用語解説

FXのスプレッドとは?他社との比較や計算方法、広がる原因を解説


FXのスプレッドとは?


スプレッド
※画像は2021年11月10日時点

FXのスプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の差です。例えばテレビのニュース等で「本日の東京外国為替市場の円相場は1ドル110円~100.5銭で推移している」と聞いたことがあると思います。

この場合は1ドル110円が売値、1ドル100円5銭が買値です。このように通貨を売買する際は、買値と売値に差ができます。FXも同様に売買する際は買値と売値の差が発生し、その差がスプレッドです。

またスプレッドはFX会社や通貨ペア、相場状況などによって変わります。特にスプレッドが広がりやすい時間帯での取引は避けるようにしましょう。


FXのスプレッドと手数料の違いは?


FXの取引手数料とは、売買が成立した際に発生する売買手数料のことです。FXでは一般的に手数料は無料ですが、取引時にスプレッドが発生します。つまり手数料=スプレッドと考えるのが良いでしょう。

FXの手数料は基本無料|OANDAではリアルスプレッド№1を目指す


FXのスプレッドにある「原則固定」とは?


原則固定のイメージ画像(OANDA)
※画像は2021年11月10日時点

スプレッドが表記してある部分に「原則固定」という言葉が記載されていると思います。原則固定とは、原則スプレッドは固定してあるという意味です。例えばスプレッドが0.3銭(原則固定)と記載されていれば、原則0.3銭からスプレッドは変動しません。

しかし例外がある場合は、スプレッドが変動する可能性もあります。スプレッドが変動する原因や時間帯については、後程詳しく解説します。


FXのスプレッドで未実現損失が計上されるタイミング


多くの方はスプレッドは支払うものや引かれるものと思っている方も多いと思います。しかしスプレッドは支払うものや引かれるものではなく、取引開始時点でスプレッド分の未実現損失が計上されるだけです。未実現損失とは簡単に言うと、まだ実現していない損失のことです。

未実現損失が計上されるタイミングについては、以下動画を御覧ください。

スプレッドが引かれるタイミング
※動画は2021年11月10日時点

FXでは注文が約定すると未実現損失として計上され、マイナス収支からのスタートです。仮にリスクリワードが1:1の取引手法の場合、未実現損失として計上されるため取引を続けても利益を得られない可能性があります。

FX資金管理のやり方①リスクリワードレシオ、勝率について

FXで長期的に利益を上げ続けるためには、リスクリワードが最低でも1:2以上なければ難しいことが分かるでしょう。FXの手法に関しては、以下コンテンツを参考にしてください。

FXの手法とは?決め方や初心者でも使いやすいシンプルな手法も紹介


FXのスプレッドの計算方法


FXの実質的な手数料はスプレッドです。実際にはどのくらいのコストなのでしょうか?スプレッドの計算方法は、以下の通りです。

  • 取引コスト=スプレッド×取引数量

例えばスプレッドが0.3銭、取引数量が1,000通貨で取引をするとします。「0.3銭×1,000=3」となり、取引時に3円のスプレッドが引かれると求めることが可能です。

また取引数量によって引かれるスプレッドが変わります。上記と同条件で、10,000通貨で取引をするとします。「0.3銭×10,000=30」となり、取引時に30円のスプレッドが引かれると求めることが可能です。


FXのスプレッドが広がる原因や時間帯


スプレッドは原則固定でも、例外があれば広がります。スプレッドが広がる原因や時間帯について詳しく解説します。


日本時間の早朝


日本時間の早朝は、スプレッドが広がりやすい時間帯です。なぜならば3大市場(米国市場・欧州市場・東京市場)が閉まっているため、流動性が低い時間帯だからです。

ここでの流動性とは、売りたい人や買いたい人を指します。流動性が低いと、スプレッドが広がりやすいと言えます。

また市場の流動性が低い時間帯では相場が急変しやすく、急な価格の変動も発生しやすい状況とも言えるでしょう。

市場の流動性が低いことや相場の急変動が起こりやすいなどの理由から、日本時間の早朝に取引をするのはおすすしません。


重要な経済指標が発表される前後


重要な経済指標が発表される前後の時間帯は、スプレッドが広がりやすい時間帯です。例えば米国の雇用統計や政策金利などの発表前後は、相場が急激に変動しやすくスプレッドが広がる傾向もあります。

経済指標は毎日発表されますが、曜日ごとにどの経済指標が発表されるのかは違います。取引を始める前は、発表予定の経済指標を確認しておくと良いでしょう。

弊社では1日にどの経済指標が発表されるのかをカレンダー形式で紹介しています。取引前に、ぜひご活用ください。

経済指標カレンダーの確認はこちら


突発的な事案が発生した時


突発的な事案が発生した場合、スプレッドが広がる場合もあります。例えば金融危機や災害、テロなどです。

また大統領や中央銀行総裁などの要人発言も、スプレッドが変動する要因です。要人発言に関しては「経済指標カレンダー」より確認できます。しかし突発的な事案については対処することが難しいと言えます。

この先どうなるか分からないFX相場だからこそ、日頃からリスクを抑えた取引が大切です。弊社では初心者の方向けに、FXの始め方やリスクを抑えた取引のやり方などのコンテンツを数多く提供しています。ぜひ参考にしてください。

FX初心者向け入門講座|覚えるべき基礎知識ややるべきことを紹介


OANDAと他社のスプレッドを比較


OANDAと他社のスプレッドを、以下の表で比較します。

                                                                                     
通貨ペア OANDA
(東京サーバー)
A社 B社
米ドル/円
(USD/JPY)
0.3銭
(原則固定 例外あり)
0.2銭
(原則固定 例外あり)
0.2銭
(原則固定 例外あり)
ユーロ/米ドル
(EUR/USD)
0.5銭
(原則固定 例外あり)
0.4銭
(原則固定 例外あり)
0.3銭
(原則固定 例外あり)
ポンド/米ドル
(GBP/USD)
0.8~0.9銭
(原則固定 例外あり)
1.0銭
(原則固定 例外あり)
0.8銭
(原則固定 例外あり)

2021年11月10日時点

またFX会社を、スプレッドの狭さだけで選んでいる方も多い傾向にあります。しかし取引コストとなるのは、スプレッドだけではありません。

スプレッドの狭さだけでFX会社を選んでしまうと、取引コストは抑えられないと言えます。その理由は、後程詳しく解説します。


OANDAの各取引コースのスプレッド比較


弊社では取引スキルに合った、コースをそれぞれ提供しています。取引コースによって各通貨ペアのスプレッドが変わるので、詳しく解説します。

                                                                                                                                                                                                                                                                 
東京サーバー
500K
東京サーバー
1MM
ベーシックコース
( NYサーバー)
プロコース
( NYサーバー)
USD/JPY0.3銭0.3銭0.4銭0.8銭
EUR/USD0.5pips0.5pips0.5pips0.8pips
EUR/JPY0.4〜0.5銭0.4〜0.5銭0.7銭1.3銭
AUD/JPY0.6〜0.7銭0.6〜0.7銭1銭1.6銭
GBP/USD0.8〜1.2pips0.8〜1.2pips1.1pips1.3pips
GBP/JPY0.9〜1.2銭0.9〜1.2銭1.4銭2.8銭
AUD/USD0.9pips0.9pips1.1pips1.4pips
ZAR/JPY1銭1銭1.3〜1.4銭1.3〜1.4銭

※上記の表記は2021年11月10日時点のもの

弊社のスプレッドはすべて、原則固定です。ただし例外的な事象が起こればスプレッドは変動するので、ご注意ください。弊社のスプレッドについては、以下コンテンツを参考ください。

スプレッドの確認はこちら


スプレッドの狭さでFX会社を選ぶ際の注意点


スプレッドは取引コストなので、狭いほど取引コストを抑えた取引が可能です。しかし見かけだけのスプレッドで取引コストが抑えられるのかといえばそうではありません。なぜならばスリッページや約定スピードも取引コストに影響するからです。

スプレッドがいくら狭くても、約定スピードやスリッページが発生すればその分取引コストがかかります。結果的により多くの取引コストが発生してしまう可能性もあるでしょう。

例えばOANDAの米ドル/円のスプレッドは0.3銭であり、0.2銭を提供している他社と比べ表面的なコストとしては見劣りしています。しかし0.2銭のスプレッドを提供しても、0.3銭のスリッページが発生すれば実際の取引コストは0.5銭です。

スリッページとは?許容スリッページの設定方法も紹介

また約定スピードも同様です。例えば1ドル100円で買いたいので注文を発注したとします。100円1銭になってから約定すれば、取引コストは1.0銭にも膨れます。このように約定するまでに時間がかかってしまえば、価格はその間も動いているので期待した価格で約定できないかもしれません。

約定のスピードの重要性

このようにスプレッドだけではなく、スリッページや約定スピードは見えないコストとしてあなたのトレード戦略、成績に大きく影響します。表面的なスプレッドの狭さだけではなく、スリッページ、約定スピードも確認、比較することをおすすめします。


OANDAではリアルスプレッド№1を目指す


弊社では見せかけだけの狭いスプレッドではなく、リアルスプレッド№1を目指しています。弊社が考えるリアルスプレッドとは、見えているスプレッド+約定力です。約定力も強化することで、本当の意味で最狭水準のスプレッドをお客様に提供できると考えます。

また公平・公正な取引環境を目指すために、約定までの時間やスリッページの発生状況などの情報を公開しています。ぜひ高性能で安定したインフラを提供する弊社で取引をご検討ください。

約定スピードやスリッページ情報はこちら

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FXについてさらに詳しく学びたい方は、以下のコンテンツをご参考ください。

FXとは何か?これからFX投資を始める初心者の方向け基礎知識

FX初心者向け入門講座|覚えるべき基礎知識や始め方を紹介

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