FXに関するコラム・豆知識

先週は円安、スイスフラン高、株式市場は反発 今週は日米欧の物価指標等に注目、 OANDAラボ-マーケット最新情報(2022年6月27日)


今週の注目材料


今週は日米欧の物価に関する経済指標(米国はPCEデフレーター(6/30)、本邦は東京都区部の消費者物価指数の速報値(7/1)、ユーロ圏は消費者物価指数の速報値(7/1))の発表に注目が集まりそうです。

PCEデフレーターは先行する米国消費者物価指数の内容と大きなブレがなければ、インパクトは限定的と考えられますが、乖離があると市場が過敏に反応する可能性も考えられそうです。

本邦の東京都区部の消費者物価指数の速報値は全国の消費者物価指数の先行指標となる経済指標であるため、物価上昇率が加熱しているようであれば、日銀の金融引き締めが意識されるかもしれません。

ユーロ圏の消費者物価指数は市場予想を上回る結果となると、ECBの金融引き締め強化が意識され、ユーロの下支え材料となりそうですが、スタグフレーションへの警戒感が強まり、ユーロの上値圧迫材料となる可能性も考えられ、悩ましい材料となりそうです。

このほか、米国のISM製造業景況指数や日銀の短観等、日米の景況感を示す経済指標にも注目が集まりそうです。

 

 

主要な経済指標・中央銀行のイベントの予定はこちら

過去の経済指標の推移はこちら


先週のFX市場の動き


先週の主要通貨の強弱は前週に続きスイスフランが全面高となったほか、カナダドルやユーロが比較的強い動きとなったのに対し、円、米ドル、オセアニア通貨が軟調な動きとなりました。

【先週の主要8通貨の通貨別の騰落率】

最新の通貨別強弱(騰落率)グラフはこちら

【直近1ヶ月の主要8通貨の通貨の強弱チャート】

直近1ヶ月を見ると、引き続き円の弱さが目立つのに対し、スイスフランや米ドルが強いです。

最新の主要通貨の強弱チャートはこちら

【先週のFXの主要28通貨ペアの騰落率ランキング】

 

最新の騰落率ランキングはこちら

 

主要銘柄の相関性分析

先週のドルストレートの相関性を見ると、全体的に対ドルで多少の相関性を見出すことはできるものの、全体的に薄く、米ドルの強弱は明確ではなかったようです。

【先週の主要ドルストレート通貨ペアの相関性】

また、ドル円、クロス円の通貨ペアは全体的に相関性が高く、円は対主要通貨で近い動きをしていたようです。

【先週のドル円、クロス円の相関性】

ユーロを含む主要な通貨ペアの相関性は前週に続き、全体的にバラバラで、ユーロの強弱は見出しにくい状況であったようです。

【先週のユーロを含む主要な通貨ペアの相関性】

最新の相関性のチェックはこちら


先週の株価指数CFDの動き


米国市場

先週の米国の株価指数CFDは、反発地合いが続きました。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

欧州市場

欧州の株価指数も上値の重さが残りましたが、週末には反発に転じています。

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

 

アジア・オセアニア市場

先週のアジア・オセアニアの株価指数も全体的に底堅い中、台湾の株価指数が少し軟調な推移となりました。

 

最新の主要の株価指数の変化率はここでチェック

【株価指数CFDの騰落率ランキング】

 

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米国債利回りの推移


【残存期限別の米国債利回りの推移】

先週の米国債利回りは、全体的に伸び悩む状態が続いています。

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債利回りの推移はこちら

 

【直近5週間の金曜日の米国債イールドカーブの比較】

直近5週の金曜日のイールドカーブの比較すると、高い水準ですが、超短期のもの以外は前週に比べ低い水準であるのが確認できます。

 

【米国債イールドカーブの変化(3Dグラフ)】

出所:U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY

米国債のイールドカーブの推移はこちら

 

OANDA、先物市場のポジション、主要銘柄の値動き


FX

米ドル/円(USD/JPY)

先週のドル円は上昇基調が続き、136円台中盤まで高値を切り上げる動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、売りポジション比率がやや優勢な中、高値圏で推移しているため、売りポジションのほとんどが含み損を抱えている状況です。

このため、下押した水準では安堵の買い戻し、上昇した水準ではこれらのポジションの損切りの買いが増え、底堅い推移が続く可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、上昇基調が続いています。下押しの際は、安値を結んだラインや直近のサポート水準を守れるか、上値を探る場面では高値を切り上げることができるか等に注目しながら、上昇基調継続の可能性を探っていきたいです。

【USD/JPYの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週火曜日時点における投機筋の円の通貨先物市場のポジションは前週に続き、円売りポジション比率が減少しています。

【投機筋の通貨先物市場の円のポジションの推移(最終更新日2022/6/21)】

シカゴIMM通貨先物ポジションのチェックはこちら

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

先週のユーロドルは、横ばいの方向感の鈍い動きが続きました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジション比率が6割程度まで上昇するなか、安値圏で推移しているため、含み損を抱えた買いポジションが多い状況です。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる動きとなると、損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で直近の下げ渋りでストレスを抱えた売りポジションも増えており、下押しした水準では安堵の買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増える可能性にも注意が必要となりそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いていましたが、ジリジリと安値を切り上げ、徐々に値動きが収縮し、力を貯めるような動きとなっています。安値、高値同士を結んだラインや直近の高値、安値水準等に注目しながら、均衡がいずれに崩れるかにまずは注目したいです。

【EUR/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のユーロの通貨先物市場のポジションは前週に続き売りポジション比率が増加となりました。依然として偏りは少ない状況であるため、今後、売買いずれに傾いていくかに注目したいです。

【投機筋の通貨先物市場のユーロのポジションの推移(最終更新日2022/6/21)】

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ポンド/米ドル(GBP/USD)

先週のポンドドルは横ばいの方向感の鈍い動きが続きました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾いていますが、直近の横ばい推移により、直近のレンジ付近で構築されたポジションが売買いずれも増えています。

このため、均衡が崩れると、苦しくなった方のポジションの損切り注文が増え、短期的にでも方向感が出てくる可能性に注意が必要となりそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いた後、直近では下げ渋り、直近では1.2155-1.233付近のレンジ内での推移が続いています。まずは、このレンジを上下いずれに抜け出すか等に注目しながら、短期的な方向感を探っていきたいです。

【GBP/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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先週の投機筋のポンドの通貨先物市場のポジションは売りポジションに傾く状況が続いていますが、ジリジリと売りポジション比率の減少傾向が続いています。

【投機筋の通貨先物市場のポンドのポジションの推移(最終更新日2022/6/21)】

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豪ドル/米ドル(AUD/USD)

先週の豪ドルは上値の重さは残るものの、下げ渋る動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾く中、安値圏で推移しているため、買いポジションの多くが含み損を抱えています。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げる場面では損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

一方で直近の下げ渋りでストレスを抱えた売りポジションも増えており、下押した水準では買い戻し、高値を切り上げる動きとなると、損切りの買いが増える可能性を見出すことはできそうです。

4時間足チャートを見ると、下落基調が続いていましたが、直近では下げ渋る動きが続いています。下押しの際は直近の安値水準を守れるか、反発の際は高値を結んだラインや直近の高値水準を突破できるか等に注目しながら、方向感を探っていきたいです。

【AUD/USDの4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋の豪ドルの通貨先物市場のポジションは売りポジションに傾く状況が続いていますが、ジリジリと売りポジション比率の減少傾向が続いています。

【投機筋の通貨先物市場の豪ドルのポジションの推移(最終更新日2022/6/21)】

投機筋の通貨先物ポジションのチェックはこちら

CFD

米国S&P株価指数500(US500)

先週のUS500は反発地合いが続き、3900台を回復する動きとなりました。

OANDAのオープンポジションを見ると、買いポジションに傾く中、依然として安値圏で推移しているため、含み損を抱えた買いポジションが多い状況です。

このため、反発した水準では安堵の利益確定売り、安値を切り下げた水準では損切りの売りが増え、上値の重い推移が続く可能性を見出すことができそうです。

ただし、4時間足チャートを見ると、下落基調が続いていましたが、直近では安値、高値を切り上げる動きに転じています。下押しの際は安値を結んだラインや直近の安値水準を守れるか、上値を探る場面では直近の高値水準を突破できるか等に注目しながら、反発地合いがどの程度続くかを見守りたいです。

【US500の4時間足チャート】

表示しているインジケーター:OANDA_Orderbook3OANDA_Multi_Parabolicの日足、OANDA_Multi_RSIの日足

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投機筋のS&P500先物市場では、買いポジションが大きく減少し、売りポジション比率への傾きが大きくなりました。

 

【投機筋の先物市場のS&P500 E-miniのポジションの推移(最終更新日2022/6/21)】

投機筋の株価指数先物市場のポジションのチェックはこちら

 
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