FXに関するコラム・豆知識

先週はポンド、スイスフランが強い推移 今週は植田日銀総裁初の金融政策決定会合、米国GDP速報値等に注目 OANDAラボ-マーケット最新情報(2023年4月24日)


先週のFX市場の動き


先週のFX市場はポンドやスイスフラン、米ドルが強いのに対し、カナダドルやNZドルといった資源国通貨が弱い動きとなりました。

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

直近1ヶ月の通貨の強弱チャートを見ると、スイスフランのほか、ユーロ、ポンドといった欧州通貨が強いのに対し、米ドルや円、NZドルが弱い状態が続いています。

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週のFXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

主要通貨ペアの相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、全体的に多少の相関性を見出すことができますが、それほど強いものではなかったようです。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

円を含む通貨ペアも多少の相関性があるものの、それほど強くなく、円が中心の相場でもなかったようです。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

ユーロを含む主要な通貨ペアは前週に比べると多少の相関性を見出すことはできるものの、それほど強くもなく、ユーロ中心の相場でもなかったようです。

【先週のユーロを含む主要な通貨ペアの相関性】

最新の相関性のチェックはこちら

 

先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数は全体的に高値圏で伸び悩む動きが続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数CFDは全体的に底堅い動きを維持しているものの、オランダの株価指数は少し上値の重い動きとなりました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数CFDは横ばいの銘柄が多い中、中国、香港、台湾の株価指数が軟調な推移となりました。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

最新の騰落率ランキングはこちら

 

先週の商品CFDの動き


先週の商品CFDは天然ガスや砂糖が底堅いのに対し、原油やその他の農産物は軟調な推移となりました。

【商品CFDの騰落率ランキング】

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米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

先週の米国債利回りは、全体的に緩やかな反発地合いが続いています。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブを比較すると、依然として短期債利回りが長期債利回りを上回る「逆イールド」状態が続いています。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

   

Fedwatchツール


【直近5営業日のFedWatchToolにおける次回FOMC会合後の政策金利予測の推移】

CMEグループが公表するFedWatchToolでは、次回(2023年5月開催)のFOMCにおける政策金利は25bpの利上げとの見方に固まりつつあるようです。

出所:CMEグループ

FedWatchToolにおける次回FOMC会合時の政策金利予測の推移

 

OANDAのポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は底堅く、134円台に乗せる動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、苦しくなった売りポジションが増えています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる場面では損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

一方で、直近の下押しでストレスを抱えた買いポジションも増えており、上値を探る場面では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる場面では損切りの売りが増える可能性にも少し注意が必要になりそうです。

4時間足チャートを見ると安値、高値を切り上げる上昇基調が続いています。今週もしっかりと高値を切り上げることができるか、下押しの際は、安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の投機筋の通貨先物市場の円のポジションは前週から大きな変化はなく、売りポジションに傾く状態が続いています。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2023/4/18)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは序盤は底堅く、1.09台で方向感の鈍い動きが続きました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、揉み合いが続いた1.09台で構築されたポジションが売買双方で多く、価格が上下に抜ける動きとなると、苦しくなった方のポジションの損切りを絡めて短期的にでも方向感が出てくる可能性を見い出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、緩やかな上昇基調が続いていましたが、上昇の勢いは和らぎつつあるようにも見えます。まずは直近の均衡が上下いずれに崩れるか、トレンドラインや直近の高値、安値の水準を守れるか等に注目しながら、根気強く方向感を探っていきたいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点のユーロの投機筋の通貨先物市場のポジションは前週から大きな変化はなく、買いポジションに傾く状況が続いています。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2023/4/18)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは底堅く、1.24台を中心に方向感の鈍い動きが続きました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売買の偏りは少ない中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが増えています。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で直近の伸び悩みで苦しくなった買いポジションも少し増えており、上値を探る場面では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる場面では損切りの売りが増える可能性にも少し注意が必要になりそうです。

4時間足チャートを見ると、上昇基調が続いていましたが、伸び悩む状態が続いており、流れが変わる可能性も考えられそうです。

まずは直近の均衡が上下いずれに崩れるか、直近の高値、安値を超える動きとなるか等に注目しながら、方向感を探っていきたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点のポンドの投機筋の通貨先物市場のポジションは売りポジションが減少したことにより、僅かながら、買いポジション比率が優勢な状況に転じています。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2023/4/18】

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豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは底堅いものの0.67台を中心に方向感を欠く動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジション比率が高い中、直近の下押しで含み損を抱えた買いポジションが多い状況です。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移となる可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、方向感を見出しにくい動きが続いています。

反発の際は直近のレジスタンス水準となる0.68付近をしっかりと突破できるか、下押しの際は直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、根気強く方向感を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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豪ドルの投機筋の通貨先物市場のポジションは売りポジションに傾く状況が続く中、売りポジションの比率が増加しています。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2023/4/18)】

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CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は高値圏で伸び悩む動きが続いています。

OANDAのオープンポジションを見ると売りポジションが少し多い中、高値圏での推移が続いているため、売りポジションの多くが含み損を抱えている状況です。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる場面では損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

一方で直近の伸び悩みでストレスを抱えた買いポジションも少し増えており、高値圏での利益確定、安値を切り下げる場面での損切りの売りが増える可能性にも少し注意が必要かもしれません。

4時間足チャートを見ると、上昇基調が続いていましたが、伸び悩む動きが続いています。

上値を探る場面では高値を切り上げることができるか、下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、上昇基調を維持できるかを見守りたいところです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点の投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションは引き続き売りポジションに傾く状況が続く中、売りポジション比率が増加しています。

【投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションの推移(最終更新日2023/4/18)】

投機筋の株価指数先物市場のポジションのチェックはこちら


今週の注目材料


2023/04/24(月)

17:00 ドイツ 4月IFO企業景況感指数

2023/04/25(火)

オーストラリア休場

ニュージーランド休場

8:50 日本 3月企業向けサービス価格指数

22:00 米国2月ケース・シラー米住宅価格指数

22:00 米国2月NAHB住宅価格指数

23:00 米国4月リッチモンド連銀製造業指数

23:00 米国3月新築住宅販売件数

23:00 米国4月消費者信頼感指数

2023/04/26(水)

7:45 ニュージーランド3月貿易収支

10:30 オーストラリア1-3月期四半期消費者物価

10:30 オーストラリア3月消費者物価指数

15:00 ドイツ5月GFK消費者信頼感調査

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数前週比

21:30 米国3月卸売在庫

21:30 米国3月耐久財受注

2023/04/27(木)

8:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

10:30 オーストラリア1-3月期四半期輸入物価指数 

14:00 日本2月景気先行指数、景気一致指数CI(改定値)

18:00 ユーロ4月消費者信頼感確定値

18:00 ユーロ4月経済信頼感

21:30 米国1-3月期四半期実質GDP(速報値)

21:30 米国前週分失業保険継続受給者数

23:00 米国3月住宅販売保留指数

2023/04/28(金)

時刻未定 日本日銀金融政策決定会合、終了後政策金利、展望レポート発表

8:30 日本3月失業率

8:30 日本4月東京都区部消費者物価指数

8:50 日本3月小売業販売額

8:50 日本3月百貨店・スーパー販売額既存店

8:50 日本3月鉱工業生産(速報値)

10:30 オーストラリア1-3月期四半期卸売物価指数

14:00 日本3月新設住宅着工戸数

14:30 フランス1-3月期GDP(速報値)

15:30 スイス3月実質小売売上高

15:30 日本植田和男日銀総裁、定例記者会見

15:45 フランス3月卸売物価指数

15:45 フランス3月消費支出

15:45 フランス4月消費者物価指数(速報値)

16:00 スイス4月KOF景気先行指数

16:00 トルコ3月貿易収支

16:55 ドイツ4月失業率

17:00 ドイツ1-3月期GDP(速報値)

18:00 ユーロ1-3月期四半期GDP(速報値)

19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況介入実績

21:00 ドイツ4月消費者物価指数(速報値)

21:30 カナダ2月月次GDP

21:30 米国3月個人所得、個人消費支出、PCEデフレーター

21:30 米国1-3月期四半期雇用コスト指数

22:45 米国4月シカゴ購買部協会景気指数

23:00 米国4月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)

   

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら

 
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