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TradingViewの内蔵ストラテジー「Price Channel Strategy」のロジック概要や注意点を解説


この記事では、TradingViewにデフォルトで内蔵された「Price Channel Strategy」について紹介します。

1.ロジック概要

Price Channel Strategy(価格チャネル・ストラテジー)は、伝説のトレーダー集団タートルズが用いていた「ドンチャン・チャネルブレイクアウト」という戦略を基にしています。
直近X本の最高値(最安値)にチャネルラインを作成し、そのチャネルラインの上限を現在の高値がブレイクすれば買い、チャネルラインの下限を現在の安値がブレイクすれば売りというルールをドテンで繰り返します。
変数Xのデフォルトは20ですが、任意で設定可能です。

2.ストラテジーテスター

パラメーターは、期間の1種類です。
期間を長くすればブレイクするための条件が厳しくなるためトレード回数が減り、期間を短くすればトレード回数が増えます。

パラメーター初期設定

               
期間20(チャネルラインの高値・安値を判定する期間)

プロパティ初期設定

                                                         
初期資金1,000,000(ストラテジーで取引可能な初期資金)
基準通貨デフォルト(ストラテジーの計算や結果に使われる通貨)
発注サイズ1取引(取引ごとの枚数)
ピラミッディング1注文(同じ方向に連続してエントリーできる最大数)

このストラテジーは、チャネルラインを抜けた方向へトレードする、いわゆるレンジブレイクの戦略です。
そのため、トレンドが始まる局面では有効に機能する一方、方向感の乏しい局面ではダマシが続いてしまう場合も多そうです。

【米ドル/円 日足(デフォルト)】

米ドル円の日足では、勝ったり負けたりを繰り返し、マイナスの成績
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

米ドル円の日足では、勝ったり負けたりを繰り返し、マイナスの成績となりました。
なお、4時間足や1時間足などでは、右肩上がりの成績となりました。

【米ドル/円 日足(期間:10)】

米ドル/円の日足で、期間を10に変更すると、右肩上がりの成績
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

米ドル/円の日足で、期間を10に変更すると、右肩上がりの成績となりました。
相場環境によって、有効な数値がありそうです。

通貨ペアや時間軸との相性もありますが、デフォルト設定でも右肩上がりの成績となるケースが多く見られました。
また、期間を変更することで成績が向上する場合もあるようです。
ただし、ドテンのストラテジーであるため、方向感の乏しい局面はダマシが多くなります。
エントリーや決済の部分で工夫が必要でしょう。

3.注意すべきポイント

  • ・デフォルトでもそれなりの成績が望める
  • ・通貨ペアや時間軸によって相性の良いものがありそう
  • ・期間の変更により成績向上の可能性あり
  • ・エントリーや決済を工夫することで成績向上の可能性あり

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