FX初心者の方

FX資金管理のやり方④1日のトレード回数、同時に保有する銘柄数について

第3回目では1日の最大損失額、連敗数をルールとして設定する方法をご案内しました。第4回目では同様に集中力を欠いた状態でのトレードを避け、無駄な損失を減らすためにルール化を検討すべき項目について紹介します。資金管理とは直接的に関係はない部分もありますが、資金管理のコントロールが崩れやすいポイントという意味では注意が必要です。


1日のトレード数を制限する


短期売買とくにスキャルピングなどのトレードを行う際に、1日の取引回数を考えるのは重要です。「チャンスがあれば何回でもトレードすべき」と考えられますが、人間が1日のうちに集中してトレードできる回数には限界があります。

勝ちトレードの後は気持ちが少し大きくなって自信過剰になっている場合もあれば、負けトレード後の不安定な精神状態でトレードとなる可能性も考えられ、トレードを続けているうちに心に隙が生じ、これらが積み上がることによりトレードに悪影響を及ぼします。

トレードスタイルにより集中できる取引の回数は差が出てくるため、適正な回数は自分なりに集中力を維持できる回数について考える必要があります。1日のトレード数を一定回数に抑えられれば、集中力を欠いた状態でのトレードを避けられるでしょう。


同時に保有する通貨ペアを制限する


FXに少し慣れてきた初心者の方が犯しがちなミスの一つに、複数の通貨ペアのポジションを保有してしまい、1つのトレードに集中できなくなってしまうというパターンがあります。

複数保有しているポジションが双方で不利な方向に進んだ際に、焦ってしまい早い段階で損切りをしてしまったり、双方で利益が出たときに早すぎる利益確定を行ってしまうようなケースもあるかもしれません。

画像1/1つのトレードに集中しづらい

1つのトレードに集中しづらい

このように最初に想定していた決済ポイントとは異なる水準で決済を行うことで、勝率やリスクリワードレシオが悪化し、結果として収益が悪化する可能性もあります。

ベテラントレーダーであるならばともかく、初心者トレーダーのうちはこのような事態に陥らないよう、同時に保有するポジションを制限し一つ一つのトレードに集中できるようにした方が、収益の改善につながるかもしれません。

具体的なポジション数は取引スタイルにもよりますが、初心者の方はできるだけ少数に抑えることおおすすめします。


複数の通貨ペアを持つ際の注意事項


資金管理とは直接関係ありませんが、複数の通貨ペアをトレードする際に注意したいのは通貨の相関性です。相関性の強い通貨ペア同士で同じ方向にポジションを持つと利益が最大化する一方で、双方のポジションで損失となるリスクが高くなるという点には注意が必要です。

また相関性の高い通貨ペア同士で、逆の方向のポジションや逆相関性の高い通貨ペア同士で同じ方向のポジションを持つのも、いずれかで損失が出る可能性も高く両建てに近い取引となり、あまり意味のないトレードとなってしまう可能性があるので注意が必要しましょう。

相関性の低い通貨ペア同士のをチェックすると、取引機会が増える可能性もあるほか、同時に保有しても、双方で損失が出る可能性も少なくリスクが分散されやすいという効果もあります。通貨の相関性は「Oanda Correlation Matrix」を使うとMT4上でチェックできます。

画像2/Oanda Correlation Matrix

Oanda Correlation Matrix


まとめ


今回ご紹介したトレード数や複数通貨ペアの保有に関しては、直接的に資金管理とは関係の薄い部分かもしれませんが、資金管理のルールが崩れやすい局面と考えると、意識しておいた方がよいと思います。

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