FXは主婦(主夫)に向いてる?メリット・デメリット、取引の始め方を解説
FX(外国為替証拠金取引)は、主婦(主夫)の方も始められる投資です。
少額から取引を始められることや土日を除く24時間取引できることなど、様々なメリットがあります。
しかし当然リスクも発生し、間違った取引を行えば大きな損失を発生させてしまう恐れがあります。
FXで大きな損失を発生させないためにも、正しい知識を身につけなければなりません。
本記事では、主婦がFXを始めるメリットやデメリット、取引の始め方、よくある失敗例とその対策などについて詳しく解説します。
1.FXは主婦も始められる?
FXを始める際は、まずFX会社の口座開設を行う必要があります。
口座開設が完了すれば、主婦の方もFXを始められます。
ただ口座開設時には審査があり、通過しなければ口座開設をできません。
なお、審査基準は公開されておらず、落ちる場合もあります。
審査に必ず通る方法はありませんが、以下3つに注意して下さい。
- 1.口座開設のお申し込み基準を満たす
- 2.記載ミスをしない
- 3.虚偽の申告をしない
例えば、OANDA証券の口座開設のお申し込み基準は、「18歳以上、75歳未満」の方限定です。
対象年齢に達していなければ、そもそも口座開設はできません。
言い換えれば、対象年齢に達していれば、専業主婦や無職の方も口座開設のお申し込みは可能です。
また、記載ミスや虚偽の申告などで、お客様情報とご提出いただいた書類の情報が合致していない場合、審査に通過しない可能性もあります。
口座開設のお申込みする際は、対象年齢や入力情報に誤りがないかを確認しましょう。
以下の記事では、そもそもFXとはどんな投資なのかや取引を始めるうえで必要な知識などが全てまとめられています。
FXについて詳しく知らない方は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:FX初心者向け入門講座|覚えるべき基礎知識や始め方を紹介
2.主婦がFXを始める3つのメリット
主婦の方がFXを始めるメリットは、主に3つあります。
- 1.原則24時間取引ができる
- 2.少額から取引ができる
- 3.スマートフォンから取引ができる
【メリット1】 原則24時間取引ができる
FXは、土日を除く原則24時間取引可能です。
まずは、以下の画像を御覧ください。

上記画像は、夏時間の場合です。
FXはサマータイム制度を導入しており、3月~11月の時期になると市場の開始時間が1時間早まります。
FXは世界中の市場で取引をされます。
まず日本時間の早朝はオセアニア市場が開場して、以降は東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場と順に開場する流れです。
この流れが月曜日から金曜日まで繰り返されるので、FXは24時間取引を行えます。
そのため、家事や育児で忙しい主婦の方も取り組みやすい投資です。
さらにパートやアルバイトをしている主婦の方なら、尚更時間がなく取り組める投資も限られます。
深夜帯での取引も可能なFXなら、家事や育児、パートなど一段落した後からでも取引可能です。
また急に時間が空いたスキマ時間などでも取引ができ、臨機応変に取り組めます。
FXの取引できない時間帯やいつ取引を行えば良いのかなどについては、以下の記事を参考にして下さい。
参考記事:FXの取引時間帯とは?取引におすすめの時間帯についても解説
【メリット2】 少額から取引ができる
FXは少額から取引を始められます。
例えばOANDA証券のFXサービス「fx Trade」では、約4円(1ドル100円計算)からの少額取引が可能です。
投資を始めたい主婦の方の中には、なかなか大きな資金を用意できず投資に取り組めていない方も多いでしょう。
少額から取引を始められるFXは、大きな資金を用意することが難しい主婦の方も取り組みやすい投資です。
またFXには、レバレッジがあります。
レバレッジとは、資金の何倍もの大きな取引が行える仕組みです。
少額からでも大きな利益を期待できる点は、FXの大きな魅力の一つです。
ただし、高いレバレッジでの取引は大きな損失を発生させるリスクもあります。
●OANDA証券は約4円から取引を始められる OANDA証券が提供するFXサービス「fx Trade」では、約4円(1ドル100円計算)から取引を始められます。 また「fx Trade」では、Tradingview(トレーディングビュー)と同様のUIや約80種類以上のインジケーターを活用できます。 ![]() 初心者の方が難しく感じてしまいがちな注文方法や注文の変更なども、チャート上から行えます。 |
【メリット3】 スマートフォンから取引ができる
FXと聞くと、モニターを何枚も並ばせて取引するイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンからでも取引可能です。
例えばOANDA証券が提供するモバイルアプリ版の「fx Trade」は、約50種類のインジケーターやオリジナルツールを標準搭載しております。
PC版にも劣らない機能が搭載されており、いつでもどこでも公平・公正な取引環境で取引を行えます。
家事・育児などで忙しい主婦の方は、一つの場所でゆっくりと取引するのは難しいかもしれません。
またPCをお持ちではない主婦の方も多いと思います。
スマートフォンから取引を行えるFXは、主婦の方も取り組みやすい投資です。
●OANDA証券のスマホ版アプリ
OANDA証券では、以下3つのFXサービスを提供しております。 上記3つのFXサービスでは、それぞれスマホ版もご用意しております。 PC版とスマホ版は連動しており、ポジションチェックや注文の発注など、どのデバイスでも対応可能です。 ![]() |
3.主婦がFXを始める2つのデメリット
主婦の方がFXを始めるデメリットは、主に2つあります。
- 1.家族の理解を得られない可能性がある
- 2.一定の利益を上げると扶養から外れてしまう可能性がある
【デメリット1】 家族の理解を得られない可能性がある
FXは危険なイメージをお持ちの方も多いです。
主婦の方がFXを始めようと思っても、配偶者やパートナーの理解を得られない可能性があります。
しかし、配偶者やパートナーの理解を得られないまま内緒でFXを始めるのはおすすめしません。
なぜならば、損失を発生させた際に打ち明けられないからです。
損失を発生させた際に誰にも言えないと、精神的負担が高まります。
家事・育児など、本来行うべき主婦の仕事が疎かとなってしまう可能性もあります。
主婦の方がFXを始めるのであれば、まずは配偶者やパートナーと話をして理解を得てから始めましょう。
【デメリット2】 一定の利益を上げると扶養から外れてしまう可能性がある
主婦の方がFXを始める際に気をつけるべき点は、「税金」です。
FXの税金は、雑所得(申告分離課税)に分類されます。
税率は、以下の通りです。
- ・FXの税率=所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%

FXで確定申告を行う方法は、以下の通りです。
- ・会社員で給与所得がある方は、FXで年間20万円以上の所得がある場合
- ・学生や主婦など給与所得がない方は、FXで年間48万円以上の所得がある場合
主婦の方はFXで年間48万円以上の利益が発生すると、確定申告が必要です。
またFXで年間48万円以上の利益が発生すると、確定申告だけではなく「配偶者控除」の条件からも外れます(配偶者特別控除を除く)。
つまり、配偶者の所得税が高くなってしまいます。
さらにFXの年間所得が130万円を超えてくると、配偶者の社会保険の扶養からも外れ、年金や社会保険料などを自分で支払わなければなりません。
このようにFXを始める際は、税金の知識についても身に付ける必要があります。
上記で解説した税金については、2022年2月4日に記載したものであり、OANDA証券の認識です。
税金に関する法律は改正されるので、詳細は税理士や税務署などへご相談ください。
OANDA証券では、FXの税金や確定申告について、専門家による監修記事をご用意しております。
詳細については、以下よりご確認ください。
参考記事:FXの税金はいくらから?税率や計算方法などを公認会計士が解説
参考記事:FX確定申告のやり方|必要書類や書き方、記入例などを紹介
4.主婦がOANDA証券でFXを始めるために必要な6つの手順
OANDA証券で主婦の方がFXを始めるために必要な手順は、以下の6つです。
- 1.OANDA証券の口座開設を行う
- 2.FXの基礎知識を勉強する
- 3.証拠金を用意して入金をする
- 4.通貨ペアを選ぶ
- 5.相場分析を行う
- 6.注文を発注して取引を行う
【手順1】 OANDA証券の口座開設を行う
主婦の方がOANDA証券でFXを始めるには、まずOANDA証券の口座開設が必要です。
以下のボタンをクリックして、必要な情報を入力の上、口座開設を行います。
口座開設の詳しいやり方については、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説
【手順2】 FXの基礎知識を勉強する
FXの口座開設が完了したらすぐに取引を行うのではなく、まずはFXについて詳しく勉強をしましょう。
そもそもFXがどのような投資なのかや利益を得る方法など、基本的な知識を知っていないとFXで利益を得ることは難しいです。
初心者の方は、まず以下の基礎知識について勉強をしましょう。
- ・FXで利益を得る仕組み
- ・FXの専門用語
FXで利益を得る方法は、為替差益とスワップポイントの2種類があります。
ここでは基本的な為替差益について解説するので、スワップポイントについては以下の記事をご参考ください。
参考記事:スワップポイントとは?仕組みや計算方法、運用方法などを紹介
為替差益とは、価格の変動によって損益が発生する仕組みです。
例えば、1ドル100円の時に、米ドルを購入します。
価格が上昇して101円で決済を行えば、1円(101-100=1)の利益が発生します。

トレーダーと呼ばれる方たちは、為替差益を狙い取引を行います。
FXを始めるなら、必ず覚えておきましょう。
続いて、FXに関する専門用語です。
前述した為替差益やスワップポイントも専門用語ですが、レバレッジやスプレッドなど他にもまだまだあります。
全て覚えるのは時間がかかるので、まずは以下の専門用語は覚えておきましょう。
専門用語 | 意味 |
---|---|
円安・円高 | 円安:円の価値が安い状態 円高:円の価値が高い状態 |
レバレッジ | 預けた証拠金の何倍も大きな取引を行える仕組み |
スプレッド | 売値と買値の差、手数料のようなも |
ロスカット | 一定の含み損が発生すると、強制的に決済される仕組み |
損切り(ストップロス) | 損失を確定させる行為 |
このように、FXには様々な専門用語が存在します。
専門用語一覧については、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:FXの用語一覧集
●OANDA証券が提供する基礎コンテンツ
OANDA証券では、初心者向けの基礎コンテンツを豊富に提供しております。 ![]() これからFXを始める主婦の方には、「FXはどのように始めるの?」「FXはどのように取引を行うの?」など、基本的な疑問があると思います。 OANDA証券では、FXの始め方や取引のやり方など、実際の図を用いたコンテンツの提供を行っています。 参考記事:FX初心者の方向け基礎コンテンツ一覧 |
【手順3】 証拠金を用意して入金をする
口座開設が完了してFXの知識を身に付けたら、取引に必要な証拠金(口座に入金する資金)を入金します。
前述した通り、OANDA証券では約4円(1ドル100円計算)からの少額取引が可能です。
だからと言って、ギリギリの証拠金で取引を始めるのはやめましょう。
なぜならば、ロスカットのリスクを高める恐れがあるからです。
大きな損失から投資家を守ってくれるロスカットですが、執行されると証拠金の大半を失ってしまいます。
少額からとはいえ、ロスカットのたびに資金を追加で入金すれば、やがて大きな損失を発生させます。
始めに用意する証拠金に正解はありませんが、余裕を持った証拠金を用意しましょう。
OANDA証券では、お客様の口座資産や取引数量などからロスカット水準を計算するツールを提供しています。
どのくらいの変動でロスカットが執行されるのかを判断できるので、預ける証拠金を決めるのに活用してください。
参考記事:証拠金・損益シミュレーション
【手順4】 通貨ペアを選ぶ
証拠金の入金が完了したら、取引をする通貨ペアを選択します。
通貨ペアとは、2ヵ国間の通貨の組み合わせです。
例えば、「米ドル/日本円(USD/JPY)」や「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」などがあり、50種類以上の通貨ペアが存在します。
数ある中から自分に合った通貨ペアを選ぶのは難しいので、まずは「米ドル/日本円」から取引を始めてみましょう。
「米ドル/日本円」は、他の通貨ペアと比較して、取引量が多く比較的値動きが安定している傾向があります。
また、日本人に馴染みのある通貨でもあり、情報の取得がしやすい点もあります。
リスクの低さや情報が取得しやすいといった点から、「米ドル/日本円」は初心者の方も取引を行いやすい通貨ペアです。
「米ドル/日本円」以外の取引をお考えの方は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:FXのおすすめ通貨ペアは?選び方や初心者向け通貨ペアを解説
【手順5】 相場分析を行う
取引をする通貨ペアの選択後、すぐに取引を行うのではなく相場分析を行いましょう。
FXは「上がりそう下がりそう」といった勘や値ごろ感での取引を行っても、利益を得ることは難しいです。
相場分析を行い、根拠のある取引が利益を上げることに繋がります。
FXには、以下2種類の相場分析方法があります。
- 1.テクニカル分析
- 2.ファンダメンタルズ分析
初心者の方向けの分析方法は、テクニカル分析です。
過去の値動きから将来の値動きを予測するテクニカル分析は、価格という一つの情報を分析すればよく、多くの情報量を必要としません。
一方ファンダメンタルズ分析は、国の政治や経済動向などありとあらゆる情報を取得する必要があります。
初心者の方には、やや難易度が高い分析方法です。
そのため、初心者の方はテクニカル分析から覚えるのが良いでしょう。
ファンダメンタルズ分析について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
テクニカル分析では、テクニカル指標(インジケーター)というものを使います。
例えば、移動平均線やボリンジャーバンドなどが有名です。

移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標は、使い方を覚えてしまえばすぐ取引に活用できます。
使い方もシンプルであり、それほど難しくはありません。
OANDA証券では、移動平均線やボリンジャーバンドなど様々なテクニカル指標の使い方を詳しく解説しています。
テクニカル分析について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:テクニカル分析とは?相場分析のやり方やファンダメンタルズ分析との違い
【手順6】 注文を発注して取引を行う
相場分析を行い売買戦略を立てたら、注文を発注して取引を行いましょう。
FXの注文方法は、主に以下7種類あります。
- 1.成行注文
- 2.指値注文
- 3.逆指値注文(ストップ注文)
- 4.IFD注文
- 5.OCO注文
- 6.IFO注文
- 7.トレールストップ注文
初心者の方は、まず1~3の成行注文・指値注文・逆指値注文(ストップ注文)を覚えましょう。

成行注文は、今すぐ取引を始めたいときに使う注文方法です。
例えば、1ドル100円の時に注文を発注すれば、1ドル100円で注文が約定(取引が成立)します。
またスリッページの発生で指定した価格よりも不利な価格で約定する場合もあります。
指値注文は、現在の価格よりも有利な価格を指定して発注する注文方法です。
例えば、現在価格が1ドル100円と想定して、99円まで下落したら買いたいと考えます。
99円に指値の買い注文を発注しておけば、価格が99円まで下落した際に自動で注文が約定します。
逆指値注文(ストップ注文)は、現在の価格よりも不利な価格を指定して発注する注文方法です。
例えば、1ドル100円で買いのポジションを保有していると想定して、99円まで下落したら損切りを行いたいと考えます。
99円に売りの逆指値注文を発注しておけば、価格が99円まで下落した際に自動で注文が約定します。
成行注文・指値注文・逆指値注文(ストップ注文)の具体的な発注方法については、以下の記事を参考にしてください。
その他、IFD注文やOCO注文などについても、詳しく解説しています。
参考記事:FXの注文方法はどんな種類があるの?使い方や設定方法などを解説
OANDA証券でFXを始めるために必要な手順は以上です。
FXのスキルを上達させるには、実際に取引を経験することが大切です。
証拠金の入金から決済までの具体的なやり方は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
参考記事:FXのやり方|取引から決済までを実際の画面で解説【初心者向け】
また、いきなり実際の資金で取引を行うのに抵抗がある方は、デモトレードの提供も行っています。
デモトレードとは、仮想資金を使い実際の取引が体験できるサービスです。
万が一取引に失敗しても実際の資金が減るわけではないので、気軽にFXを体験できます。
デモトレードでFXを体験してみたい方は、以下よりデモ口座を開設していただけます。
OANDA証券のデモトレードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:FXのデモトレード|OANDAならMT4/MT5で取引体験ができる
5.主婦がFXで失敗する3つの原因とその対策
主婦がFXで失敗する主な原因は、主に3つあります。
- 1.生活費で取引を始めてしまう
- 2.早く利益を得たいと考えてしまう
- 3.損失を受け入れられない
【失敗する原因1】 生活費で取引を始めてしまう
FXを始める資金が無いからと言って、生活費で取引を始めてしまう主婦の方がいます。
しかし生活費での取引は、「損失を出せない」プレッシャーから精神的負担の高い取引です。
そのため冷静な判断ができず、大きな損失を発生させてしまう可能性もあります。
また生活費を使ってしまうと、損失を出した場合に生活ができなくなってしまいます。
最悪の場合は、消費者金融や知人などに借金をしてしまうかもしれません。
FX以外でのトラブルにも発展するリスクもあるので、生活費で取引を始めるのはやめましょう。
【対策】余剰資金で取引を始める
FXは、余剰資金で取引を始めましょう。
余剰資金とは、生活費や非常時などに蓄えているお金以外を指します。
又は、無くなっても生活に影響が出ないお金のことです。
余剰資金で取引を始めることで、「損失を出せない」といったプレッシャーを軽減できます。 その結果、精神的負担を抑えた取引が可能です。
感情的な取引は、大きな損失を出すリスクを高めます。 FXでは常に冷静な判断が必要であり、そのためにも余剰資金で取引を始めましょう。
【失敗する原因2】 早く利益を得たいと考えてしまう
初心者の方は、FXで早く利益を得たいと結果を求める傾向にあります。 例えば、高いレバレッジで大きな損失を発生させるのは、初心者によくある失敗例の一つです。
高いレバレッジでの取引は資金効率の良い取引が可能ですが、同時に大きな損失を発生させるリスクも高まります。 取引スキルや経験が浅い初心者の方には、難易度が高い取引方法です。
また何度も取引を繰り返し行う「ポジポジ病」も、典型的な失敗例の一つです。
初心者の方は早く利益を得たい気持ちから、根拠のない取引を繰り返し行う傾向があります。
高いレバレッジでの取引やポジポジ病は、言い換えれば「早く利益を得たい」といった感情に任せた取引です。
FXはプロのトレーダーでも損失を発生させます。
「早く利益を得たい」といった感情に任せた取引を行えば、FXで大きな損失を発生させてしまうでしょう。
【対策】初めは利益を得るよりもリスク管理のスキルを身に付ける
FXで長期的に利益を上げ続けるには、初めは利益を得るよりもリスク管理のスキルを身に付けることが大切です。
FXはたった1回の損失で、これまで積み上げてきた利益を失ってしまう可能性があります。
仮にどんなに勝率の高い取引スキルを身に付けても、リスク管理ができなければいずれ大きな損失を発生させてしまいます。
勝率の低い初心者の方であれば、さらなる大きな損失を発生させてしまうかもしれません。
利益を期待するよりも、まずはリスク管理を身につけましょう。
以下の記事では、リスク管理の一つである「リスクリワード」のやり方について詳しく解説しています。
ぜひ、ご参考ください。
参考記事:FXのリスクリワード比率とは?計算ツールや改善方法を解説
【失敗する原因3】 損失を受け入れられない
FXを始めたばかりの初心者の方は、損失を受け入れられない傾向があります。
損失を受け入れられない主な感情は、「これ以上損失を発生させられない」「今までの損失を一気に取り返したい」などです。
例えば、含み損が含み益に転じるまで粘ろうとするケースは、結果的に大きな損失を発生させます。
仮に運よく何回かは含み益で決済できたとしても、長くは続きません。
損失を受け入れられないのは、感情に任せた取引の一種です。
一時的な感情で損失を先延ばしにすれば、さらなる損失の拡大に繋がるでしょう。
【対策】損切りのスキルを身に付ける
FXでは損失を確定させる行為を、「損切り」と呼びます。
損失の拡大を防ぐためにも、損切りのスキルを身に付けましょう。
損切りの具体的なやり方は、主に以下3つです。
- ・金額で決める
- ・pipsで決める
- ・テクニカル分析を活用して決める
また損切りは判断力が必要であり、初心者の方がすぐに実行するのはやや難しいです。
なかなか損切りの判断ができない方は、「逆指値注文(ストップ注文)」を活用すると良いでしょう。
以下の記事では、損切りの具体的なやり方や逆指値注文のやり方などについて詳しく解説しています。
損切りを覚えたい方は、ぜひご参考ください。
参考記事:FXの損切りとは?ルールの決め方や損切り目安を予測する分析ツール
●「OANDAオーダーブック」なら損切り目安を決めやすい
OANDA証券では、取引に役立つオリジナルツールやインジケーターの提供を行っています。 つまり新規注文やストップロスなどが、どの価格に溜まっているのかが分析可能です。 ![]() 将来の価格がどのように動くのかを予測でき、エントリーや損切りなどのタイミングを決める際に役立つツールです。 OANDA証券では、取引に役立つオリジナルツールを定期的に開発して提供を行っております。 参考記事:OANDAオーダーブック |
まとめ
最後に、本記事で紹介したポイントをまとめておきます。
- ●FX会社の口座を開設できれば、主婦の方もFXを始められる
- ●24時間取引できることや少額から取引を始められ、主婦の方も始めやすい投資
- ●まずは家族の理解を得てから始める
なお、OANDA証券では、FX初心者向けコンテンツを豊富に提供しております。
これから学びながらFXを始めようと思っている方は、ぜひ以下のコンテンツを参考にしてみてください。
FX初心者にオススメのコンテンツ

これからFXを始める初心者の方向けに、豊富なコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもFXをスムーズに始めることが可能です。またOANDAの口座保有者だけが使えるOANDAオリジナルインジケーターも提供しています。是非OANDAの口座開設をご検討ください。
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから