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TradingViewの内蔵ストラテジー「STOCH Slow Strategy」のロジック概要や注意点を解説


この記事では、TradingViewにデフォルトで内蔵された「STOCH Slow Strategy」について紹介します。

1.ロジック概要

スローストキャスティクスを使用したストラテジーで、売られすぎや買われすぎの状態における%Kと%Dのクロスで売買シグナルを出し、ドテンのトレードを繰り返します。
デフォルトでは、ストキャスティクスが20よりも下の状態が売られすぎと設定されており、そこで%Kが%Dを上抜けると買いです。
その逆に、ストキャスティクスが80よりも上の状態で、%Kが%Dを下抜けると売りです。

2.ストラテジーテスター

パラメーターは以下の3種類です。
期間はストキャスティクスの設定、OverBoughtは買われすぎの水準、OverSoldは売られすぎの水準を設定できます。

パラメーター初期設定

                                           
短期14(ストキャスティクスの期間)
OverBought80(買われすぎの水準)
OverSold20(売られすぎの水準)

プロパティ初期設定

                                                         
初期資金1,000,000(ストラテジーで取引可能な初期資金)
基準通貨デフォルト(ストラテジーの計算や結果に使われる通貨)
発注サイズ1取引(取引ごとの枚数)
ピラミッディング1注文(同じ方向に連続してエントリーできる最大数)

このストラテジーは、レンジ相場での逆張りで本領を発揮する一方、トレンド相場では損失が大きくなってしまう傾向があります。
以下のテストは、すべてデフォルト設定で行っています。

【米ドル/円 日足】

勝率66.18%、PFは1.225と好成績
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

勝率66.18%、PFは1.225と好成績でした。
ただし、この結果はテスト期間の大半がレンジ相場だったことが影響していると考えられます。

【ユーロ/円 5分足】

5分足のような短期時間軸で右肩上がりの成績となる通貨ペアがいくつかある
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

5分足のような短期時間軸でも右肩上がりの成績となる通貨ペアがいくつかありました。
レンジ相場では良い成績が残せます。

逆張りのストラテジーであるため、トレンドが出てしまうと極端に成績が悪くなる傾向があります。
レンジ相場なら比較的安定していますが、決済のルールを改良することでさらに成績を向上できそうです。

3.注意すべきポイント

  • ・レンジ相場が得意で、トレンド相場は苦手
  • ・通貨ペアや時間軸選び、相場環境が重要
  • ・ポジションを長くもってしまう点が課題
  • ・決済を工夫することで成績向上の可能性あり

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