用語解説

ストップロスとは?言葉の意味ややり方、MT4/MT5への設定方法も紹介


ストップロスとは


FX取引においてストップロスとは、損失を確定する行為のことです。日本語の「損切り」と同じ意味で使われます。FXで生き残るためにはこのストップロスをしっかりと行うということが大切です。

多くの方がこのストップロス(損切り)ができずに市場から撤退しています。FX初心者の方は特に新規の注文を出すのに併せてストップロスの注文を発注するようにすることをおすすめします。

画像1/ストップロスとは

ストップロスとは


ストップロスの目安


ストップロスを決めるうえでやってはいけないことは、pips幅で決めることです。FXは取引数量によって損益額が変わってくるので、取引数量が高いとpips幅を少なくしても大きな損失になるリスクがあります。

例えば、1,000通貨単位で取引をした際に100pipsのストップロスであれば1,000円ですが、10,000通貨の場合は10,000円です。このように取引数量によって損益額は変わってくるため、pips幅でストップロスを決めることはやめましょう。

pipsとは?損益の計算方法やMT4/MT5でpipis表示にする方法

ではどのように決めるのが良いかというと、自分が許容できる損失額で決めるのがおすすめです。例えば、「1回の取引で何%の損失額が出たら損切りを行う」というようなストップロスの決め方です。損失額を出してから、pips幅を決めると良いでしょう。


ストップロスとロスカットの違い


ストップロスとロスカットはどちらもポジションを決済するという意味では同じですが、明確な違いがあります。まずストップロスは自分で設定をし損失を確定させますが、ロスカットはFX会社によって強制的に決済されます。

つまり、ストップロスは戦略的に行っていることを意味し、ロスカットは戦略がなく無理な取引を行っていることを意味します。このように、ストップロスとロスカットは似て非なるものです。


ストップロスの設定方法


ここでは、取引プラットフォームであるMT4/MT5とTradingviewでストップロスを設定する方法を紹介します。


MT4(Meta Trader4)での設定方法


MT4でストップロスを設定する方法を紹介します。MT4を起動し、「新規注文」を選択

MT4(Meta Trader4)での設定方法①

新規注文ダイアログが表示されたら、「決済逆指値(S/L)」にストップロスの価格を入力

MT4(Meta Trader4)での設定方法②

入力完了後、「成行売り」を選択し完了です。

MT4(Meta Trader4)での設定方法③

緑のラインが約定した価格で、赤のラインがストップロスラインです。

OANDAのMT4についてはこちら


MT5(Meta Trader5)での設定方法


MT5でストップロスを設定する方法を紹介します。MT5を起動し、「新規注文」を選択

MT5(Meta Trader5)での設定方法①

新規注文ダイアログが表示されたら、「Stop Loss」にストップロスの価格を入力

MT5(Meta Trader5)での設定方法②

入力完了後、「成行売り」を選択し完了です。

MT5(Meta Trader5)での設定方法③

赤のラインがストップロスラインです。

OANDAのMT5についてはこちら


Tradingview(トレーディングビュー)での設定方法


Tradingviewでストップロスを設定する方法を紹介します。Tradingviewを起動し、チャート左上の「成行売り・成行買い」のどちらかを選択

Tradingview(トレーディングビュー)での設定方法①

注文画面のダイアログが表示されるため、損切りの部分に価格を入力

Tradingview(トレーディングビュー)での設定方法②

入力完了後、「USD/JPYを成行で1売り」を選択すれば完了です。

また、OANDAのfxTradeであればTradingviewで取引を行うことができ、注文パネルのストップオーダーの部分に価格またはPips数で指定すると新規の注文に併せてストップロスの注文を発注することができます。

【OANDAのfxTradeでのストップロス注文】

OANDAの注文パネルでのストップロスの注文方法

「fx Trade」についてはこちら


ストップロスに関するよくある質問


ストップロスに関するよくある質問に答えます。


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