fxTrade 操作マニュアル(iPad版)

第3章 レート・チャート画面

13.テクニカル指標の種類・用語解説

【用語解説】

ADX(平均方向性指数) J. ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが開発したもので、ADXとは平均方向性指数を指します。価格トレンドの存在を確認すると広く考えられています。
ATR(平均トゥルーレンジ) J. ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが開発したもので、ATRはボラティリティインジケータであり、平均トゥルーレンジを表します。
オーサムオシレーター 以前のより多数の期間のモメンタムに対する、直近の複数の期間の市場モメンタムを示すヒストグラムです。このインジケータは、(より長期のモメンタムと比べ) 現在市場で発生していることを示すためのもので、一部のトレーダーは売買の決定にシグナルを使用しています。
BoP BoPは、イゴール・リヴシン氏(Igor Livshin)により開発されたもので、トレンドが継続状態なのかそれとも天井や底に位置する状態なのかを判断するためのテクニカル分析です。
商品チャネル指数(CCI) 周期的な傾向を明らかにするためのもので、周期的に高値と安値を付けるコモディティやその他のサイクルに最も適しています。CCIはサイクルの長さを表すものではないことに注意してください。サイクルの開始時期と終了時期を統計分析を使用して検出するためのもので、移動平均と除数を統合し、可能性のある取引範囲と実際の範囲の両方を表しています。
アルティメットオシレーター ラリー・ウィリアムズが開発したものです。アルティメットオシレータでは、3つのオシレータの加重合計を使用し (通常 7、14、28 期)、1期間のみを使用するインジケータで発生する変動を平滑化します。オシレータは「0」から「100」の実践でプロットされます。
MACD MACDは「マックD」と呼ばれ、移動平均収束/拡散を意味し、ジェラルド・アッペルが発明しました。単純なインジケータの1つですが、非常に信頼性が高いと考えられています。価格変動の大きな市場で特に有効と考えられています。MACD曲線はゼロを挟んで上下するため、MACDインジケータはオシレータとされています。オシレータには上限や下限はありません。
モメンタム レートの変化の速度を表します。モメンタムの速度が低下する場合、方向性が変化する可能性があるものと解釈されます。
ROC 価格変化率を測定するためのオシレータです。さまざまな方法で使用されます。トレンドの追跡に使用する場合もあれば、買われすぎや売られすぎを特定するオシレータとして、またROCが100と交差した際にシグナルとして使用する向きもあります。
RSI ウェルズ・ワイルダーが1978年に開発したもので、高値と安値との間の相対的な変化を表します。このインジケータの値は0から100の間を取るため、オシレータとなります。
ストキャスティクスRSI 0から1の間の値を取るオシレータで、n期の範囲に対するRSIインジケータのレベルを表します。
ファストストキャスティック 「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するための指標の一つで、一定期間の価格のレンジの中で直近の終値が相対的にどのレベルに位置するか見るための指標です。
スローストキャスティック 「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するための指標の一つで、一定期間の価格のレンジの中で直近の終値が相対的にどのレベルに位置するか見るための指標です。やや遅行性がありますがファストストキャスティクスと比べてダマシが少ないのが特徴です。
フルストキャスティック フルは期間設定をより自由にしたスローのストキャスティクスになります。
標準偏差経路戦線 標準偏差は、複数の期間の引け値と平均価格との間の差を統計的に測定するものです。目標為替レートのボラティリティの良いインジケータとなります。標準偏差が大きいほど、ボラティリティは高くなります。標準偏差がピークを付けた場合、多くの場合レートの方向性が変更するシグナルと解釈されます。最高に達した場合、レートは下落、最低を付けた場合、レートは上昇すると予測されます。
ウィリアムズ%R ラリー・ウィリアムズにより開発したもので、買われすぎ、売られすぎの水準を判断するために利用されます。当日の価格が値動きの中のどこに位置するかを表しており、当日の高値に近い程数値が小さくなり、逆に安値に近づくほど数値は高くなります。