FXに関するコラム・豆知識

ROC(Rate of Change)とは?使い方や設定方法を紹介


ROC(Rate of Change)とは?


ROC(Rate of Change)は、指定した本数前の終値からの変化率を表示するシンプルなインジケーターです。

 

ROCの計算方法

ROCは次の計算式で算出されます。

ROC=(直近の足の終値/指定した本数前の足の終値)-1

例えば、ドル円が100.00から101.00に変化した場合は101.00÷100.00-1=0.01(1.00%)となり、ROCの数値は1.00と表示されます。


ROCを使った分析例


ROCの注目点①ROCの水準

最初に注目したいのはROCの位置です。プラス圏内で推移しているか、マイナス圏内で推移しているかをチェックするだけでも大まかな相場の状態を把握することができます。

ROCは過去のレートに対しての現在の水準がどの程度かを示すインジケーターです。このため、プラス圏内で推移している場合は、指定した期間前の価格よりも上で推移している強気な状態、逆にマイナス圏で推移している場合は指定した期間前の価格よりも下で推移している弱気な状態となります。

下のチャートはドル円の1時間足のチャートに期間12のROCを表示したものです。

ROCがプラス圏内で推移している場面では、比較的底堅い状態が続き、ROCがマイナス圏で推移している場面では上値の重い推移となっています。

 

【ROCがプラス圏で推移している場合とマイナス圏でマイナス圏で推移している部分を色分け】

ROCの注目点②相場の過熱感を探る場面でも

トレンドを追いかけるというのはテクニカル分析の基本となりますが、一方でトレンドの過熱感にも注目したいところです。息継ぎをせずに上昇を続ける相場は珍しく、ほとんどの場合は短期的に調整を繰り返し、トレンドが続いています。

下のドル円1時間足は期間を12のROCを表示しています。ROCの動きを見ると、±0.4付近をピークに上下動が続いています。

そして、ピーク時の価格の動きを見ると、±0.4に到達した後は、短期的にでも値動きに一服感が出てくることが多くなっており、短期トレードをしている際の利益確定のタイミングの目安といった使い方ができそうです。

銘柄や時間足、相場の状況により、様々なケースがあると考えられるため、自分なりにROCを使った取引戦略を考えてみましょう。

 

【ドル円の1時間足のチャートで±0.4を超える動きとなった部分をハイライト】


OANDA ROCのインストール方法


OANDA_ROC(通常版)、OANDA_Multi_ROC(マルチタイムフレーム仕様)はこちらからダウンロードすることができます。

MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。

表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。

エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。


OANDA ROCの設定方法


OANDA ROC(マルチタイムフレーム版の場合はOANDA_Multi_ROC、以下同様)を表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内のOANDA_ROCをダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。

表示される設定画面で設定を行います。

設定項目

最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。

【MT5の場合】

【MT4の場合】

その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。

主な設定項目は次の通りです。

変数名 内容
時間足(マルチタイムフレーム版のみ) どの時間足のROCを表示するかを指定します。
期間 ROCを算出するための期間を指定します。デフォルトは12です。

ROCのチャート上のレベル(水平線)を追加、削除する場合は、「レベル」タブで行います。

追加する場合は「追加」ボタンを押し、追加する水準を入力し、指定します。削除したい場合は削除する水準を選択した状態で「削除」ボタンをクリックし、削除します。

OKを押すと、設定したレベルが反映されます。

 
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