TradingViewの使い方

iPhone版TradingView(トレーディングビュー)でローソク足パターン「下放れタスキ-弱気」を設定する方法


iPhone版TradingViewアプリで、ローソク足パターン「下放れタスキ-弱気」を設定する方法を紹介します。
このローソク足パターンは、下放れタスキと呼ばれる特定のローソク足の組み合わせを自動検出できる便利なインジケーターです。
下放れタスキが出現した場所には「DTG(Downside Tasuki Gap)」と描かれた赤のラベルが表示されるので、チャート内のどこにあるかが一目で分かります。

iPhone版TradingViewアプリで、ローソク足パターン「下放れタスキ-弱気」を設定する方法
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

下放れタスキ-弱気とは

連続する3本のローソク足で構成されるローソク足パターンです。
陰線のあとに窓(ローソク足とローソク足の間に生じる隙間)を開け、下放れして陰線が出現し、その次に窓の範囲内で引ける陽線が続く組み合わせを下放れタスキといいます。
下放れ陰線のあと、反対方向にタスキをかけるように陽線が現れることから、この名前がついています。
文字通り弱気のローソク足パターンで、下降局面で出現した場合は下降トレンド継続を示唆します。
このローソク足パターンと反対の性質を持つのが、上放れタスキ-強気です。
なお、下放れタスキは窓開きのパターンなので、平日24時間取引が続くFXではほとんど出現しません。

連続する3本のローソク足で構成されるローソク足パターン
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

下放れタスキ-弱気をチャートに追加する方法

iPhone版TradingViewを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップします。

ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

チャート画面に遷移したら、下部にある「+」アイコンをタップ。

チャート画面下部にある「+」アイコンをタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

表示されるメニューの中から、「インジケーター」をタップします。

メニューの中から、「インジケーター」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

次の画面で「テクニカル」をタップ。

「テクニカル」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

テクニカル画面に遷移したら、上部のボタンのところを左にスワイプして「パターン」を選択し、一覧の中から「Downside Tasuki Gap-Bearish(弱気の下放れタスキ)」をタップします。
画面右上の「×」アイコンをタップしてチャート画面に戻ると、下放れタスキ-弱気が表示されます。
なお、パターン画面内は「チャートパターン」と「ローソク足パターン」にカテゴリーが分かれており、Downside Tasuki Gap-Bearish(弱気の下放れタスキ)は後者にリストされています。

テクニカル画面上部のボタンのところを左にスワイプして「ローソク足パターン」を選択し、一覧の中から「Downside Tasuki Gap-Bearish(弱気の下放れタスキ)」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

下放れタスキ-弱気の設定画面の使用方法

設定画面は、チャート左上のローソク足パターン名、もしくは表示している下放れタスキ-弱気のラベルのタップで出てくる歯車の形をした設定アイコンをタップすれば表示できます。

チャート左上のローソク足パターン名、もしくは表示している下放れタスキ-弱気のラベルのタップで出てくる歯車の形をした設定アイコンをタップすれば設定画面表示
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

下放れタスキ-弱気の設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えができます。
全ての設定が完了したら、画面右下の「OK」をタップしましょう。
なお、「OK」の左側にある「…」アイコンをタップすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。

「パラメーター」では、表示する下放れタスキ-弱気のトレンド検出に使用する方法や、ラベルの色を設定します。

「パラメーター」で、表示する下放れタスキ-弱気のトレンド検出に使用する方法や、ラベルの色を設定
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

①Detect Trend Based On

トレンドを考慮した検出に使用する方法を選択します。
デフォルトは「SMA50」です。

  • ・SMA50(期間50の単純移動平均線を使って検出します)
  • ・SMA50, SMA200(期間50と期間200の単純移動平均線を使って検出します)
  • ・No detection(トレンドを考慮せずローソク足の形のみで検出します)

②Label Color Bearish

下放れタスキ-弱気の検出箇所に表示するラベルの色と不透明度を設定します。

「スタイル」では、下放れタスキ-弱気の検出箇所の背景色やラベルの表示/非表示などを設定します。

「スタイル」で、下放れタスキ-弱気の検出箇所の背景色やラベルの表示/非表示などを設定
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

①Background Color

下放れタスキ-弱気を検出した箇所の背景色の表示/非表示を設定します。
また、背景の色や不透明度を変更できます。

②Labels

下放れタスキ-弱気を検出した箇所のラベルの表示/非表示を設定します。

③精度

ローソク足パターンでは特に設定する必要はありません。

「可視性」では、下放れタスキ-弱気の表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみ下放れタスキ-弱気が表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。

「可視性」では、下放れタスキ-弱気の表示/非表示を時間軸ごとに設定
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

iPhone版Tradingviewの操作方法を学びたい方へオススメコンテンツ

Tradingview

OANDA証券では、インジケーターの設定方法、成行注文や指値注文といった様々な注文方法のやり方、チャートの色や時間軸の変更方法といった基本操作など、iPhone版Tradingviewの操作方法に関するあらゆる記事の提供を行っています。


TradingView(トレーディングビュー)で使用する情報は、全てTradingView(トレーディングビュー)社に帰属するものであり、当社は、その正確性、完全性を保証するものではありません。同サイトで使用する情報に基づいて行った取引によって発生したいかなる損害・損失について、当社は一切責任を負いかねますのでご了承下さい。最終的な投資判断についてはお客様ご自身でお願い致します。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする

ホーム » TradingViewの使い方 » iPhone版TradingView(トレーディングビュー)でローソク足パターン「下放れタスキ-弱気」を設定する方法