FXに関するコラム・豆知識

円が全面高、米ドルは軟調、株式市場は上昇 今週は米生産者物価指数、日銀金融政策決定会合等に注目 OANDAラボ-マーケット最新情報(2023年1月16日)


先週のFX市場の動き


先週のFX市場では円が全面高となったほか、ユーロ、豪ドルが比較的強い動きとなったのに対し、米ドル、スイスフランが軟調な推移となりました。

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

直近1ヶ月では円の強さが目立っているのに対し、ポンドやNZドルが弱い推移を続けています。

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週のFXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

主要通貨ペアの相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、全体的に相関が高いものの、USD/CHFは他のドルストレートと異なる動きとなっていたようです。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

ドル円、クロス円の通貨ペアの相関性は全体的に相関性が高く、円の強弱がはっきりとしていたのが確認できます。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

ユーロを含む主要な通貨ペアの相関性は、全体的にバラバラで、ユーロの強弱ははっきりとしていなかったようです。

【先週のユーロを含む主要な通貨ペアの相関性】

最新の相関性のチェックはこちら

 

先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数CFDは底堅い推移が続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数CFDも全体的に底堅い動きが続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数CFDも全体的には底堅い推移でしたが、日本株は上値の重い推移が続いています。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

先週の商品CFDの動き


先週の商品CFDは原油や銅を中心に底堅い動きとなりましたが、天然ガスは軟調な推移となりました。

【商品CFDの騰落率ランキング】

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米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

米国債利回りは、中長期を中心に伸び悩む状態が続いています。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブの比較を見ると、長期債利回りが全体的に下方シフトし、短期債利回りが長期国債利回りを上回る「逆イールド」状態が続いています。

【米国債イールドカーブの変化(3Dグラフ)】

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

   

Fedwatchツール


【直近5営業日のFedWatchToolにおける次回FOMC会合後の政策金利予測の推移】

CMEグループが公表するFedWatchToolでは、次回(2023年1月開催)のFOMCにおける利上げ幅は、25bpとの予想で固まりつつあるようです。

出所:CMEグループ

FedWatchToolにおける次回FOMC会合時の政策金利予測の推移

 

OANDA、先物市場のポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は、上値の重い推移となり、127円台まで下落しています。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジション比率が少し高い中、安値圏で推移しているため、その多くが含み損を抱えています。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いています。反発の際は高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか、下値を探る動きとなった場合は、直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、下落基調継続の可能性を探っていきたいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の通貨先物市場の円の投機筋のポジションは円売りポジションの比率が再度減少しています。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2023/1/10)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは底堅い推移となり、1.087付近まで上昇する動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売りポジションの比率が少し高い中、上昇により苦しくなった売りポジションが増えており、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる場面では損切りの買いが増え、底堅い動きとなる可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、上昇が続いています。下押しの際はどの程度まで下落するか、上値を探る場面では高値を切り上げることができるか等に注目しなかが、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の通貨先物市場の投機筋のユーロのポジションはユーロ買いのポジション比率が再度増加しています。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2023/1/10)】

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ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは、上値は重いものの、底も固く、1.225に迫る水準まで上昇しています。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが増えています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、安値、高値を切り上げる動きに転じています。下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る場面では高値を切り上げることができるか等に注目しながら上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週の火曜日時点の通貨先物市場の投機筋のポジションはポンド売りのポジション比率が前週に続き少し増加しています。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2023/1/10】

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豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは底堅く、0.7に迫る動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが増えています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移となる可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、安値、高値を切り上げる上昇基調が続いています。下押しの際は安値を結んだラインや直近のサポート水準を守れるか、上値を探る場面では高値を切り上げることができるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の通貨先物市場の投機筋のポジションは売りポジション比率の減少傾向が続いています。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2023/1/10)】

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CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は底堅く4000付近まで上昇しています。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが多い状況です。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移となる可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると高値、安値を切り上げる上昇基調に転じています。下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る場面では直近の高値を切り上げることができるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の投機筋のS&P500E-miniのポジションは売りポジション比率が再度増加しています。

 

【投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションの推移(最終更新日2023/1/10)】

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今週の注目材料


今週は、米国で生産者物価指数や小売売上高等の重要経済指標が複数予定されているほか、ベージュブックの公表が予定されています。

中でも注目は消費者物価指数の先行指標の一つである生産者物価指数です。鈍化していると、ドルの上値圧迫、株式市場の下支え材料の一つとなりそうです。

日本では日銀の金融政策決定会合、会合後の黒田総裁の会見が予定されています。

10年債利回り変動幅の再拡大等の追加措置が行われるか、展望レポートにおける物価見通し等、今後の金融政策に関する手がかりが出てくるかに注目が集まりそうです。

また、金曜日には12月の全国消費者物価指数の発表も予定されています。日銀の今後の金融政策を占う上で重要な経済指標の一つとなるため、注目したい経済指標の一つです。

 

今週の主な経済イベント

米国 

1/17 22:30 米国1月NY連銀製造業景況指数

1/18 21:00 米国MBA住宅ローン申請件数

1/18 22:30 米国12月生産者物価指数

1/18 22:30 米国12月小売売上高

1/18 23:15 米国12月鉱工業生産

1/18 24:00 米国11月企業在庫

1/18 24:00 米国1月NAHB住宅市場指数

1/19 4:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

1/19 6:00 米国11月対米証券投資

1/19 22:30 米国1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

1/19 22:30 米国12月住宅着工件数

1/19 22:30 米国12月建設許可件数

1/19 22:30 米国週間新規失業保険申請件数

1/20 24:00 米国12月中古住宅販売件数

 

ユーロ圏

1/17 16:00 ドイツ12月消費者物価指数(改定値)

1/17 19:00 ユーロ圏1月ZEW景況指数

1/17 19:00 ドイツ1月ZEW景況指数

1/18 19:00 ユーロ圏11月建設支出

1/18 19:00 ユーロ圏12月消費者物価指数(改定値)

1/19 19:00 ユーロ圏11月経常収支

1/19 19:30 ラガルドECB総裁コメント機会

1/19 21:30 ECB理事会議事要旨

1/20 16:00 ドイツ12月生産者物価指数

1/20 19:00 ラガルドECB総裁コメント機会

 

日本

1/16 8:50 日本12月国内企業物価指数

1/17 13:30 日本11月第3次産業活動指数

1/18 時刻未定 日銀金融政策決定会合金融政策発表・展望レポート公表

1/18 時刻未定 日銀金融政策決定会合金融政策発表

1/18 8:50 日本11月機械受注

1/18 13:30 日本11月鉱工業生産(確報値)

1/18 15:30 日銀黒田総裁記者会見

1/19 8:50 対外対内証券売買契約等の状況

1/20 8:30 日本12月全国消費者物価指数

 

英国

1/17 16:00 英国12月失業率

1/18 16:00 英国12月消費者物価指数、生産者物価指数

1/19 9:01 英国12月RICS住宅価格指数

1/20 9:01 英国1月GFK消費者信頼感調査

1/20 16:00 英国12月小売売上高

 

オーストラリア

1/17 8:30 オーストラリア1月ウエストパック消費者信頼感指数

1/19 9:30 オーストラリア12月雇用統計

 

カナダ

1/16 22:30 カナダ11月製造業出荷

1/17 22:15 カナダ12月住宅着工件数

1/17 22:30 カナダ11月対カナダ証券投資額

1/17 22:30 カナダ12月消費者物価指数

1/18 22:30 カナダ12月原料価格指数

1/18 22:30 カナダ12月鉱工業製品価格指数

1/19 22:30 カナダ11月卸売売上高

1/20 22:30 カナダ11月小売売上高

 

スイス

1/16 16:30 スイス12月生産者輸入価格

 

中国

1/17 11:00 中国10-12月期GDP

1/17 11:00 中国12月鉱工業生産

1/17 11:00 中国12月小売売上高

 

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら

 
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