ユーロ(EUR)とは?歴史や特徴、5つの変動要因などを解説
ユーロ(EUR)は、EU(欧州連合)に加盟する20ヵ国(2023年3月現在)で使用される通貨です。
1999年から発行開始とまだ歴史の浅い通貨ですが、「米ドル」に次ぐ世界第2位の取引量を誇ります。
以下は、ユーロ/日本円(EUR/JPY)の価格推移です。
上記チャートは、2003年~2023年の価格推移を表したユーロ/日本円(EUR/JPY)の月足チャートです。
現在(2023年3月時点)は、2014年につけた高値である147円付近までの上昇を見せました。
2020年~2023年の約3年間で上昇トレンドが発生しており、今後もこの値動きがまだまだ続く可能性もあります。
(ただし上昇トレンドが収まり、調整相場となる可能性もある)
ユーロは米ドルに次ぐ取引量を誇り、マイナーな通貨に比べると市場の流動性が高く値動きが安定している傾向にあります。
投資歴の長い方から投資初心者の方まで、幅広い層から投資先として好まれている通貨です。
本記事では、ユーロの特徴や今後の見通し、おススメの投資方法などについて詳しく解説します。
まずは、ユーロとはどのような通貨なのか、その歴史から見ていきましょう。
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なお、ユーロに関する見通し記事は、以下の通りです。
【最新記事】>ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で158円台半ば|ユーロドルの下落が影響(2023年12月7日)
>ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で158円台後半|クロス円の円高傾向に沿う動き(2023年12月6日)
>ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で159円台半ば|ドル円やクロス円などの影響を受ける(2023年12月5日)
目次
- 1. ユーロ/日本円(EUR/JPY)のリアルタイムチャート
- 2. ユーロ(EUR)とは?
- 3. ユーロ(EUR)の歴史
- 4. ユーロ(EUR)の5つの変動要因
- 5. ユーロ/日本円(EUR/JPY)の今後の見通し
- 6. ユーロ(EUR)に投資する3つの方法
- 7. ユーロ(EUR)をFXで投資する4つのメリット
- 8. ユーロ(EUR)をFXで投資する3つのデメリット
- 9. OANDA証券でFXを始める方法
- 10. OANDA証券のFX取引に関するよくある質問
1.ユーロ/日本円(EUR/JPY)のリアルタイムチャート
- ※スプレッドは東京サーバーコースにある通貨/銘柄はTY3のものを表示しています。それ以外はNY4のものを表示しています。
- ※オンライン本人確認を利用した場合の最短時間。混雑状況等の事情により、お時間をいただく場合もございます。
上記は、ユーロ/日本円(EUR/JPY)のリアルタイムチャートです。
以下記事からも、ユーロ/日本円のリアルタイムチャートを確認できます。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートはこちら
また、ユーロ/米ドル(EUR/USD)のリアルタイムチャートは、以下から確認できます。
>EUR/USD(ユーロ/米ドル)リアルタイムチャートはこちら
2.ユーロ(EUR)とは?
ユーロ(EUR)とは、EU(欧州連合)に加盟する27ヵ国のうち、20ヵ国(2023年3月現在)で使用される通貨です。
ユーロを法定通貨として採用している国による経済圏は、ユーロ圏と呼ばれます。
EUに加盟する国は、現在(2023年3月時点)以下の27ヵ国です。
ユーロを使用している国(ユーロ圏) | ユーロを使用していない国 |
---|---|
オーストリア、ベルギー、キプロス エストニア、フィンランド、フランス ドイツ、ギリシャ、アイルランド イタリア、ルクセンブルク、マルタ オランダ、ポルトガル、スロバキア スロベニア、スペイン、リトアニア ラトビア、クロアチア |
デンマーク ブルガリア チェコ ハンガリー ポーランド ルーマニア スウェーデン |
ユーロ圏ではないですが、モンテネグロやコソボといった国はユーロを導入しています。
またEUに加盟しているものの、ユーロを導入していない国もあります。
たとえばスウェーデンやデンマークなどは、国民の指示を得られないなどの理由からユーロを法定通貨として採用していません。
ユーロは、1999年から発行が開始された比較的新しい通貨であり、ECB(欧州中央銀行)によって管理されています。
日本円や米ドルのように、一つの国の中央銀行が管理するわけではありません。
経済状況は一致しないにもかかわらず、複数の国で同一の金融政策を行わなければならないという難しい舵取りをECBは担っているのです。
ユーロの取引量は米ドルに次いで世界第2位を誇ります。
以下の円グラフは、BIS(国際決済銀行)が提供する通貨別取引額のシェアです。
出典:BIS
第1位は米ドルの「44.2%」、第2位はユーロの「15.3%」です。
取引量が多いことは、値動きの安定にも繋がります。
なぜ取引量が多い通貨は値動きが安定している傾向にあるの?
通貨の価格は、需要と供給によって決まります。
取引量が多い(市場参加者が多い)ほど、買いたい人と売りたい人がすぐに見つかりやすく、値動きが安定する傾向にあります。
米ドルと同様にユーロも投資対象として、初心者の方から好まれている通貨です。
(ユーロへのオススメ投資方法は「6.ユーロに投資する3つの方法」をご参考下さい。)
以下でもう少し深掘りして、ユーロはどのように誕生したのか、その歴史から解説します。
3.ユーロの歴史
1999年にユーロが発行されるまでどのような道のりだったのか。
EU(欧州連合)誕生、ユーロ導入までの流れを簡単に振り返ります。
- 1. 1952年 欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)の設立
- 2. 1957年 ローマ条約の結成
- 3. 1967年 欧州共同体(EC)の設立
- 4. 1993年 マーストリヒト条約により欧州連合(EU)の設立
- 5. 1998年 ECB(欧州中央銀行)設立
- 6. 1999年 ユーロの発行開始
1952年 欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)の設立
1952年に発足した欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)とは、フランスと西ドイツの石炭・鉄鋼の全生産を共同で管理する国際機関のことです。
米国依存からの脱却、フランスとドイツの対立を解消するなどの目的から設立されました。
フランスの外相シューマン氏が提案したことから、別名「シューマン・プラン」とも呼ばれます。
欧州石炭鉄鋼共同体には、フランスや西ドイツのほか、イタリア・オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの計6ヵ国が参加。
これに当初イギリスは反発し、この時はまだ加入しませんでした。
(後に設立される欧州共同体でイギリスも正式に加入)
欧州石炭鉄鋼共同体の発足は成功し、後の欧州共同体(EC)・欧州連合(EU)が結成される第一歩となったのです。
1957年 ローマ条約の結成
1957年には、欧州石炭鉄鋼共同体に参加していた6ヵ国が欧州の結合をより強固なものとするため「ローマ条約(ローマ諸条約)」を調印。
ローマ条約では、新たに以下2つの国際機関を設立しました。
1.欧州経済共同体(EEC)
欧州経済共同体(EEC)とは、フランス・西ドイツ・イタリア・オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの計6ヵ国が、経済分野での共同市場を目指した国際機関のこと
2.欧州原子力共同体(EURATOM)を設立
欧州原子力共同体(EURATOM)とは、フランス・西ドイツ・イタリア・オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの計6ヵ国が、原子力の開発と管理での共同市場を目指した国際機関のこと
欧州経済共同体と欧州原子力共同体をあわせたものを、ローマ条約と呼びます。
これに対抗してイギリスは、ノルウェー・デンマーク・スウェーデン・スイス・オーストリア・ポルトガルの計7ヵ国が参加した「欧州自由貿易連合(EFTA)」を1960年に発足。
しかし欧州経済共同体のほうが力を増していき、欧州自由貿易連合の存在意義は徐々に薄れていきました。
1967年 欧州共同体(EC)の設立
1967年には、欧州石炭鉄鋼共同体・欧州経済共同体・欧州原子力共同体の3つを結合した欧州共同体が設立されました。
設立当初は、3つの組織(ECSC・EEC・EURATOM)と同じフランス・西ドイツ・イタリア・オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの計6ヵ国が参加。
徐々に欧州共同体の優位性は増し、1973年にはそれまで反発していたイギリスを含む、デンマーク・アイルランドの3か国が加盟。
イギリスが欧州共同体に加盟した背景
1971年に米ドルと金の交換を停止するドルショック(ニクソンショック)が発生したことで、米ドルの信用性が弱まってしまいました。
当初アメリカへの依存が強かったイギリスですが、ドルショックの影響で次第に欧州経済への依存を強めたという背景があります。
1981年にはギリシャ、1986年にはスペイン・ポルトガルが加盟し、計12ヵ国と欧州共同体は更に拡大していきました。
1993年 マーストリヒト条約により欧州連合(EU)の設立
1991年に、オランダのマーストリヒトで開催された欧州共同体の首脳会議において、政治や経済の統合推進を目的とした基本条約(マーストリヒト条約)が合意。
(1992年に調印、1993年に発効)
後に欧州連合(EU)へと発展したことから、欧州連合条約とも呼ばれます。
1995年には、フィンランド・スウェーデン・オーストリアが加盟し、計15ヵ国体制となりさらに拡大していきます。
1998年 ECB(欧州中央銀行)設立
1998年には、ドイツのフランクフルトにECB(欧州中央銀行)を設立。
単一通貨であるユーロの導入に伴い、ユーロ圏の金融政策を担う中央銀行として設立されました。
1999年 ユーロの発行開始
1999年に、ユーロの発行が開始。
はじめは現金支払いではなく、貿易の決済や銀行間取引などに利用されていました。
3年後の2002年から正式に導入され、一般人が使用する通貨として流通していきました。
以上、ユーロの特徴や歴史について解説しました。
ユーロという通貨を理解したところで、続いてユーロはどのような要因によって変動するのかを見ていきましょう。
4.ユーロ(EUR)の5つの変動要因
ユーロの変動要因は、主に以下の5つです。
- 1. ECB理事会の金融政策
- 2. 第二の基軸通貨としての性質
- 3. ユーロ圏経済の確認方法
- 4. 米国10年債利回りとドイツ10年債利回りとの差
- 5. 欧州時間以降に値動きが活発化する傾向がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【変動要因1】
ECB理事会の金融政策
ヨーロッパの金融政策は、約6週間ごとに1回行われるECB理事会によって決定されます。
ECB理事会とは、ECB(欧州中央銀行)の最高意思決定機関のことです。
ECB理事会で政策金利が変更されれば、為替相場に大きな影響を与えます。
では、政策金利の変動でユーロはどのように動くのかを見てみましょう。
2022年の後半から、ECBの政策金利は上昇しているのに対して、日銀の政策金利は変化なしです。
では、ユーロ/日本円のチャートを見てみましょう。
上記は、2003年から2023年の値動きを表したユーロ/日本円の月足チャートです。
ECBと日銀の金利差拡大も影響し、ユーロ/日本円は大きく上昇。
2022年~2023年の1年間で、約20円の上昇を見せました。
ECBの議事要旨(会議の要点をまとめたもの)は、ECB理事会の約4週間後に公表されます。
特にECB理事会の終了後に行われる定例記者会見は、ユーロ相場に大きな影響を与えるので、多くの投資家から注目を集めます。
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>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説
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【変動要因2】
第二の基軸通貨としての性質
ユーロは、米ドルに次いで世界第2位の取引量を誇り、第二の基軸通貨と呼ばれることもあります。
基軸通貨とは?
基軸通貨とは、国際通貨の中心で支配的な役割を占める通貨で、現在は米ドルがその役割を担っています。
基軸通貨として認められるには、軍事力や経済力などが世界トップクラスで、信用力の高い国であることが条件です。
世界中の貿易や金融取引などでも扱われ、外貨準備(為替介入や外貨建て債務の返済などに使用される準備資産)としての需要も多く、他の通貨に比べて圧倒的に取引量が多いという特徴があります。
たとえば米ドルへの悪材料が現れると、米ドルに次ぐ取引量のユーロを買う(ユーロ買い/米ドル売り)ケースも散見されます。
ユーロの強さを確認する場合は、最初に「EUR/USD(ユーロ/米ドル)」の値動きを確認すると良いでしょう。
以下は、EUR/USDとUSD/JPYの値動きを比較した画像です。
完全一致とまではいきませんが、逆相関の値動きをする時もあります。
ユーロ/米ドルが下落する際はユーロ売り/米ドル買い、米ドル/日本円が上昇する際は米ドル買い/日本円売りという取引が活発になります。
逆相関が強い時は、ユーロや日本円に対し米ドルが買われていたことを示します。
ユーロは原油や金といった商品市場との相関性も見られます。
以下は、EUR/USDとEUR/JPY、原油の値動きを比較した画像です。
ところどころ違いはあるものの、価格の方向性に相関性があることが確認できます。
ユーロを取引する際は、米ドルや原油などの値動きもチェックしておくと良いでしょう。
原油(USOIL)のリアルタイムチャートは、以下からご確認頂けます。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムチャートはこちら
【変動要因3】
ユーロ圏経済の確認方法
ユーロ圏は現在(2023年3月時点)、20ヵ国で構成されていますが、すべての国の経済動向を把握するとなると、大変な手間です。
ユーロ圏の経済動向を見るには、GDP構成比率が高い国を中心に調べると良いでしょう。
2022年にIMF(国際通貨基金)が発表した2021年のユーロ圏GDP上位は、ドイツやフランス、イタリア、スペイン、オランダでした。
特にドイツは欧州経済への影響度も高いので注目しておきましょう。
【変動要因4】
米国10年債利回りとドイツ10年債利回りとの差
米国10年債利回りとドイツ10年債利回りの差が、EUR/USD(ユーロ/米ドル)に影響を与える場合があります。
以下のチャートは、ユーロ/米ドルを逆にした米ドル/ユーロと米国10年債利回りとドイツ10年債利回りの差を比較した画像です。
大まかな方向性はあっており、相関性がある時期も多いといえます。
また、ユーロ圏内での国債利回り差が意識される場合もあります。
たとえばドイツ国債に対して、国債利回りが高くなった国では何らかのリスクが高まっている可能性があり、ユーロ売りの材料と見られるケースもあります。
各国の国債利回りを比較することでユーロのトレンドを把握する際の参考にすることも可能です。
OANDA証券では、それらのやり方を分かりやすくコンテンツとして提供しています。
ぜひご参考下さい。
通貨ペアを逆にする方法は、以下の記事を参考下さい。
>TradingView(トレーディングビュー)の通貨ペアを逆に表示する方法
各国の利回り差を表示する方法は、以下の記事を参考下さい。
>Trading Viewでドル円と日米10年債利回りを比較する方法
【変動要因5】
欧州時間以降に値動きが活発化する傾向がある
ユーロは、東京時間(日本時間:およそ8~17時)では値動きが鈍く、欧州時間(日本時間:およそ16~2時)以降に取引が活発化して値動きが激しくなる傾向にあります。
欧州時間では、ドイツやフランスなどヨーロッパの市場参加者の取引が増えます。
ユーロやポンドなどの通貨が積極的に取引されやすくなることも特徴です。
ユーロやポンド系の通貨ペアでデイトレードやスキャルピングといった短期取引を行うなら、欧州時間を狙うのも良いでしょう。
ただし東京時間でも米ドル/日本円が主導となり、ユーロ/日本円が動く場合もあります。
各市場の特徴やFXの取引時間など詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考下さい。
>FXの取引時間は?相場が活発に動く時間帯やリスク回避方法も解説
5.ユーロ/日本円(EUR/JPY)の今後の見通し
ユーロ/日本円の今後の見通しを分析する上で重要な要素は、以下2つです。
- 1. ユーロ圏のインフレ動向
- 2. ECBの政策金利
2022年のユーロ/日本円相場は比較的堅調に推移したと言えるでしょう。
ユーロ圏のインフレ率上昇に伴い、ECBがハイペースな利上げを行ったこともユーロ高に繋がったと考えられます。
以下は、ユーロ圏のインフレ動向を把握する経済指標「CPI(消費者物価指数)」とECBの政策金利推移です。
ユーロ圏のCPI上昇に対して、ECBはハイペースな利上げを行い、インフレを抑えようとしていることが分かります。
2023年も引き続き、ユーロ圏のインフレ動向やECBの政策金利には注目です。
2023年の3月に発表された2月のユーロ圏消費者物価指数は、前年比+8.5%でした。
これは前月の+8.6%を下回り、4カ月連続で低下です。
しかしエネルギーや食料品など変動の大きい項目を除いたユーロ圏消費者物価指数(コア)では、前年比+5.6%と1月の+5.3%よりも上昇しました。
インフレ抑制にはまだ時間がかかりそうです。
ECBは利上げに積極的な姿勢を見せており、2023年は4%付近まで利上げされるのではないかとの観測もあります。
今後も利上げが継続していくのであれば、ユーロ/日本円は底堅くなる可能性があります。
ユーロ/日本円はユーロ/米ドルと米ドル/日本円のレートを合算したものなので、これら通貨ペアの動向ももちろんチェックしておきましょう。
6.ユーロ(EU)に投資する3つの方法
ユーロに投資する方法は、主に以下3つあります。
- 1. FX(外国為替証拠金取引)
- 2. 外貨預金
- 3. 外貨建てMMF(投資信託)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
FX(外国為替証拠金取引)
FX(外国為替証拠金取引)とは、米ドルやユーロなど世界各国の通貨を交換することで、損益が発生する投資です。
FXの主なメリットは、レバレッジを活用した取引が可能なこと。
レバレッジは最大25倍(個人の場合)まで活用可能で、取引に必要な証拠金を25分の1に圧縮することもできます。
たとえば100万円の資金が必要な取引を行う場合でも、レバレッジ25倍まで活用すれば、4万円で取引を行えます。
レバレッジによって少ない資金で大きな金額の取引ができます。
取引に成功すれば、大きな利益を得ることも可能ですが、取引に失敗すればその分損失は大きくなります。
資金管理を徹底し、リスクを抑えながら取引を行いましょう。
FXについての詳細は、以下の記事を参考にして下さい。
>FXとは?どのような投資?初めての方でも知っておきたい9つの基礎知識
外貨預金
外貨預金とは、日本円を米ドルやユーロなどの外貨に両替して預金をする投資です。
たとえば日本円を銀行に預金していても利息に期待できません。
しかし米ドルやユーロなどは、日本円よりも金利が高い傾向にあります。
日本円で預金するよりも、外貨に両替し預金をしたほうが多くの利息を狙うことが可能です。
外貨預金は外貨に両替するだけのシンプルな投資なので、初心者の方でも始めやすい投資です。
ただし為替変動や金利変動のリスクに注意する必要があります。
外貨に両替しても円高(もしくは外貨の価値が下がる)となってしまえば、損失や元本割れが発生する可能性があるので注意しましょう。
外貨建てMMF(投資信託)
外貨建てMMFは、米ドルやユーロなど外貨で運用する投資信託です。
投資信託とは?
投資信託とは、投資家から集めたお金を一つにまとめ、専門家が株式や債権に投資を行う運用方法です。
投資家は投資額に応じて、利益が分配されます。
投資信託の詳細については、以下の記事から御覧下さい。
>投資信託とは?投資法人とは?概要をGT東京法律事務所の弁護士が解説
外貨建てMMFは、格付が高く信用性のある海外債券などで運用されることが特徴です。
中には比較的金利の高い金融資産に投資する外貨MMFもあります。
ただし外貨預金と同様に、為替変動リスクもあります。
損失や元本割れが発生するリスクもあります。
ユーロへのおすすめ投資方法は?
まず、FX・外貨預金・外貨MMFそれぞれの投資方法を比較していきます。
FX (外国為替証拠金取引) |
外貨預金 | 外貨建てMMF (投資信託) |
|
---|---|---|---|
売買方法 | 買い/売り | 買いのみ | 買いのみ |
レバレッジ | 最大25倍 (個人の場合) |
無し | 無し |
手数料 | 無し (スプレッドが発生) |
あり | あり |
決済期限 | 無し (好きなタイミングで決済可能) |
普通預金はなし | 無し |
取引時間 | 原則24時間(土日を除く) | 金融機関によって異なる | 金融機関によって異なる |
ユーロへ投資するのにどの投資方法がおすすめなのかという判断は難しく、どれがおすすめなのかは断定できません。
なぜならば、それぞれの投資にはメリット・デメリットがあるからです。
投資方法を決める際は、用意できる資金や自分のライフスタイルなどの状況に応じて選ぶと良いでしょう。
たとえば日中は仕事で忙しいビジネスパーソンなどは、夜にも取引できるFXが取り組みやすいです。
また1つの投資方法に絞るのではなく、複数の投資方法を組み合わせる方法もあります。
外貨預金や外貨建てMMFは買いのみでしか利益を狙うことは出来ませんが、FXなら売りで利益を狙うことが可能です。
相場は一方向へ動くのではなく、上昇・下落を繰り返しながら動きます。
万が一相場が下落基調の時は、含み益の減少や含み損を発生させます。
売りからも利益を狙えるFXなら、下落相場の時でも利益を狙え、外貨預金や外貨建てMMFのリスクヘッジにもなります。
一つに決められないという方は、複数の投資方法を組み合わせるのも一つの手段です。
7.ユーロ(EU)をFXで投資する4つのメリット
ユーロをFXで投資するメリットは、主に以下4つあります。
- 1. レバレッジを活用した取引が可能
- 2. 原則24時間取引可能
- 3. スワップポイントでの利益も得られる
- 4. 外貨預金や外貨建てMMFの為替ヘッジとしても利用可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【メリット1】
レバレッジを活用した取引が可能
FXは、最大25倍(個人の場合)までレバレッジを活用した取引が可能です。
これは、取引に必要な証拠金が25分の1に圧縮できることを意味します。
たとえば1回の取引で、100万円の資金が必要だったとします。
25倍のレバレッジを使えば、4万円から取引を行うことが可能です。
レバレッジを活用して取引に成功すれば、より大きな利益を狙えます。
外貨預金や外貨建てMMFに比べ資金効率の良い取引ができます。
ただし取引に失敗した場合は、大きな損失を発生させるリスクもあるので注意しましょう。
レバレッジについての詳細は、以下記事を御覧下さい。
>【初心者向け】FXのレバレッジとは?計算方法とリスクの抑え方を解説
●OANDA証券では1通貨単位からの取引が可能
OANDA証券が提供する取引コースの一つ「ベーシックコース」では、1通貨単位からの取引が可能です。
約4円(1ドル100円計算)という少額から取引を始められます。
レバレッジを利用した取引は資金管理ができないと、元手の大半を失ってしまうリスクもあります。
FXの取引に慣れるまでは、少額から取引可能なFX会社を選ぶと良いでしょう。
OANDA証券の取引コース「ベーシックコース」なら少額から取引を始められるので、初めてFXを取引する方でも、徐々に慣れます。
「ベーシックコース」は、OANDA証券の口座をお持ちであれば利用可能です。
口座をお持ちでない方は、以下のボタンより口座を開設してください。
【メリット2】
原則24時間取引可能
FXは、原則24時間(土日を除く)取引を行えます。
日中は忙しいビジネスパーソンの方でも、夜にゆっくりと取引を行え、ライフスタイルに合った投資が可能です。
また相場が急変動しても、外貨預金などと比べ臨機応変に対応できます。
ただし為替相場は、世界各国の市場がリレーのように繋がっているので、時間帯によって値動きの特徴が違います。
取引する時間帯に合った戦略を用意する必要があります。
FXの取引時間についての詳細は、以下を御覧下さい。
>FXの取引時間は?相場が活発に動く時間帯やリスク回避方法も解説
【メリット3】
スワップポイントでの利益も得られる
FXは、スワップポイントでも利益を得られます。
スワップポイントとは?
スワップポイントとは、通貨ペアを構成する2ヵ国間の金利差によって得られる損益です。
金利が高い通貨を買い、金利が安い通貨を売る「キャリートレード」を行えば、基本的に金利差相当分の金銭を日々受け取れます。
スワップポイントの詳細については、以下の記事を御覧下さい。
>スワップポイントとは?計算方法や仕組み、3つのデメリットなどを解説
FXは頻繁に取引を行い利益を狙うデイトレードやスキャルピングをイメージする方も少なくないでしょうが、保有しているだけで利益を狙えるスワップポイントで中長期的に利益を狙うことも可能です。
現在(2023年3月16日時点)、ユーロ圏の政策金利は「+3.5%」、日本円は「-0.1%」です。
今の金利差が続くかどうかは不明ですが、ユーロ/日本円でのキャリートレードでも利益を十分に狙える金利差と判断できます。
なおOANDA証券でユーロ/日本円を取引した場合に、1日に付与されるスワップポイントは、以下のカレンダーから御覧いただけます。
>OANDA Japanのスワップカレンダー
●OANDA証券の「スワップポイント・シミュレーター」なら受け取るスワップポイントを自動計算できる
OANDA証券の「東京サーバー(TY3コース)用スワップポイント・シミュレーター」を使えば、付与されるスワップポイントがいくらなのかをシミュレーションできます。
取引を行う通貨ペアと金額、レバレッジ倍率、運用年数を入力するだけと、使い方は簡単です。
たとえば、以下の条件でシミュレーションを行ったとします。
-
取引開始日:2023年3月14日
通貨ペア:ユーロ/日本円
用意する資金:100万円
レバレッジ倍率:5倍
運用年数:5年
シミュレーション結果は、以下の通りです。
5年後の2028年3月14日には、1,658,633円(+658,633円の利益)と計算できます。
今回はユーロ/日本円のシミュレーションを行いましたが、他の通貨ペアでも行いたい方は、以下より行えます。
>東京サーバー(TY3コース)用スワップポイント・シミュレーター
●シミュレーションについて
こちらのシミュレーションは、お客様が入力した通貨ペアの昨日のスワップポイントが変動しなかったと仮定した場合です。
実際の相場では、それぞれの通貨の金利変動によりスワップポイントも変動する場合があります。
またこちらのシミュレーションは、本日の為替レート及び昨日のスワップポイントに基づいて行ったものであり、将来の成果をお約束するものではありません。
参考程度としてください。
【メリット4】
外貨預金や外貨建てMMFの為替ヘッジとしても利用可能
FXは、買いと売りの両方で利益を狙えます。
外貨預金や外貨建てMMFは買いでしか利益を狙えないので、FXはリスクヘッジとしても活用できます。
FX相場は、一方向へずっと動くのではなく、上昇・下落を繰り返します。
仮に外貨預金や外貨建てMMFを保有していた場合、相場が下落している時は含み益の減少や含み損を発生させてしまうかもしれません。
また外貨預金や外貨建てMMFでは相場が下落中に新たな利益を狙えないので、機会損失を発生させてしまいます。
売りから利益を狙えるFXなら、相場が下落時でも利益を狙え、リスクヘッジや機会損失を防ぐ役割を果たしてくれます。
8.ユーロ(EU)をFXで投資する3つのデメリット
ユーロをFXで投資するデメリットは、主に以下3つあります。
- 1. レバレッジは大きな損失を発生させるリスクもある
- 2. スプレッドが発生する
- 3. ロスカットリスクがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【デメリット1】
レバレッジは大きな損失を発生させるリスクもある
レバレッジはFXの大きなメリットですが、使い方を誤れば大きな損失を発生させるリスクもあります。
初心者の方が闇雲にレバレッジを高くしても、大損するリスクが高まるだけです。
リスクを抑えながらレバレッジを効率よく活用するなら、資金管理を覚える必要があります。
資金管理のやり方はいくつかありますが、まずは「リスクリワード」から始めましょう。
リスクリワードとは?
リスクリワードとは、1回の取引でどのくらいの利益を狙うのか、どのくらいの損失で収めるのかという、利益と損失の比率です。
つまり1回の取引でとるリスクに対して、どのくらいの利益を得るのかを数値化できます。
リスクリワードを活用することで、今の取引手法で将来的に利益を上げ続けられるのかを把握できます。
リスクリワードの詳細については、以下の記事を御覧下さい。
>FXのリスクリワード比率とは?計算ツールや改善方法を解説
リスクリワードは、プロの投資家でも意識しながら取引を行っています。
FXで長期的に利益を狙いたいなら、リスクリワードのやり方は覚えておきましょう。
●OANDA証券の「FX、CFD用資産シミュレーション」ならリスクリワード比率を把握でき投資戦略を考えるのに役立つ
OANDA証券が提供する「FX、CFD用資産シミュレーション」は、口座資産や想定する損失額・勝率などを入力し、口座資産の変化をシミュレーションできます。
そのため将来的に利益を得ていくには、1回の取引でどの程度のリスクをとるのか、どの程度の利益を狙っていけばよいのかなどをイメージできます。
リスクリワードを改善する上での参考データとして、ぜひ活用してください。
ただしこのシミュレーションを使い良い結果が出たとしても、将来の取引結果を約束するものではありません。
あくまでも現在のトレード戦略を見直すという目的でご使用ください。
またこのシミュレーションは無料で使えますが、OANDA証券の口座をお持ちの方は、より実践に近い形でシミュレーションを行えます。
詳しくは、以下の記事をご確認ください。
OANDA証券の口座開設は、以下のボタンより行えます。
【デメリット2】
スプレッドが計上される
FXは、1回の取引ごとにスプレッドが計上されます。
スプレッドとは?
スプレッドは、売値(Bid)と買値(Ask)の差です。
未実現損失(まだ確定していない損失)として取引ごとに計上されるので、取引手数料のようなものと考えてよいでしょう。
スプレッドの詳細は、以下の記事を御覧下さい。
>FXのスプレッドとは?計算方法や広がる要因、取引コストを抑える方法
取引コストはスプレッドだけではありません。
約定スピード(注文を出してから、実際に注文が約定されるまでの速さ)やスリッページ(注文を出した価格と約定価格が異なる現象)なども関係します。
スプレッドが狭いFX会社なら取引コストを抑えられるという考えは正解ではありません。
FXの取引コストを抑えたいのであれば、スプレッドだけではなく、約定スピードやスリッページの発生状況などを踏まえてFX会社を選ぶと良いでしょう。
●OANDA証券では約定スピードやスリッページの発生率を随時公開している
OANDA証券では、注文到達から約定までのスピード、スリッページの発生率などを随時公開しています。
取引の透明性を高め、改善に努めることでお客様に「リアルスプレッド№1」の提供を目指しています。
OANDA証券が考える「リアルスプレッド№1」とは、「見えているスプレッド+約定力」です。
表面的な見せかけだけのスプレッドではなく、約定力を強化することで、本当の意味でお客様に最狭水準のスプレッドを提供できると考えています。
取引コストを少しでも抑えたい方は、ぜひOANDA証券での取引をご検討下さい。
OANDA証券の口座開設は、以下のボタンより行えます。
【デメリット3】
ロスカットリスクがある
FXは、ロスカットリスクがあります。
ロスカットとは?
ロスカットとは、損失がある一定以上の水準を超えた場合に強制決済される仕組みです。
ロスカットには投資家が預けた証拠金以上の損失を発生させないようにする、投資家保護の役割があります。
万が一ロスカットが執行されてしまった場合、原則一定の証拠金は口座内に残ります。
ただし急な価格変動が発生した場合、ロスカットが間に合わず、大きな損失を抱えてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
ロスカットの詳細は、以下の記事を御覧下さい。
>ロスカットとは?計算方法や回避策などを初心者向けに解説
万が一、ロスカットが間に合わなければ、預けた証拠金以上の損失を発生させてしまう可能性があります。
証拠金を多めに入金したり資金管理を行ったりと、対策を行う必要があります。
●OANDA証券の「証拠金・損益シミュレーション」ならロスカット水準を事前に把握できる
OANDA証券が提供する「証拠金・損益シミュレーション」は、ロスカット水準を自動で算出できます。
口座資産や通貨ペア、取引数量など必要事項を入力するだけで誰でも簡単に利用可能です。
ロスカット水準を事前に把握しておくことで、どのくらいのリスクを取ればよいのかが明確に分かります。
適切なリスク管理を行うにも、ぜひOANDA証券の「証拠金・損益シミュレーション」を活用し、事前にロスカット水準を把握しておきましょう。
「証拠金・損益シミュレーション」は、以下のリンクから利用できます。
>「証拠金・損益シミュレーション」の利用はこちら
9.OANDA証券でFXを始める方法
OANDA証券でFXを始める方法は、以下の通りです。
- 手順1:OANDA証券の口座開設を行う
- 手順2:マイページにてFX用のサブアカウントを作成する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
OANDA証券の口座開設を行う
まず、OANDA証券の口座開設を行います。
口座開設をスムーズに行うにも、以下3つのものを用意しておきましょう。
- 1. メールアドレス
- 2. 本人確認書類
- 3. マイナンバー
以下のボタンから、OANDA証券の口座開設フォームに飛べます。
必要書類や口座開設のやり方については、以下の記事を参考にしてください。
>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説
また、はじめから実際のお金で取引を行うのに抵抗がある方は、デモトレードから始めてみましょう。
デモトレードなら取引に失敗しても実際のお金が減るわけではないので、気軽にCFD取引を体験できます。
以下のボタンから、OANDA証券のデモトレード用の口座開設フォームに飛べます。
デモトレードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>FXのデモトレードならOANDA証券|MT4/MT5で今すぐ無料体験
マイページにてFX用のサブアカウントを作成する
OANDA証券で口座開設が完了したら、以下のステップを踏みサブアカウントを開設してください。
- 1. パスワードの初期化をしてマイページにログイン
- 2. サブアカウントの作成
- 3. 証拠金の入金
サブアカウントの詳しいやり方は、以下の記事を参考にして下さい。
>OANDA証券口座開設後のお手続きについて
10.OANDA証券のFX取引に関するよくある質問
OANDA証券のFX取引に関するよくある質問にお答えします。
- ユーロ/日本円はいくらから取引を始められますか?
OANDA証券では、取引コースによって最小取引数量が変わります。
つまり取引コースによって始められる資金が異なります。それぞれの取引コースの最小取引数量は、以下の通りです。
取引コース 最小取引数量 必要証拠金
(1ユーロ100円と想定)取引コース 最小取引数量 必要証拠金
(1ユーロ100円と想定)fx Trade 1通貨単位 4円 MT4
(ベーシックコース・プロコース)1,000通貨単位 4,000円 MT4
(東京サーバーコース)10,000通貨単位 40,000円 なおOANDA証券では、取引コースの最適診断を行っています。
どの取引コースにしようか迷っている方は、ぜひ以下の記事を参考にして下さい。
>取引全コース・オプション比較- レバレッジはどのくらい活用できますか?
- ユーロ/日本円のスプレッドはどのくらい計上されますか?
OANDA証券が提供するユーロ/日本円の最新スプレッドは、以下の記事を参考にして下さい。
>スプレッド比較- ユーロ/日本円のスワップポイントはどのくらい付与されますか?
OANDA証券が提供するユーロ/日本円の最新スワップポイントは、以下の記事を参考にして下さい。
>OANDA Japanのスワップカレンダー
以上、OANDA証券のFXに関するよくある質問についてお答えしました。
OANDA証券のFXに関するその他の質問に関しては、以下の記事を参考にしてください。
>よくある質問
まとめ
最後に本記事で解説した、ユーロについてまとめます。
- 1. ユーロ(EUR)とは、EU(欧州連合)に加盟する27ヵ国のうち、20ヵ国(2023年3月現在)で使用される通貨
- 2. ユーロは米ドルに次ぐ世界第2位の取引量を誇り、値動きが安定しやすく初心者向けの通貨
- 3. 今後の動向は、ユーロ圏のインフレや金融政策動向に注目
- 4. FXなら少額から資金効率の良い投資が可能
- 5. OANDA証券では、ユーロ系の通貨ペアを豊富に提供している
OANDA証券では、これからFXを始める初心者の方に向けて、様々な基礎コンテンツを豊富に提供しています。
FX取引をご検討の方は、以下の記事を読み進めて下さい。
FX初心者にオススメのコンテンツ

これからFXを始める初心者の方向けに、豊富なコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもFXをスムーズに始めることが可能です。またOANDAの口座保有者だけが使えるOANDAオリジナルインジケーターも提供しています。是非OANDAの口座開設をご検討ください。
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OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
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