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ST指数(シンガポール株価指数30)とは|特徴・推移・今後の見通しなどをわかりやすく解説


ST指数(シンガポール株価指数30)はシンガポールの代表的な株価指数で、シンガポール証券取引所(SGX)に上場する主要30銘柄で構成されています。

東南アジアにおける主要な株価指数の1つで、シンガポール市場や地域経済の動向を把握するための指標として広く利用されています。

本記事では、ST指数(シンガポール株価指数30)の特徴や推移、今後の見通しなどを解説します。

SING30(シンガポール株価指数30)の値動きについてすぐに知りたい方は、下のリンクをクリックしてください。

> 7.SING30(シンガポール株価指数30)の価格推移と今後の見通し
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SING30(シンガポール株価指数30)リアルタイムチャート


  • ※スプレッドは東京サーバーコースにある通貨/銘柄はTY3のものを表示しています。それ以外はNY4のものを表示しています。

上のチャートは、SING30(シンガポール株価指数30を参照したCFD)のリアルタイムチャートです。

チャート上では、表示時間軸の切り替え、表示範囲の変更、株価の確認などができます。

また、「SING30(シンガポール株価指数30)リアルタイムレート」のページでは、チャートに加えてトレードに役立つOANDA Labオリジナルツール(株価指数変化率、ボラティリティ確認ツール、米国主要経済指標、関連ニュースなど)が確認できます。

※OANDA証券では、シンガポール株価指数30のCFD銘柄を『SING30』の名称で提供しています。

ST指数(シンガポール株価指数30)とは

ST指数(シンガポール株価指数30)の特徴と算出方法について解説します。

  • ・ST指数(シンガポール株価指数30)の特徴
  • ・ST指数(シンガポール株価指数30)の算出方法

ST指数(シンガポール株価指数30)の特徴

ST指数(シンガポール株価指数30)は、Straits Times Index(ストレーツ・タイムズ指数)のことで、シンガポール証券取引所(SGX)に上場する銘柄のうち、時価総額と流動性が高い上位30銘柄で構成される株価指数です。

シンガポールを代表する株価指数として、シンガポール国内外の投資家から注目されており、株式市場全体の動向を把握するうえで欠かせない指標となっています。

構成銘柄には、DBSグループホールディングス(金融)やシンガポール・テレコム(通信)、ホンコンランド(不動産)など、多様な業種の大手企業が含まれており、シンガポールの経済構造を反映している点が特徴です(2025年8月8日時点での構成銘柄例)。

また、東南アジアの経済ハブとしての立ち位置を背景に、アジア地域全体の市場動向を把握する際の参考材料としても活用されています。

ST指数(シンガポール株価指数30)の算出方法

ST指数(シンガポール株価指数30)は、構成銘柄の浮動株調整後時価総額加重平均で算出されます。

FTSE Russellとシンガポール証券取引所(SGX)が共同で算出・公表しています。

基準日は1998年8月末で、その日の時価総額を基準値(1,000ポイント)として設定し、以降は構成銘柄の時価総額の変動に応じて指数が増減します。

そのため、時価総額の大きい銘柄ほど指数に与える影響が大きいのが特徴です。

ST指数(シンガポール株価指数30)の構成銘柄

ST指数(シンガポール株価指数30)の構成銘柄は、時価総額や売買代金など一定の条件を満たした銘柄で構成されます。

構成銘柄は3月・6月・9月・12月の四半期ごとに定期的な見直しが行われ、必要に応じて銘柄の入れ替えが実施されます。

2025年8月8日時点で、浮動株調整後の指数ウェイト上位を並べると以下の通りです。

銘柄名 日本語 セクター
DBS DBSグループホールディングス 金融サービス
OCBC BANK オーバーシー・チャイニーズ銀行 金融サービス
SINGTEL シンガポール・テレコム 通信サービス
UOB ユナイテッド・オーバーシーズ銀行 金融サービス
ST ENGINEERING STエンジニアリング 資本財・サービス
JARDINE MATHESON HOLDINGS ジャーディン・マセソン・ホールディングス 資本財・サービス
SIA シンガポール航空 資本財・サービス
WILMAR INTL ウィルマー・インターナショナル 生活必需品
SGX シンガポール取引所 金融サービス
HONGKONGLAND ホンコンランド 不動産

シンガポールの主要な株価指数

シンガポールにはST指数(シンガポール株価指数30)以外にも、注目される株価指数があります。

  • ・FTSE ST Mid Cap Index
  • ・FTSE ST Small Cap Index
  • ・MSCI Singapore Index

FTSE ST Mid Cap Index

シンガポール証券取引所(SGX)に上場する中型株で構成される株価指数です。

時価総額や流動性の基準を満たす銘柄が対象で、シンガポール市場の中規模企業の動向を把握するのに役立ちます。

FTSE ST Small Cap Index

シンガポール証券取引所(SGX)に上場する小型株を対象とした株価指数です。

時価総額が比較的小さく、成長性の高い新興企業や中小企業の動きを反映しており、小型株市場のトレンドを把握する際に利用されます。

MSCI Singapore Index

国際的な指数プロバイダーであるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出・管理する指数で、シンガポール市場の大型株および中型株、流動性の高い銘柄を対象としています。

主要なベンチマークの1つであり、シンガポールの株式市場を国際的な視点から評価する際に広く活用されています。

ST指数(シンガポール株価指数30)と「HK50」「CHINA50」の違い

ST指数(シンガポール株価指数30)と「HK50」「CHINA50」は、アジアを代表する主要な株価指数として注目されています。

ここでは、これらの指数の特徴や違いについて解説します。

  • ・HK50との違い
  • ・CHINA50との違い

HK50との違い

HK50は香港の株価指数で、ハンセン指数のことです。

香港証券取引所に上場する時価総額や流動性の高い代表的な50銘柄で構成され、香港市場全体の動きを示す指標として広く利用されています。

構成銘柄には、テンセントや中国建設銀行など、中国本土や国際的に影響力のある企業が含まれます。

1969年に100ポイントでスタートし、2025年8月時点で24,900ポイント台です。

ST指数(シンガポール株価指数30)とHK50との違い

出典:TradingView

2004年1月を起点にST指数とHK50の値動きを比較すると、 長期的なパフォーマンスはほぼ同水準で推移しています。

HK50は2015年や2018年などの期間でST指数を上回る場面があり、値動きの振れ幅が大きい傾向が見られます。

一方、ST指数は比較的安定した推移を示しており、両指数は似た水準ながら変動幅に違いがあることがわかります。

CHINA50との違い

CHINA50は中国本土市場の代表的な株価指数で、中国A株価指数50のことを指します。

上海証券取引所と深セン証券取引所に上場する中国A株のうち、時価総額および流動性の高い代表的な50銘柄で構成されています。

構成銘柄には、中国石油や中国工商銀行など、中国国内で影響力のある大手企業が含まれており、中国株式市場の動向を反映する重要な指標となっています。

2003年7月21日に5,000ポイントでスタートし、2025年8月時点で14,100ポイント台です。

ST指数(シンガポール株価指数30)とCHINA50との違い

出典:TradingView

2011年8月を起点にST指数とCHINA50の値動きを比較すると、CHINA50がST指数を上回るパフォーマンスを示しています。

特に2015年、2018年、2021年にはCHINA50が大きく上昇し、値動きの振れ幅も大きい傾向が見られます。

一方で、ST指数は比較的安定した動きを続けており、両指数の値動きには明確な違いが表れています。

ST指数(シンガポール株価指数30)とその他の代表的な指数のチャートを比較

ST指数(シンガポール株価指数30)とその他の代表的な指数のチャートを比較

出典:TradingView

上の長期チャートは2004年以降の値動きを示し、3種類の株価指数を比較しています。

ST指数は長期的に見ると横ばいでやや伸び悩んでいるのに対し、S&P500とJP225は右肩上がりで堅調に推移しています。

特に近年はS&P500の上昇率が際立っており、ST指数を大きく引き離していることがわかります。

また、JP225もST指数と比べて高いパフォーマンスを示しています。

SING30(シンガポール株価指数30)の価格推移と今後の見通し

SING30(シンガポール株価指数30)の価格推移と今後の見通しについて解説します。

  • ・SING30(シンガポール株価指数30)の価格推移
  • ・SING30(シンガポール株価指数30)の今後の見通し【2025年】

SING30(シンガポール株価指数30)の価格推移

SING30(シンガポール株価指数30)の価格推移

出典:TradingView

2004年以降の週足チャートを見ると、急騰と暴落を経てレンジ相場を形成した様子がわかります(赤枠部分)。

レンジの高値は400SGD(シンガポールドル)付近であり、これは2007年高値の480SGDと比べて20%近く低い水準です。

一方、レンジの安値は260SGDほどで、リーマンショック後安値(およそ180SGD)と比べて40%以上高い水準です。

レンジ期間は10年を優に超える長期間であり、チャート右端の2025年7月にレジスタンスラインを上抜けました。

SING30(シンガポール株価指数30)の今後の見通し【2025年】

SING30(シンガポール株価指数30)の今後の見通し【2025年】

出典:TradingView

2025年後半のSING30は、史上最高値を狙う展開が考えられます。

SING30は長期にわたってレンジ相場を形成した後、レジスタンスラインを上方向に抜けました(赤矢印)。

目標値は史上最高値の480SGD付近で、これを明確に上抜ければさらに高値を追う展開も想定できます。

なお、SING30が400SGDのレジスタンスラインに到達してから上抜ける前に、跳ね返されて下落した場面があります(赤矢印の左側)。

強力なレジスタンスライン付近では反落する例がしばしばみられ、ここでも同様の動きでした。

史上最高値を狙う場面でも同様に、反落がありうるので注意が必要です。

また、SING30の参照元であるST指数は既に史上最高値を更新しており、2025年8月時点で価格上昇が続いています。

この状況が続けば、SING30も史上最高値が実現すると考えられます。

ST指数(シンガポール株価指数30)に投資する2つの方法

ST指数(シンガポール株価指数30)は株価指数であり、ST指数そのものに投資できません。

ST指数の値動きに連動する金融商品に投資することで、ST指数に投資したのと同様の効果を得られます。

  • ・【投資方法1】ETF(上場投資信託)
  • ・【投資方法2】CFD(差金決済取引)

【投資方法1】ETF(上場投資信託)

ETFは投資信託の一種で、上場株式と同様に取引所で売買可能です。

投資信託には上場と非上場の2種類があり、非上場タイプは取引できる金融機関や取引可能な時間の制約が大きいです。

ETFは上場株式と同様に取引できるので、値動きを見ながら投資家の希望するタイミングで売買できます。

信用取引も可能で、価格の下落局面で積極的に利益を狙えます。

【投資方法2】CFD(差金決済取引)

CFDは日本語で差金決済取引と呼ばれ、FX(外国為替証拠金取引)と同様の仕組みで取引します。

取引開始時に投資対象の現物や口座内の資金を移動させることはなく、決済時に確定した損益のみをやり取りします。

この仕組みを利用して、口座残高より大きな金額で取引したり、現物を所有していなくても売りから取引を始めたりすることが可能です。

OANDA証券でST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引を始める方法

OANDA証券でST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引を始める方法は、以下の通りです。

  • ・OANDA証券で口座開設
  • ・マイページ内でCFD用のサブアカウントを作成

OANDA証券で口座開設

取引するために、OANDA証券で口座開設します。

以下3点をあらかじめ準備すると、手続きがスムーズに進みます。

  • 1.メールアドレス
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必要書類や口座開設のやり方については、リンク先の記事を参照してください。

> FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説

自己資金での取引に抵抗がある方は、デモトレードから始めることも可能です。

デモトレードならお金が実際に減るわけではないので、気軽にCFD取引を体験できます。

下のバナーをクリックすると、OANDA証券のデモトレード用の口座開設フォームに移動します。

口座開設ボタン

デモトレードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

> FXのデモトレードならOANDA証券|始め方やメリット・デメリットを詳しく解説

マイページ内でCFD用のサブアカウントを作成

口座開設後、マイページ内でCFD用のサブアカウントを作成します。

その後、MT4またはMT5をインストールして入金すると、取引を始められます。

CFD用のサブアカウントの作成、「MT4/MT5」のインストール、そして入金方法に関して、下の記事で解説しています。

> OANDAでのCFD取引を開始するまでの流れ

OANDA証券のST指数(シンガポール株価指数30)CFD取引に関するQ&A

ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引に関するよくある質問は、主に以下の通りです。

  • ・ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、いくらから始められますか?
  • ・ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、何時から何時まで取引可能ですか?
  • ・ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、何倍までレバレッジを活用できますか?

ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、いくらから始められますか?

OANDA証券のST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、およそ4,900円から始められます(2025年8月8日現在)。

取引開始のために必要な最小額を必要証拠金と呼び、計算方法は以下の通りです。

  • 必要証拠金=ST指数(シンガポール株価指数30)の現在価格×シンガポールドル/日本円の現在価格×1(最小取引単位)×0.1(10%)

2025年8月8日時点のST指数(シンガポール株価指数30)の現在価格はおよそ424ポイント、シンガポールドル/日本円の現在価格はおよそ115円です。

計算式に当てはめると「424×115×1×0.1=4,876」になり、4,876円が必要証拠金です。

> 株価指数CFDの取引を行うのに資金(証拠金)はどのくらい必要?

ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、何時から何時まで取引可能ですか?

OANDA証券のST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、土日を除く朝9:31~翌朝6:14まで(米国東部標準時間)取引可能です。

ただし、祝日等で取引ができない場合があります。

OANDA証券のCFD取引の取引時間に関しては、以下の記事を参考にしてください。

> 株価指数CFD 取引時間

ST指数(シンガポール株価指数30)のCFD取引は、何倍までレバレッジを活用できますか?

個人口座、法人口座ともに、レバレッジは10倍まで利用可能です。

OANDA証券のCFD取引の取引概要に関しては、以下の記事を参考にしてください。

> 株価指数CFD取引概要

【まとめ】ST指数(シンガポール株価指数30)とは|特徴・推移・今後の見通しなどをわかりやすく解説

ST指数(シンガポール株価指数30)はシンガポールを代表する株価指数で、シンガポール証券取引所(SGX)に上場する主要30銘柄で構成されます。

シンガポール市場の投資動向を示す重要な指標であり、地域経済の現状や動きを反映しています。

長期チャートを見ると、2010年以降はレンジ相場が長期間続いていましたが、2024年に入ってからは明確な上昇トレンドを確認できます。

今後もこの好調な動きが続くかどうかに注目です。

OANDA証券では、ST指数(シンガポール株価指数30)をはじめ投資に関わる基礎的な用語を、初心者の方向けにわかりやすく解説するコンテンツを提供しています。

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