし」

高値圏でダブルトップが発生しネックラインをブレイクしているにもかかわらず、価格が上昇しています。
このようにチャートパターンによる予測とは反対方向に値動きすることもあります。
トレードする場合は、だましが発生する可能性を考慮して、損切りの逆指値注文を入れるなどの対策が必要です。

損切りの決め方については、以下の記事を参考にしてください。
>FXの損切りとは?ルールの決め方や損切り目安を予測する分析ツール

まとめ

最後に、本記事で解説したチャートパターンについて簡単にまとめておきます。

  • 1.チャートパターンとは、トレンドが反転または継続する際に現れる特徴的なチャートの形のこと
  • 2.チャートパターンによりトレンドの状況を読み取れる
  • 3.チャートパターンの種類は豊富にあるが、まずは「ダブル・トップ(ボトム)」「ヘッド&ショルダー・トップ(ボトム)」などを覚えると良い
  • 4.チャートパターンによる予測には「だまし」が発生する場合もある

ぜひチャートパターンを活用して、取引の幅を広げてください。

なおFXの相場分析には、チャートを分析する「テクニカル分析」や、経済の基礎的条件を分析する「ファンダメンタルズ分析」などがあります。
OANDA証券では、「テクニカル分析」や「ファンダメンタルズ分析」に関する様々なコンテンツを豊富に提供しているので、ぜひ以下のコンテンツを読み進めてみてください。

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