FXに関するコラム・豆知識

ドル円は140円台突入、株式市場は軟調推移 今週はブラックアウト前のFRB関係者のコメント、欧豪加の金融政策に注目 OANDAラボ-マーケット最新情報(2022年9月4日)


先週のFX市場の動き


先週のFX市場は、米ドル、ユーロが強いのに対し、ポンド、円、スイスフランが弱い動きとなりました。

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

直近1ヶ月の通貨強弱チャートを見ると、米ドルの強さが目立つのに対し、ポンドと円が弱い動きが続いています。

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週のFXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

 

最新の騰落率ランキングはこちら

 

主要銘柄の相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、米ドルはユーロと人民元以外の通貨に対しては全体的に近い動きとなりました。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

これに対し、ドル円、クロス円の通貨ペアの相関性は前週に続き、全体的にはバラバラで、円の強弱は明確ではなかったようです。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

ユーロを含む主要な通貨ペアを見ると、EURUSD以外の通貨ペアの相関性は高く、近い動きとなっており、強弱がはっきりしていたようです。

【先週のユーロを含む主要な通貨ペアの相関性】

最新の相関性のチェックはこちら


先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数CFDは軟調な推移が続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数も下落基調が続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数も全体的に下落基調が続きました。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

 

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米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

先週の米国債利回りは、全体的に上昇基調が続きました。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブの比較を見ると、全体的に上昇となりましたが、依然として短期債利回りが10年債利回りを上回る状態が続いています。

 

【米国債イールドカーブの変化(3Dグラフ)】

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

 

【直近5営業日のFedWatchToolにおける次回FOMC会合時の政策金利予測の推移】

金利先物市場では、次回(2022年9月開催)のFOMCに関して、利上げ幅の予測が徐々に75bpに傾きつつありましたが、週末には、50bpが少し盛り返しています。

出所:CMEグループ

FedWatchToolにおける次回FOMC会合時の政策金利予測の推移

 

OANDA、先物市場のポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は上昇基調が続き、140円台後半まで上昇する動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売りポジションに傾く中、高値圏で推移しているため、含み損を抱えた売りポジションが多い状況です。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増え、底堅い動きが続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、上昇基調が続いています。下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る場面では高値を更新できるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点における投機筋の円の通貨先物市場のポジションは、前週に続き、円売りポジションの比率が増加となりました。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2022/8/30)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは0.99から1.01付近のレンジで方向感の鈍い動きが続きました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾く中、安値圏での推移が続いているため、買いポジションのほとんどが含み損を抱えた状況です。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で、直近の0.99から1.01付近で構築されたポジションは売買双方で多く、レンジを上抜けるような動きとなると、売りポジションの損切りの買いが増える可能性にも注意が必要となりそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が一段落し、横ばい推移が続いています。

まずは直近のレンジを上下いずれに抜けるかに注目しながら、方向感を探っていきたいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のユーロの通貨先物市場のポジションは前週と大きな変化はありませんが、売りポジションの比率が徐々に増加する状態が続いています。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2022/8/30)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは上値の重い推移が続き、1.15付近まで下押しする動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに大きく傾く中、安値圏で推移しているため、買いポジションのほとんどが含み損を抱えている状況です。

このため、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売り、反発した水準では安堵の利益確定売りが上値を圧迫し、上値の重い状態が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いています。反発の際は高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか、下値を探る場面では直近の安値を守れるか等に注目しながら、下落基調継続の可能性を探っていきたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週の投機筋のポンドの通貨先物市場のポジションは前週から大きな変化はありませんが、売りポジション比率が少し増加となりました。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2022/8/30)】

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豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは上値の重い推移となり、0.67台後半まで下押しする動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾く中、安値圏で推移していることもあり、買いポジションのほとんどが含み損を抱えています

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いています。反発の際は高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか、下押しの際は直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、下落基調継続の可能性を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋の豪ドルの通貨先物市場のポジションは売りポジション比率が前週にくらべ僅かに減少となりました。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2022/8/30)】

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CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は下落基調が続き、3900付近まで下押しする動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに少し傾く中、安値圏で推移していることもあり、買いポジションのほとんどが含み損を抱えています。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いています。反発の際は高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか、下押しの際は、直近の安値水準を守れるか等に注目しながら、下落基調継続の可能性を探っていきたいです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のS&P500先物市場では、前週に続き売りポジション比率は少し減少しましたが、売りポジションに大きく傾く状況が続いています。

 

【投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションの推移(最終更新日2022/8/30)】

投機筋の株価指数先物市場のポジションのチェックはこちら


今週の注目材料


米国ではパウエルFRB議長やブレイナードFRB副議長のコメント機会が予定されています。金利先物市場における次回(2022年9月20-21日開催)の織り込みは75bpに傾きつつありましたが、週末の米国雇用統計の結果を受けて少し50bpが盛り返して週末を迎えています。来週はFOMC前のブラックアウト期間に突入するため、FRB関係者による金融政策に関するコメントは今週が最後となるため、彼らのコメント内容に市場の注目が集まり、発言内容によっては大きく市場を動かす可能性に注意が必要となりそうです。また、米国経済指標は、ISM非製造業景況指数やベージュブックに注目したいです。

他の経済イベントは、欧州でECB、オーストラリアではRBA、カナダではカナダ銀行の金融政策の発表が予定されています。いずれも政策金利の引き上げが予想されており、利上げ幅のほか、声明文、総裁のコメント等からの今後の金融政策の手がかりに注目が集まります。

また、ロシアの欧州への天然ガス供給に関する報道やウクライナ情勢等にも引き続き注意が必要となりそうです。

 

今週の主な経済指標

米国 

9/6 22:45 米国 8月サービス業PMI、総合PMI

9/6 23:00 米国 8月ISM非製造業景況指数

9/7 21:30 米国 7月貿易収支

9/8 1:35 ブレイナードFRB副議長講演(Economic Outlook and Monetary Policy)

9/8 3:00 米国地区連銀経済報告書(ベージュブック)

9/8 21:30 米国 週間新規失業保険申請件数

9/8 22:10 パウエルFRB議長ディスカッションに参加(Cato Institute’s 40th Annual Monetary Conference)

9/9 4:00 米国 7月消費者残高

9/9 23:00 米国 卸売売上高

 

ユーロ圏

9/5 16:50 フランス8月サービス業PMI(改定値)

9/5 16:55 独8月サービス業PMI(改定値)

9/5 17:00 ユーロ圏8月サービス業PMI(改定値)

9/5 18:00 ユーロ圏8月小売売上高

9/6 15:00 ドイツ7月製造業新規受注

9/7 15:00 ドイツ7月鉱工業生産

9/7 18:00 ユーロ圏4-6月期GDP 確定値

9/8 15:45 フランス7月経常収支・貿易収支

9/8 21:15 ECB理事会政策金利発表

9/8 21:45 ラガルドECB総裁定例記者会見

9/9 15:45 フランス7月鉱工業生産

 

日本

9/7 14:00 日本7月景気先行指数・景気一致指数(速報値)

9/8 8:50 日本4-6月期GDP改定値

9/8 8:50 日本7月国際収支

9/8 8:50 日本 週間対外対内証券売買契約等の状況

9/8 14:00 日本8月景気ウォッチャー調査

 

英国

9/5 17:30 英国8月サービス業PMI(改定値)

9/6 17:30 英国8月建設業PMI(改定値)

9/8 8:01 英国8月RICS住宅価格指数

 

オーストラリア

9/6 10:30 オーストラリア4-6月期経常収支

9/6 13:30 RBA政策金利発表

9/7 10:30 オーストラリア4-6月GDP

9/8 10:30 オーストラリア7月貿易収支

 

カナダ

9/7 21:30 カナダ7月貿易収支

9/7 23:00 カナダ銀行政策金利発表

9/7 23:00 カナダ8月Ivey購買部協会指数

9/9 21:30 カナダ8月雇用統計

9/7 21:30 カナダ4-6月設備稼働率

 

スイス

9/5 16:00 スイス4-6月GDP

9/8 14:45 スイス8月失業率

 

中国

9/5 10:45 中国8月財新サービス業PMI

9/7 未定 中国8月貿易収支

9/9 10:30 中国8月消費者物価指数・生産者物価指数

 

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら

 
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