FXに関するコラム・豆知識

米国株式市場が踏ん張れるかに注目 OANDAラボ-マーケット最新情報(2022年5月23日)


今週の注目材料


今週は大きなイベントは予定されていませんが、引き続き、上値の重い米国株式市場が反発に転じることができるか、各国の経済指標、中央銀行の動向、ウクライナ情勢等に注意が必要となりそうです。

先週は米国の金融政策正常化への警戒感や一部の米国経済指標が冴えない結果となったこと等により、米国株式市場が軟調な推移となりました。週末は安値切り下げ後、クローズにかけては、買い戻しが多少入り、下げ止まり感も少し出てきましたが、短期的にでも底堅い動きとなるか注目が集まります。

経済指標は、米国でGDP改定値や個人消費支出、新築住宅販売件数、耐久財受注等の発表が予定されています。先週発表された住宅関連や製造業の景況指数等の経済指標で冴えない結果が続き、市場のリスク許容度が後退しており、市場予想を下回る結果が続き、市場の不安が拡大する可能性に注意が必要となりそうです。

また、FOMC議事要旨の公表も予定されています。目新しい材料が出てくる可能性はそれほど高くないと予想されますが、今後の米国の金融政策に関する手がかりに市場が過敏に反応する可能性もあるため、公表直後の値動きには少し注意したいです。

このほか、欧州では、ドイツのIfo景況指数や各国のPMIの速報値、オーストラリアでは民間設備投資、小売売上高等に注目が集まりそうです

 

【参考資料】米国の中古住宅販売件数の推移

 

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら


先週のFX市場の動き


先週は米ドル、カナダドル、円が弱い動きとなったのに対し、スイスフラン、ポンド等が強い推移となりました。

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

直近1ヶ月では、引き続き米ドルが強いほか、円売りがピークアウトし、円がジリジリと上昇しています。一方で豪ドルやNZドル、ポンドが弱い推移となりました。

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週のFXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

 

最新の騰落率ランキングはこちら

 

主要銘柄の相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、ドル円とは少し相関性は低いものの、全体的に他のドルストレートの銘柄同士は相関性の高い動きとなりました。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

ドル円、クロス円の通貨ペアは全体的に相関性は高いものの、ドル円、スイスフラン円の相関性が低く、前週とは異なり、円中心の相場ではなかったようです。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

ユーロを含む主要な通貨ペアの相関性は全体に薄く、ユーロの強弱ははっきりとしない動きとなりました。

【先週のユーロを含む主要な通貨ペアの相関性】

最新の相関性のチェックはこちら


先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数CFDは、序盤は反発に転じるも、その後は失速し、下値を探る動きとなりました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数CFDも序盤に底堅い動きとなった後、失速する動きとなりました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数は概ね横ばい推移となり、方向感の薄い動きとなりました。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

 

最新の騰落率ランキングはこちら


米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

米国債利回りは、長期債を中心に伸び悩む動きとなりました。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブを比較を見ると、超短期のものを除いては低い水準となりました。

 

【米国債イールドカーブの変化(3Dグラフ)】

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

 

OANDA、先物市場のポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は、上値の重い動きが続き、127.00付近まで下押しする動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売りポジションに傾いていますが、直近の下押しにより、含み損を抱えた買いポジションが増えています。このため、反発した水準では利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重さが残る可能性も見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、直近では、高値・安値を切り下げる下落基調に転じつつあり、今週も上値を探る場面では、高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか、下値を探る場面では直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、下押しが続くかを確認したいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点における投機筋の円の通貨先物市場では円売りポジション比率が少し減少となりました。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2022/5/17)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは、底堅く、1.06付近まで上昇する動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾いてはいるものの、直近の反発で苦しくなった売りポジションが増えています。このため、下押した水準では利益確定の買い戻し、高値を切り上げる場面では損切りの買いが増え、底堅い推移となる可能性も見出すことが出来そうです。

4時間足チャートを見ると、直近では高値、安値を切り上げる動きに転じていますが、下押しの際は安値を結んだトレンドラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る動きとなった場合は、直近の高値を切り上げることができるか等に注目しながら、反発地合いが続くかを見守りたいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のユーロの通貨先物市場のポジションは前週から大きな変化はなく、買いポジションに少し傾く動きが続いています。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2022/5/17)】

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ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは底堅く、一時は1.25台を回復する動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾く中、直近の反発で苦しくなった売りポジションが増えています。このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い動きが続く可能性を見出すこともできそうです。

4時間足チャートを見ると、安値、高値を切り上げる動きに転じています。下押しの際は、安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか上値を探る場面では直近の高値を切り上げることができるか等に注目しながら反発地合いが続くかを見守りたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週の投機筋のポンドの通貨先物市場のポジションは買い、売りともに減少し、売買の偏りは横ばいとなりました。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2022/5/17)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは底堅く、0.7台で推移しています。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジション比率が6割程度の中、直近の反発により含み損を抱えた売りポジションが増えています。このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いていましたが、直近では安値、高値を切り上げる動きに転じています。下押しの際には安値を結んだライン、直近の安値水準を守れるか、上値を探る動きとなると、直近の高値水準を突破できるか等に注目しながら、反発地合い継続の可能性を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋の豪ドルの通貨先物市場のポジションは前週に続き、売りが増加となりました。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2022/5/17)】

投機筋の通貨先物ポジションのチェックはこちら

CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は序盤こそ底堅い推移となったものの、後半は上値の重い推移となり、直近の安値を切り下げる動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに大きく傾く中、安値圏で推移しているため、そのほとんどが含み損を抱えています。

このため、上昇した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いています。反発の際は高値を結んだトレンドラインや直近の高値水準を突破できるか、下値を探る動きとなった場合は直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、下落基調継続の可能性を探っていきたいです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のS&P500先物市場では買いポジションが減少、売りポジションが増加し、全体では買いポジション比率が減少となりました。

 

【投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションの推移(最終更新日2022/5/17)】

投機筋の株価指数先物市場のポジションのチェックはこちら

 
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