FXに関するコラム・豆知識

米国消費者物価指数に注目 OANDAラボ-マーケット最新情報(2022年2月7日)


今週の注目材料


今週は米国で消費者物価指数の発表が予定されています。

米国の今後の金融政策を占う上で重要な経済指標の一つであるため、注目が集まります。

市場予想を上回る結果となると、米国の利上げペース加速が意識され、米ドルの下支え材料、株式市場にとっては上値圧迫材料となりそうです。

また、引き続きウクライナ情勢や新型コロナ関連の最新の報道に注意が必要となりそうです。

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら

【参考データ】


先週のFX市場の動き


先週のFX市場は、ECBの年内利上げの可能性が意識されたことにより、ユーロが底堅い推移となりました。これに対し、米ドルや円は軟調な推移となりました。

ただし、米ドルは週末にかけては、米国雇用統計が市場予想を上回る結果となったこともあり、少し反発しています。

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【FXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

 

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主要銘柄の相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、主要な通貨は対ドルで概ね近い動きとなりましたが、円とユーロの相関性は低い動きとなりました。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

ドル円、クロス円の通貨ペアの相関性を見ると、ドル円とクロス円の相関性は低く、円は対ドルと対その他通貨で異なる動きをしていたのが確認できます。また、クロス円同士は概ね近い動きですが、CAD/JPYは他のクロス円と異なる動きとなっていたようです。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

先週の主要通貨ペアと米国株価指数(ここでは代表的なUS500との相関性を表示しています)の相関性を見ると、普段は多少の相関性のあるUS500とUSDJPYが逆相関の動きとなっているほか、EUR/JPYやGBP/JPYとの数値も低く、株式市場と円の相関性は低かったようです。これに対し、AUD/USDとの相関性が高いほか、AUD/JPYとの相関性も比較的高く、米国株式市場と豪ドルが近い動きとなっていたようです。

【先週の主要銘柄と米国株価指数の相関性】

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先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数CFDは、序盤は反発地合いが続いたものの、その後は上値の重い推移となりました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数CFDもユーロ圏の株価指数を中心に後半には下押しが強まりました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数CFDは全体的には底堅さを見せましたが、インドや日本の株価指数CFDは伸び悩む動きとなりました。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

 

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米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

米国債利回りは、雇用統計の結果を受けて、短期債、長期債のいずれも利回り上昇となりました。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブを比較すると、全体的に上昇しているのが確認できます。

 

【米国債イールドカーブの変化(3Dグラフ)】

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

 

OANDA、先物市場のポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は、前半はジリジリと下押す動きとなった後、後半は底堅い動きとなり、終わってみれば元の水準付近まで戻す動きとなり、方向感を見出しにくい状況が続いています。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、直近の価格レンジの高めの水準で推移していることもあり、含み損を抱えた売りポジションが少し増えています。

このため、下押しする場面では利益確定の買い戻し、安値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い動きが続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、徐々に値動きが収縮するような動きとなっており、均衡が崩れた方に方向感が出てくる可能性を見出すことができそうです。

高値、安値を結んだラインや直近の高値、安値水準等に注目しながら、上下いずれに方向感が出てくるかを見守りたいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点における投機筋の円の通貨先物市場のポジションは、円売りポジション比率の減少傾向が続いています。今週もこの傾向が続くかを見守りたいところです。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2022/02/01)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは、反発地合いが続いた後、ECB理事会後にさらに高値を切り上げる動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売りポジションに少し傾く中、底堅い推移が続いたことにより、含み損を抱えた売りポジションが目立っています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、底堅い推移が続き、1月中旬からの下落分を取り戻す動きとなっています。今週も下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る動きとなった場合は、高値を切り上げることができるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のユーロの通貨先物市場のポジションは先週は買いポジションが低下となりました。ただし、週末にかけてのユーロドルの上昇を見ると、現時点では、買いポジション比率が再度上昇している可能性も考えられそうです。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2022/02/01)】

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ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは底堅い推移が続き、一時は1.36台に乗せる動きとなった後、週末の米国雇用統計の結果を受けて、下押す動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、ポジションの偏りは少ないですが、直近の下押しにより、含み損を抱えた買いポジションが増えてます。

このため、反発の際は安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で現水準付近での売りポジションの数も増えており、下押した水準では利益確定の買い戻しが増える可能性にも少し注意が必要となりそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が一段落し、反発地合いが続いた後の経済イベントによる比較的大きな下押しの後ということで、悩ましい状態です。

まずは買い戻しがどの程度入るか、反発の際は高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか、下押しの際は、安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、根気強く方向感を探っていきたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週の投機筋のポンドの通貨先物市場のポジションは先週も前週に続き、少し売りポジションが増加となりました。ただし、依然として売買の偏りは少ない状態が続いています。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2022/02/01)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは反発地合いが続いた後、米国雇用統計の結果を受けて反発分の半分程度を吐き出す動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに少し傾く中、雇用統計後の下押しにより、含み損を抱えた買いポジションが増えています。

このため、反発した水準では利益確定売り、安値を切り下げる動きとなった場合は、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

また、一方で現水準の少し上の水準に売りポジションの数も増えており、下押した水準では利益確定の買い戻しが増える可能性にも少し注意が必要となりそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続く中、比較的大きな反発となった後の下押しが続いていますが、直近の安値水準を守れるか、反発の際は、高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか等に注目しながら、方向感を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週の投機筋の豪ドルの通貨先物市場のポジションは売りポジション比率は前週に続き、少し減少しましたが、依然として偏りは大きい状況です。過去の水準を見ても偏りが大きくなっているところを見ると、売りポジションの決済の買い戻しにも少し注意が必要な状況が続きそうです。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2022/02/01)】

投機筋の通貨先物ポジションのチェックはこちら

CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は前半は底堅さを見せたものの、後半は上値の重い推移となりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾く中、直近のレンジ内で構築されたポジションが多いほか、高値圏で構築された含み損を抱えた買いポジションが多数残っているのが確認できます。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、徐々に値動きが収縮するような動きとなっており、近郊が崩れた方に方向感が出てきそうな気配となっています。高値、安値を結んだラインや直近の高値、安値水準を守れるか等に注目しながら、根気強く方向感を探っていきたいです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のS&P500先物市場のポジションは買いポジション比率が減少となりました。 依然として買いポジションに傾く状況が続いていますが、今後もこの傾向が続くかを見守りたいです。

 

【投機筋の先物市場のS&P500 consolidatedのポジションの推移(最終更新日2022/02/01)】

投機筋の株価指数先物市場のポジションのチェックはこちら

 
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