FXに関するコラム・豆知識

先週は欧州通貨高、資源国通貨安 今週は米国CPI等に注目 OANDAラボ-マーケット最新情報(2023年4月10日)


先週のFX市場の動き


先週のFX市場はスイスフランやポンド、ユーロといった欧州通貨が比較的強いのに対し、豪ドルやNZドル、カナダドルといった資源国通貨が弱い動きとなったほか、米ドルも比較的弱い動きとなりました。

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

直近1ヶ月の通貨の強弱チャートを見ると、米ドルが弱い推移を続けているほか、資源国通貨が軟調な推移を続けています。

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週のFXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

主要通貨ペアの相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、多少の相関が見られる部分もありますが、全体的にはそれほど強くなく、米ドル中心の相場ではなかったようです。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

円を含む通貨ペアも多少の相関性があるものの、前週に比べると低下しています。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

ユーロを含む主要な通貨ペアは全体的に低く、ユーロの強弱ははっきりとしていなかったようです。

【先週のユーロを含む主要な通貨ペアの相関性】

最新の相関性のチェックはこちら

 

先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数は全体的に横ばい推移となりました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数CFDは高値圏で伸び悩む動きが続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数CFDは全体的に横ばい推移となりました。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

先週の商品CFDの動き


先週の商品CFDは銅や原油が底堅いのに対し、引き続き天然ガスが弱い動きとなりました。

【商品CFDの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

先週の米国債利回りは、短期債の利回りは緩やかに上昇したのに対し、長期債の利回りは伸び悩む状態が続いています。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブを比較すると、短期債利回りが少し上昇し、依然として短期債利回りが長期債利回りを上回る「逆イールド」状態が続いています。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

   

Fedwatchツール


【直近5営業日のFedWatchToolにおける次回FOMC会合後の政策金利予測の推移】

CMEグループが公表するFedWatchToolでは、次回(2023年5月開催)のFOMCにおける政策金利は利上げなしと25bpの利上げの確率が拮抗しており、いずれかに傾くような材料が出てくると、各市場が過敏に反応しそうな状況が続いています。

出所:CMEグループ

FedWatchToolにおける次回FOMC会合時の政策金利予測の推移

 

OANDAのポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は上値が重く、一時は130円台まで下押し後、132円台まで戻して週末を迎えています。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、直近の反発により苦しくなった売りポジションが増えています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる場面では損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、反発地合いが続いた後、少し深い下押し後、少し値を戻している状況で、方向感を見出しにくい状況が続いています。

下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る場面では高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか等に注目しながら、根気強く方向感を探っていきたいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の投機筋の通貨先物市場の円のポジションは売りポジションに傾く中、売りポジション比率が少し上昇しました。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2023/4/4)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは序盤は底堅く、1.0975付近まで上値を伸ばしています。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが多く、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で直近の下押しでストレスを抱えた買いポジションも増えており、高値圏での利益確定、安値を切り下げる動きとなると損切りの売りが増える可能性にも少し注意が必要になりそうです。

4時間足チャートを見ると、上昇基調が続いていますが、上昇の勢いは少し和らいでいるようにも見えます。

下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る場面では直近の高値水準を突破できるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点のユーロの投機筋の通貨先物市場のポジションは売買比率は前週と大きな変化はなく、買いに傾く状況が続いています。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2023/4/4)】

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ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは底堅く、1.25台まで上昇後、ジリジリと下押しが続き、週末を迎えています。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが増えています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で直近の下押しで苦しくなった買いポジションも少し増えており、上値を探る場面では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる場面では損切りの売りが増える可能性にも少し注意が必要になりそうです。

4時間足チャートを見ると、上昇基調が続いていましたが、安値を結んだラインを割り込む状態が続き、上昇の勢いは少し和らいでいるようにも見えます。

反発の際は直近の高値水準を突破できるか、下押しの際は引き直したトレンドラインや直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、上昇基調が続くかを見守りたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点のポンドの投機筋の通貨先物市場のポジションは売りポジションに傾いていますが、売りポジションの比率は減少し、偏りは少なくなりました。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2023/4/4】

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豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは0.68に迫る水準まで上昇後、下押しが続き、0.66台中盤で週末を迎えています。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジション比率が高い中、下押しが続いたため、含み損を抱えた買いポジションが多い状況です。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、緩やかな上昇基調が続いていましたが、直近では安値を結んだラインや直近の安値水準を一時的に割り込むなど、雲行きが怪しくなってきました。

反発の際は高値を切り上げることができるか、下押しの際は直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、根気強く方向感を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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豪ドルの投機筋の通貨先物市場のポジションは売りポジションに傾く状況が続く中、売りポジションの比率は減少しています。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2023/4/4)】

投機筋の通貨先物ポジションのチェックはこちら

CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は底堅い推移が続き、4150付近まで上昇後、伸びなやむ動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると売買の偏りは少ない中、高値圏での推移が続いているため、売りポジションの多くが含み損を抱えている状況です。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる場面では損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

一方で直近の下押しで苦しくなった買いポジションも少し増えており、上値を探る場面では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる場面では損切りの売りが増える可能性にも少し注意が必要になりそうです。

4時間足チャートを見ると、安値、高値を切り上げ、上昇基調が続いています。

上値を探る場面では高値を切り上げることができるか、下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、上昇基調が続くかを見守りたいです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションは売りポジションに傾く中、売りポジション比率が増加しました。

【投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションの推移(最終更新日2023/4/4)】

投機筋の株価指数先物市場のポジションのチェックはこちら


今週の注目材料


 

今週の主な経済イベント

米国 

4/10 23:00 米国2月卸売売上高

4/12 20:00 米MBA住宅ローン申請指数

4/12 21:30 米国3月消費者物価指数

4/12 23:30 米国週間原油在庫量

4/13 3:00 米国3月月次財政収支

4/13 3:00 FOMC議事要旨

4/13 21:30 米国3月生産者物価指数

4/13 21:30 米国週間新規失業保険申請件数

4/14 21:30 米国3月小売売上高

4/14 21:30 米国3月輸入物価指数

4/14 22:15 米国3月鉱工業生産

4/14 23:00 米国4月ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)

4/14 23:00 米国2月企業在庫

 

ユーロ圏

4/11 18:00 ユーロ圏2月小売売上高

4/13 15:00 ドイツ3月消費者物価指数(改定値)

4/13 18:00 ユーロ圏2月鉱工業生産

4/14 15:45 フランス3月消費者物価指数(改定値)

4/14 15:00 ドイツ3月卸売物価指数

 

日本

4/10 8:50 日本2月国際収支

4/10 14:00 日本3月消費者態度指数

4/10 15:00 日本3月景気ウォッチャー調査

4/12 8:50 日本3月国内企業物価指数

4/12 8:50 日本2月機械受注

4/13 8:50 日本3月マネーストックM2

4/13 8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況

 

英国

4/11 8:01 英国3月英国BRC小売売上高調査

4/12 22:00 ベイリー英中銀総裁コメント機会

4/13 8:01 英国3月RICS住宅価格指数

4/15 15:00 英国2月GDP

4/15 15:00 英国2月鉱工業生産

4/15 15:00 英国2月貿易収支

 

オーストラリア

4/11 9:30 豪4月ウエストパック消費者信頼感指数

4/11 10:30 豪3月NAB企業景況感指数

4/13 10:30 豪3月雇用統計

 

カナダ

4/12 23:00 カナダ銀行政策金利

4/14 21:30 カナダ2月製造業出荷

 

スイス

4/14 15:30 スイス3月生産者輸入価格

 

中国

4/11 10:30 中国3月消費者物価指数、生産者物価指数

4/13 時刻未定 中国3月貿易収支

 

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら

 
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