最良執行方針

本方針は、お客様から店頭外国為替証拠金取引(以下「FX 取引」)、店頭有価証券関連 CFD 取引(以下、「CFD 取引」)の注文を受託した際に、当社がお客様にとって最良と判断する取引条件で売買注文を執行するための方針及び方法を定めたものです。

1.対象となる金融商品

■ FX 取引

71 通貨ペア

■ CFD 取引

16 株価指数

2.最良の取引の条件で執行するための方法

1.取引形態

お客様からいただいた注文に対し当社が自己で直接の相手となる相対取引です。

2.カバー取引

当社は、お客様の注文が約定した場合に、お客様との取引から生じるリスクの軽減を目的として、OANDA Corporation ULC および OANDA Australia Pty Ltd(以下、「カバー取引先」といいます。)を相手方として、全ての取引に対し即時かつ自動的にカバー取引を行っています。またカバー取引先においても、当社との取引の大部分を主要国際金融機関とカバー取引を実施しており、お客様にとって安心して取引できる環境を整備しています。

カバー取引

3.取引レート

(1)取引レート生成
当社は、FX 取引及び CFD 取引の何れも、当社の取引システムの運用・管理を委託している OANDA Corporation(米国ニューヨーク、以下「OC」という)が生成するレートを直接お客様に提示しています。 FX 取引においては、通常、10 超の銀行、証券会社等のインターバンク市場参加者(Liquidity Providers(以下「LP」))から提供される取引レートを基に、OC において人の手を介することなく、OANDA グループ独自のアルゴリズムにより最良のレートを選択し、当社独自の取引レートを生成しています。
CFD 取引においても、それぞれの株式指数のスポット価格及び世界の主要先物市場で取引される先物 価格、更に LP から配信される取引レートを基に、お客様にとって最も有利となる当社独自のレートを自 動生成し、お客様に提示しています。但し、当社レートが、他社が提示する取引レートより常にお客様にとって有利となることを保証するものではありません。
提示価格は、FX 取引においては、NY サーバーでのお取引に関しては取引コースにより、東京サーバーでのお取引に関しては注文数量によって決定します。
また CFD 取引においては市場の有効取引数量(Depth of Market)によって決定します。

(2)異常値
当社は、LP からの配信レートを人の手を介することなく、システム的に直接お客様へ提示していることから、稀に実勢レートから乖離したレート(異常値)を配信するケースがあります。異常値は、市場開始時や主要経済表発表時、その他大きな経済、政治イベント等の発生時に、多くの LP がリスク回避のため配信を停止するなかで、一部の LP が実勢から大きく乖離したレートを配信すること等により発生します。
一定数の LP がレート配信を継続する場合には、当社はその中から最良のレートを選択しお客様に提示するため、通常これらの異常値は排除されます。
異常値に関しては、異常値と相場乱高下時や市場リスクの急変時における正当な価格動向との差別化が困難な場合があること、また配信の一時停止から再開まで、お客様の投資機会を奪う結果になること等、お客様へのネガティブな影響に鑑み、当社は極端な異常値抑制措置は講じず、異常値が確認された場合には、都度、金融商品取引法の規定に則り現状回復措置を講ずる方針です。異常値には以下の2つのパターンがあります。

■ スパイクレート:
上述のようにレート配信を停止する状況下において、一部の LP がビッド・アスクとも同一方向に実勢レートと大きく乖離したレートを配信する状況をいう。スパイクレートの判定は、実勢レートから原則 50pips 以上乖離した場合とします。

■ ワイドスプレッド:
上述と同様の状況下において、一部の LP がスプレッド(ビッドとアスクとの差)を過度に拡大し、実勢レートと大きく乖離したレートを配信する状況をいう。ワイドスプレッドの判定は、スプレッドが原則 50pips 以上拡大した場合とします。

(3)レート配信の停止・再開
当社は、インターバンク及び先物市場の休場時等を除き、原則価格配信の停止は行いません。但し、市場が歴史的に乱高下し、流動性が枯渇した、または異常値を配信する可能性が極めて高くなった場合は、OC トレーディング部の判断において配信を停止します。また、LP から配信されるレートのスプレッドが当社で設定する閾値を上回る場合は配信を停止します。配信を停止した場合、LP の価格配信動向に鑑み、異常値を配信する可能性が低減した時点で、OC トレーディング部の判断において配信を再開します。

4.注文執行

当社は、お客様の取引注文の執行にあたり、本方針に則り可能な限りお客様へ最高の結果を届けるべく注力します。当社は、お客様の口座に十分な証拠金がある場合、取引を拒否することはありません。また価格の再提示も行いません。
注文種別毎の執行基準は以下の通りです。

■ 成行注文:
・お客様が発注する時点で画面に表示されている価格と比べ有利不利にかかわらず、注文が当社のサーバーに到達した時点で有効な価格で執行されます。
・成行注文は指値注文に優先されます。

■ 指値注文:
・買い注文は、指定レートに取引レート(OFFER)が達した時点、売り注文は指定レートに取引レート(BID)が達した時点で注文が発動されます。
・NY サーバーにおいては、注文が到達した時点以降、当該価格もしくは当該価格より顧客有利な価格を以って注文を執行します。従って、当該価格が配信された場合でも注文が執行されないケースがあります。
・東京サーバーにおいては、注文が到達した時点以降、通常の成行注文を受け付けたものと同様に、注文を執行します。
・指値注文の売りは、指値の安いものが高いものに優先し、買いは、指値の高いものが優先して執行さ れます。同じ指値の注文が出た場合は時間的に早い注文が優先して執行されます。
・他に成行注文が有る場合、それらの注文が全て執行された後に執行されます。

■ 逆指値注文:
・お客様が注文時に指定し、成行注文の執行を行うトリガーとなる価格(トリガー価格)を指定して行います。
・ 受注時における価格に対して、不利な価格をトリガー価格として指定したもののみ有効な注文として受注します。
・ 売りは、顧客が指定したトリガー価格以下、買いはトリガー価格以上の基本価格が提示価格として配信された場合、当該時点を以って通常の成行注文を受け付けたのと同様に、注文を執行します。
・ 同じ価格をトリガーとする逆指値注文が複数ある場合は、逆指値注文を受け付けた順番に執行します。

5.スリッページ

全ての注文は、価格サーバーが注文を受け取った時点で、指定された取引サイズにおいて最もお客様に有利な価格で執行されます。従って、インターネット通信速度や相場状況等の要因により、お客様へ提示したレートと約定価格との間に価格差(スリッページ)が生じることがあります。
但し、当社の取引システムにおいては、スリッページは、実際の市場条件のみに基づいて発生するよう設計されており、お客様にとって不利となる(当社にとって有利となる)場合のみ約定するような設定(非対称スリッページ)はありません。
なお、NY サーバーの取引プラットフォーム(fxTrade)では、成行または指値注文でスリッページ範囲を設定することで、一定以上の不利なスリッページを制御できます(有利なスリッページに関しての限度はありません)。

6.モニタリング

当社は、本方針の有効性、特に方針で表明している取引ルールの実行性を定期的にモニタリングし、必要に応じて、改善・修正を実施致します。

附則
2020年9月1日 改定施行