TradingViewの使い方

TradingView(トレーディングビュー)のストラテジーテスター(バックテスト)の設定方法

TradingView(トレーディングビュー)には、ストラテジーテスターという簡易的なシミュレーション機能が装備されています。

このストラテジーテスターではTradingViewのストラテジーのバックテストを中心とした簡易的なシミュレーションを行うことができます。


TradingViewのストラテジーとは?


★image1_TradingViewのストラテジー

ストラテジーとはインジケーターに売買サインを出すプログラムをいいます。デフォルトのインジケーターリストにも用意されているほか、公開ライブラリでは他のユーザーが作成し、公開しているストラテジーを使うこともできます。

また、Pineスクリプトという言語を使い自らプログラミングを行うこともできます。


ストラテジーテスターの準備



ストラテジー、チャートの時間足の設定


ストラテジーテスターによるシミュレーションを行う場合は、シミュレーションを行いたいストラテジーをチャート上に表示し、時間足をシミュレーションする時間足に設定します。


ストラテジーテスターのシミュレーションの設定


ストラテジーテスターのシミュレーション設定は、各ストラテジーの設定画面の「プロパティ」タブで行います。

★image2_投資戦略テスターのシミュレーションの設定

①初期投資資金

初期投資資金はシミュレーションの開始金額、通貨を指定します。

②発注サイズ

発注する量を数量、約定金額、口座資産に対する割合で指定します。

③ピラミッディング

ピラミッティングは同方向に持つ注文数の上限数を指定します。

④手数料、指値価格の厳密性、スリッページ

「手数料」は手数料を約定金額に対する割合、注文、約定の回数に対しての金額で設定することができます。

「指値価格の厳密性」はシミュレーションの精度を上げるために指値を1ティック以上離したところで約定とみなす場合に設定します。

「スリッページ」はスリッページを想定し、少し不利な価格で約定したことにする設定です。

⑤再計算

「再計算」は注文が約定後、またはティック毎に何らかの計算を行うというプログラムの場合に有効にします。

TradingViewのストラテジーでは通常、終値を基準に計算を行います。「注文が約定した後」を有効にすると、注文が約定した後、「ティック毎」を有効にすると、ティックが更新された時点で計算を行います。ただし、過去のチャートは4本値のデータしか保有していないため、ティックで判断するのはフォワードテストの場合に限ります。

⑥注文の約定

「注文の約定」は、注文がいつ成立するかを決定する設定のことです。

「バーの拡大モード」は、ブローカーエミュレータが約定時に下位足のデータを使用するため、より現実的な結果を得ることができる設定です。

「バーのクローズ時」は、バーのクローズ時に計算を完了させ、次のバーのオープン前に注文を執行させる設定です。この設定を有効にすると、注文が価格依存の場合は価格条件を満たす時のみ執行されます。

「標準のOHLC値で約定」は、平均足チャート上でも実際のOHCL値を使用して注文を約定させる設定です。これにより、合成された平均足の価格ではなく、実際の市場価格で注文が約定します。


ストラテジーテスターの結果のチェック


ストラテジーテスターの結果のチェックはチャート下部のストラテジーテスターのタブをクリックして行います。

(シミュレーションに多少時間がかかる可能性があります)

ストラテジーテスターの結果は左上の「概要」「パフォーマンスサマリー」「トレード一覧」の中から選択します。

「概要」タブでは結果の概要がグラフと併せて表示されます。

上部で損益や勝率などのデータの概要、グラフでは緑の折れ線グラフが資産の増減を示し、紫の棒グラフがドローダウンの推移を示しています。

★image3_ストラテジーテスターの結果のチェック

「パフォーマンスサマリー」ではシミュレーションの結果のサマリーが表示されます。

★image4_パフォーマンスサマリー

「トレード一覧」のタブではトレードの詳細をチェックすることができます。どこでエントリーし、どこで決済したのかをチェックすることができます。

★image5_トレード一覧

時間足やインジケーターのパラメーターなどを変えると結果が大きく変わることもあるため、色々試してみると面白いと思います。

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