オアンダラボ 30の戦略

Point and figureを使ったトレンド分析のやり方

Point and fiqure チャートの特徴

Point and Figure chart(ポイント&フィギュアチャート)は時間の経過に併せて左に動くローソク足のような時間軸チャートとは違い一定額の価格の反転が起きた際に左にスライドする非時系列のチャートでFX市場でも古くから用いられています。

ポイント&フィギュアは価格に動きが無ければ変化の無いチャートになります。ポイント&フィギュアを使うと時間の経過によるノイズが無い価格の動きをチェックできるため、価格のトレンド(方向性)を把握しやすくなるというメリットがあります。

価格のトレンドを見出す上で注目すべきは、サポートやレジスタンスが挙げられるほか、保ち合いやヘッド&ショルダーなどが挙げられます。

 

サポート、レジスタンス

ポイント&フィギュアチャートは価格変動があった場合にのみ動くチャートであるため、サポートやレジスタンスを見つけやすいという特徴があります。

同水準が複数回サポートやレジスタンスになっている場合はその水準を抜けると勢いづく可能性が高まります。

sline

 

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フォーメーション分析

このポイント&フィギュアチャートでは通常のローソク足チャート同様にフォーメーション分析により、価格の方向性を見出すことができます。

フォーメーション分析の代表的なものは以下のようなものになります。

 

三角保ち合い

ポイント&フィギュアと言えば、三角保ち合いが有名です。三角形を形成するように価格が収縮していき、均衡を破った方へ価格が大きく動く可能性が高まります。

下の図のようにきれいに出来ないことも多いですが、このように価格が均衡した後に動きが活発化する場面は多く見られると思います。

pff1

 

ヘッド&ショルダー

ヘッド&ショルダーは価格の上昇が続いた後のピーク時に出現するパターンとなります。

高値更新に失敗し、直近の安値を割り込むような動きとなり、下落が勢いづくパターンです。

ローソク足チャートでは頭と両肩のような形となり分かりやすいのですが、ポイント&フィギュアの場合は頭と肩のような形には見えないため、慣れないと見つけにくいかもしれません。

FX相場では出現すると比較的成功率の高いパターンのため、見逃さないように注意しましょう。

また、上下が逆になった状態の逆ヘッド&ショルダーが安値圏で出現した場合は反対に反発の可能性が高まります。

pff2

 

ダブルトップ、ダブルボトム

ダブルトップはヘッド&ショルダーに近い形で高値圏で登場するパターンで、FX相場でも多々出現するチャートパターンです。高値更新に失敗し、直近の安値を割り込み下落が勢いづく可能性が高まります。

安値圏でダブルトップを上下逆にしたダブルボトムの場合は反発が勢いづく場面で出現するパターンです。

 

pff3

 

これらのFX相場でよく表れるパターンをポイント&フィギュアチャート上で見つけ出すことができれば効率よくエントリーのタイミングを探ることができます。

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